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2009/02/12

タイ首相との会談――日本の民主党も是非政権交代を

Ap1 先日タイのアピシット首相が訪日され、お会いする機会がありました。アピシットさんとは、前回のアジア金融危機の直後に(1998年)、私が民主党の調査団としてタイを訪問した際に初めてお会いしました。

もう、いまから10年前ということになりますが、当時まだ30代で、首相府の閣僚、いわば官房長官あるいはスポークスマン的な役割を果たしておられました。大変若い、そして好感の持てる政治家でした。

その後、私が民主党代表となったときに、ASEAN各国を訪問するなかで、タイでお会いしました(2004年)。そのときには、タイ民主党の副党首、野党第一党の副党首という立場でした。

今回、その民主党を中心とした政権ができて、首相として日本を訪問されたわけです。就任して1カ月少々という忙しいなか、外国訪問国として、近隣国であるラオスに次いで、あえて日本を選んで来られました。日本に対するアピシット首相の思いが伝わってきます。

久しぶりにお会いして私がお話ししたことは、「いま大変な経済・金融危機で日本も苦しんでいる。そういう中にあって、前回の金融危機の際に欧米資本はどんどんタイから引き上げたが、日本の企業は、例えば現地に進出している工場などもタイから撤退することなく留まって頑張った。今回も非常に厳しいが、日本の企業は努力すると思う」ということを申し上げました。

アピシット首相も危機感は当然持っておられるわけで、輸出比率が17~18%の日本ですら、アメリカ資本の縮小に伴ってこれだけ大きな影響を受けている。タイのように輸出比率がGDPの6~7割というような国であれば、その影響はさらに格段に深刻になることが予想されます。そういう中で、是非日本にもしっかりと支援をしてもらいたいという思いが伝わってきました。

タイは非常に親日的な国で、日本の皇室とタイの王室には長い交流があります。是非大事にしたいものだと思います。

若いアピシットさんが、選挙ではありませんが前政権の崩壊を受けて与野党逆転し、首相になられました。是非日本の民主党もそれにあやかって早く政権交代したい、是非次の選挙で政権交代したい――。改めてそう思いました。

※ブログの動画版はこちら

コメント

地球人

日本はほんとに恥ずかしい国です。
タイの方が進んでいます。
政権交代して、一度財政の中身調べた方がよいのに、民主党は頼りない、やはり自民党なんて、言っている人がまだいる。
小泉さんが出てきたから、また、風が吹くのでしょうか。
派遣の失政で今大変ですから、小泉さんの前に、派遣の人たちに集まってもらい、
窮状を訴えてもらうとよいです。

中西洋一

政権交代、実現してください。そのためにも、一刻も早い選挙を!

地球人

新自由主義という経済植民地政策の名の元、最初に犠牲になったのがタイと聞きます。
欧米思想は、育てるという意識がなくて、果実をもぎ取るような思考法です。
ギルガメシュでは、森の民と、木を切る民が闘って、森の民が負けたとあるそうです。
そして、中東はあの状態です。
東北の神社などには、祖神が、大陸北東部の騎馬民族森を守る民族という神社もあります。
木を切る民に負けた、森の民は、アジアに来たのかなと空想します。
タイの人たちも森の民の末裔のように思えます。
派遣という雇用法はまさに、木を切り、その後植えない思想。
やはり、人を育てるという、森の民的思想に世界がたち返る時期と思います。
環境問題にも日が当たりましたし。

俵 俊徳

タイ国の政情が二転三転のうえ、アビシット首相就任。
タイの経済は御指摘のように貿易輸出の比重が高い、特にグローバル化による加工組立て工業によって高い成長をとげてきたようです。
アジア成長国の優等生でもあったと思われますが、いくつかの問題点・課題があるでしょう。
1)輸出依存率が高い
2)基礎産業、製造業が いまだ初期段階
3)技術蓄積の投資が少ない
4)国内地域格差(東北、南部地方と首都圏)
5)政治の不安定性

一方、 優れた点もあります
アセアン内で治安が良い。
国民性が平和的・温和で災害も少ない。
日本との友好関係維持、ODAも加わり
インフラ整備がすすんでいる。

今後日本は貿易関係強化にいっそう工夫をし、国民各層の交流も留意して行きたいと思う。

(元タイを含むアジアビジネス関係者 三重県菰野在住)

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