いよいよ残すところ、今年もわずかとなりました。今年1年、皆さんにとって、いかがだったでしょうか。
私は民主党代表を退いて、この1年間、大体自分が予定していたことは出来たのかなと思っています。
予算委員会、メール事件等で非常に残念なこともありましたが、私なりに小泉総理(当時)に対して、かなり骨太な議論ができたと思います。安倍総理に対しても、これは1回しかありませんでしたが、しっかりとした議論をさせていただきました。
そして、全国なるべく現場を見るということで、特に前回の衆議院選挙で落選した人を中心に全国回りもしてきましたし、あるいは若い人たちとなるべく意見交換したいということで、大学での講演も6つの大学で実現させていただきました。
海外もパキスタンやイランやケニアなど、いろんな厳しい現場に足を運んで、いい経験をさせていただいたと思っています。
こういった、要は充電の1年だったわけですが、来年は参議院選挙もあります。民主党はこの参議院選挙にしっかりと勝利をして、政権交代を目指す。小沢代表を中心に党がしっかりまとまっていけるように、私も微力ですけれども、大いに協力をしていきたいと思っています。
来年が民主党にとって大事な年である、そうなるように、私自身一生懸命努力していきたいと思います。
皆さんにとりましても、来年1年が良い年でありますように祈念して、私の年末のご挨拶とさせていただきたいと思います。
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新年明けましておめでとうございます。
正直申しましてエントリーのテーマと百パーセント合致するコメントかどうか自信がありません。しかし、岡田代議士は今回のブログで参議院選挙に関して書かれており、また、若い世代とも話しをしたいと書かれております。私は20代の若者として、そして民主党の選挙に微力ながら関係する党員として意見を述べさせて頂きたいと思います。
前述の様に私は20代です。若い世代と言っても十把一絡げに、若い世代はこういう政治的スタンスだと断じることは乱暴だと、私は私の周りの人と接していて感じます。しかし、多くの若年層と時々政治的な話をすると、多くの若者は憲法改正に対して、アレルギーが無い人が多いといえます。また、一部の巨大掲示板などでは左翼が徹底的に叩かれています。しかし、その一方で、私の印象だと、若年層は自民党にも民主党にもまた、共産党に対してすらもアレルギーを持っていないのではないかと思います。05年の選挙では当時の小泉首相が郵政民営化を訴え、勝利しましたが、若年層の支持があったからだと言われています。しかし、前述したように、彼らは総じて特定の政党に対してアレルギーを持っていないので、もし、民主党が選挙の時に分かりやすくて魅力的な政策を打ち出せば、民主党に支持が流れる要素があるのではないかと考えています。
また、次に民主党員として日々感じていることがあります。森内閣の時は、森政権は積極財政路線でした。しかし、小泉内閣になってからは財政再建路線に転じ、安倍内閣も小泉内閣を継承していると言えます。ここで、民主党の対応が難しいと思います。民主党は野党ですから、基本的にどの政権に対しても批判的なスタンスをとらざるをえないのです。しかし、自民党内で総理大臣が変わると、政府・与党の政策が変わることがあります。すると、野党である民主党も時の政権に対して批判的なスタンスをとらざるをえませんから、民主党の方針も修正されざるをえません。ここに、野党第一党である民主党の難しさがあるのではないでしょうか?この野党であるがゆえの難しさを克服しないとなかなか国民に民主党の顔が見えにくくなり参院選も意外と厳しいのではないかと考えますが、岡田代議士は「野党であるがゆえの難しさ」をどのように克服するべきだとお考えでしょうか?
投稿情報: 20代民主党員 | 2007/01/01 20:42