今日は少し映画の話をしたいと思います。
先日、妻とともに『君の涙ドナウに流れ 1956ハンガリー』という映画を観てきました。
この映画は、私が大変尊敬をしているある経済人、年間50本以上映画を観るという映画マニアの方でもありますが、その方に「10年に1本の映画かもしれない。是非観るように」と勧められて、観に行ったものです。
東京でも現時点では1館でしか公開されていませんので、地方ではなかなかまだ観ることができないかと思いますが、素晴らしい映画でした。
1956年、ハンガリー事件(ハンガリー動乱)が起こりました。ハンガリーのブダペストで、市民が駐留していたソ連軍に対して抵抗するという事件です。
この事件と同じ時期に、メルボルンでオリンピックが開かれました。そのメルボルンオリンピックでハンガリーチームは水球で金メダルを取るわけですが、この2つの出来事をお互い関連させながら描いたもので、映画としても大変成功していますし、心にズシリと訴えるもののある映画です。
自由を守る、あるいは自由を回復するということが、いかに重要であるかということを、この映画は示していると思います。
最後にテロップが流れまして、自由な国に生まれた人にはこの深刻さは分からないという趣旨のことが流れます。つまり、自由を勝ち取ることの困難さ、そして貴重さ、そういうことを訴えた映画でもあります。
いずれにしても、素晴らしい映画ですので、あまり話しますと話の中身まで話してしまいそうですので、機会があれば是非ご覧いただきたいと思います。
いつも暖かいお話ありがとうございます。私たちのため日々ご奮闘感謝しています。民主党を市民目線のすばらしい党にリードしてください。
投稿情報: 江村俊一 | 2007/11/30 21:49
いつもありがとうございます。
時々ご紹介されている映画情報とても参考になります。岡田さんの志、目線の高さをご尊敬申し上げます。近いうちに見に行こうと思っています。
投稿情報: 斜家庵 | 2007/12/01 06:59
暮れで忙しいですが、見に行きたいものです。
ところで、夏に機会があって、ドストエフスキーのカラマーゾフの兄弟「少年」という映画を見ました。
主人公の少年が、かわいらしくて、貧乏で粗末な衣服におさないからだを包み、クラスメイトから彼の父の事を馬鹿にされるのですが、必死で父をかばい、そのけなげなことといったら。
多くの人が、涙を静かに拭きながら見ていました。
岡田さんはドストエフスキーのカラマーゾフの兄弟が愛読書とブログで伺いましたので、書いてみました。
投稿情報: 地球人 | 2007/12/05 14:43
忙しい日々を送っておられるでしょうが、
ご家族ともお付き合いされてる岡田さんは素晴らしいと思います。
自分のメールの期限切れに気が付かないでいました。
注意の足りなさには程ほど参ってしまいます。
師走に向けて益々忙しくなります。
お身体にはどうぞ気をつけられてください。
投稿情報: genta | 2007/12/06 23:28
最近ホームページを拝見しています。
政治的な問題に対する分かりやすい説明にうなずくことが多々あり日本の行く末に微かな希望をもってもよいかなと思いはじめています。
さて『君の涙ドナウに流れ』ですが妻と見に行きたいと思い上映館を探すのですが
見つけられません。お手数ですがご連絡いただけると幸いです。
投稿情報: 中島 弥太郎 | 2007/12/09 11:48