李明博大統領に期待し、敗れた鄭東泳氏を思う

韓国の李明博（イ・ミョンバク）大統領が来日されました。いままでの小泉総理と盧武鉉（ノ・ムヒョン）大統領の時代と変わって、日韓関係が新しい前向きな時代を迎えたことを十分に感じさせる訪日だったと思います。

私も李明博大統領とは、前々回（２００６年１１月）訪韓した折に、まだ候補者の段階、あるいは正式には候補者にも決まっていない段階でしたが、彼のオフィスでお会いをして、３０分ほど意見交換をさせていただきました。

大統領選の最中に訪韓した際にも握手をする機会はあったのですが、現実に大統領になられて、日本とも様々な交流のあった方ですから、日韓関係はこれから大いに新大統領の下で、いい方向に力強く進んでもらいたいと期待しているところです。

同時に、実はあの大統領選挙で与党から出馬をした鄭東泳（チョン・ドンヨン）さんは、大統領選挙に敗れただけではなくて、先の国会議員選挙において落選されました。

やはり政治家というものは、非常に厳しい試練が待っているのだなと改めて感じるとともに、鄭東泳さんは私と同い年ということもあって、１０年以上、折に触れお付き合いをし、意見交換をしてきた人ですので、彼がいまどうしているのか、何を考えているのか、非常に気になるところです。

李明博大統領はもちろんですが、敗れた鄭東泳さんとも、機会があればまたどこかでお会いしたい、ゆっくり意見交換したいものだと思っています。

Comments

[投稿情報: とみん]

選挙の話のようですから、日本の選挙のことを書きます。
山口の選挙どうなるのでしょうか。
公共事業のえさで、また、自民が勝つのでは。
民主は足腰が弱い。
岡田さんのような有名な方は、各地地元の民主党議員と組んで、各地で、セミナーを開いてほしいものです。
小泉人気は、テレビしか見ない人たちに支えられています。
ラジオ、新聞、雑誌、ネットなど情報源は多種類から得る。
手早く得る方法など。
民主党はこれを、各地でセミナーを行って、お年寄りにネットまで宣伝して、根気よく行ってほしいものです。
環境問題で地味に取り組んだゴア氏のように。
岡田さんが東京でセミナーゲスト出演したら、私はいくと思います。
民主は地元の足腰が弱すぎるのでは。
自公の泥臭い方法ではない、民主なりの宣伝方法があると思います。

[投稿情報: 牧 信一]

「政治家としての試練」
確かに「職業としての政治」にも政治家には多くの課題があり、大変な職業です。　　また、逆にそれだけに重要なな職業であると思います。

また、選ばれた政治家のもつ資質･能力により、その国の政治的な成熟度が決まるというのも真実です。　政治を貶めることなく、シニカルに見ることもなくそして傍観もしないの事が政治に対する第一歩であると感じました。