韓国の盧武鉉(ノ・ムヒョン)前大統領が自殺をされました。
盧武鉉前大統領とは、私が民主党代表時代にもお会いしたことがあり、非常に親しみの持てる人だと受け止めていましたので、大変残念なことです。
もちろん、盧武鉉前大統領、そして小泉元総理のもとで、日韓関係が緊張を強いられた時期もありました。私は、新しい大統領が出てきて、もう少し日韓関係が深まると期待していただけに、失望を禁じえなかったことも事実です。
しかし、いずれにせよ、多くの韓国の国民に支持をされて当選をした、そして政治改革を訴えた盧武鉉前大統領が、違法献金疑惑の中で自ら命を絶ったということは、本当に残念なことだと思います。
台湾でも新しい政治を訴えて総統になった陳水扁前総統が、同じように、周りの家族の違法献金の問題で、いま台湾は大きな騒ぎになっています。
盧武鉉前大統領、陳水扁前総統と、新しい政治を切り開くのではないかと期待されて出てきた人たちが、いずれも、最も批判していた政治とカネの問題で、自らも疑惑の渦中の人になるということは本当に残念なことだし、韓国や台湾の民主主義にとって、残念ながら、足かせになってしまった。
非常に残念なことだと思っています。
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