先ほど衆議院本会議が開かれ、解散が宣言されました。したがって、現時点で私は衆議院議員ではありません。
私にとりまして、この解散劇は6回目になりますが、今回はずっと引き延ばされ、待ちに待った解散だと感じています。
そして、何より国民の皆さんにとって、民意を問うことなく総理大臣が替わり続けたわけですから、国民の皆さんにとっても待ちに待った解散と思っておられる方が多いのではないかと思います。
この選挙で政権交代をして、日本の政治は大きく変わる。そのための、記念すべき歴史に残る解散、そして総選挙。その第一歩が今日から始まったと思っています。
40日は長いです。したがって、これから何が起こるか分かりません。様々な攻撃もあると思います。
しかし、そういう障害を乗り越えて、堂々とした政策論議を行いながら、政権交代を何が何でも実現する。そういう身の引き締まる思いで、これから頑張っていかなければならないと思っています。
皆様にいままでご理解いただきありがとうございました。これから、(投票日の)8月30日に向けて、全力で駆け抜けてまいります。
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種々の財源の問題や、外交・安保の問題など、まだ個人的に理解・納得しきれていないというのが現状ですが、それは私の理解・咀嚼不足もあると思いますし実は大きな問題ではないのかなと思い始めています。それよりも、政権が変わることそれ自体が、大きな意味をもちうるのだと思っています。もしかしたら混乱を招くかもしれないが、その混乱自体が意味のあるものだと思うし、大きな変化が存在することそれ自体が従来の因習の打破という意味で再発見につながる、そう信じたい気持があります。しかし、そのような大変化や混乱(起こさないとおっしゃるかもしれませんが私たちは不安です)が、国家レベルで本当に耐えうるものか、日本という国の未来を考えた上で本当に安心して見れるものかということが見極められておりません。40日間長いですが、変化は重要であることを認識しつつもその変化が国にとって有意義で未来につながる変化かどうかを熟考こうしていきたいと思っております。大きな転換点を迎えている日本という国が、よりよい未来を迎えられるために、大きな絵を描くことを、民主党に期待しております。若者が、心から納得して、投票できる政党を、私は熱望しております。よろしくお願いします。
投稿情報: ハットリ | 2009/07/22 01:48
とうとう解散しましたね。
やっと民主党が第一党になる日が近づいてきたと思います。
出来れば岡田さんが党首として今回の衆院議員選を戦ってほしかったです。いつかは総理に・・・
とりあえず長丁場ですが、総選挙がんばってください。
三重一区から応援しています♪
投稿情報: 佐藤敬嗣 | 2009/07/22 02:10
私は容易に想像できる選挙結果よりも、むしろ選挙後の政治の行方のほうに既に関心が移っています。
もはや政権交代しかないところまで来ました。
そう思っている方は多いはずです。
8/30の投票日までに、そういう方々の背中をもう一押ししてくれるような、交代後の青写真を示して頂きたいです。
投稿情報: TM | 2009/07/22 02:30
人として魅力的な岡田幹事長の民主党に期待したいなと思っています。でも正直なところ、民主党の掲げている政策等は非実現的に思えて、政権政党として大丈夫かな・・・と不安でもあります。 でも頑張ってほしいし期待もしてます・・・岡田幹事長のいる民主党だから
投稿情報: 土佐のはちきん | 2009/07/22 08:27
衆院議長が解散を宣言したとき、どうして議員はみんなそろってバンザイ三唱するのでしょうか。今回の場合、昨年10月麻生総理就任の時に解散すべきだったので、やっと解散になり、特に野党の方々がバンザイしたい気持ちはよくわかるのですが・・・。
民主党岡田幹事長、早く代表になって首相になってください。
投稿情報: 市田大二 | 2009/07/22 09:13
待ちに待った解散でした。
本当にイライラもどかしいものでした。
マスコミで散々言われていますが是非マニフェストの公表、分かりやすく国民に訴えて下さい。具体的に。
そうすれば選挙1票の重さも投票率に繋がり、絶対に結果はついてくると思います!
政権交代をして、間違ったすべてを民主党が変えてくれると信じています!
選挙区は違いますが三重の選挙区は出来るだけ応援に行きたいと思っています。聴くだけではなく意見も聞いて戴きたいです。沢山の方と世間の夏休みを利用し、顔を見て直接話をしてほしいです。
本当に暑さの真っただ中、特に東海は湿気との戦いでもあり又、他の候補者の応援など、長い長い40日の始まりですが駆け抜けて勝ち取ってほしいです!
投稿情報: みっきい | 2009/07/22 09:29
この解散は「消化試合解散」でなければならない、と思います。
そのために、天が1年間解散を引き伸ばしたわけです。
1年間かけて、国民に政権交代の心の準備をしてもらった。
小沢代表にも自分の役割に納得してもらう。鳩山(次期)首相にも、緊張感をもってもらう。岡田幹事長周辺にも体制を整えてもらう。
そして、静岡、東京で、国民も一歩踏み出した。サミット効果でも内閣支持率は2度目の10%台入り。これで、NHK以外のメディアも、官界も「民主シフト」を開始した。
現在は、総選挙をするまでもなく、自公はギブアップすべき状況だと言えなくも無い。即ち、「消化試合解散」です。
(なお、森元首相が総選挙後の政界再編で主役を演じたがっているように見えるのは要注意でしょう。選挙屋、政治屋というのは、そういうものではありますが・・・)
しかし、麻生内閣による解散は常軌を逸しているともいえます。タカ派で盟友筋の中山大臣の辞任、小泉元首相との不要な軋轢、両脇を支えた中川・鳩山両大臣の辞任、裏方の鴻池副長官の辞任、古河委員長のメンツ問題、与謝野・石波両大臣の逡巡、こういうボロボロの状態で戦後初の40日選挙戦、真夏の投票に突入する。
この麻生首相を変えるな、と言っているのは、地方の自民党組織のボスたちです。自民党の沈没とは、こういう地方の自民党組織のボスたちが、時代状況の本質について行けなくなったところにあります。
本来なら、週末に地元に帰った自民党議員に「またかと笑われても首相を変えて選挙をしろ」と言うべきなのです。それが分からない地方の自民党組織のボスたちこそが、自民党の能力の限界の象徴です。
例えば、大リーグでは駄目な監督はシーズン途中にもすぐ変えます。毎年、変えます。勝つためです。
民主党も、政権獲得後、いつでも必要に応じて首相を変える覚悟をしておくべきです。
投稿情報: 一国民 | 2009/07/22 10:44
初めて、コメントさせていただきます。
やっと解散ですね。
なんだかんだいっても政権をとらなければ
何も変りませんから、そのためにも
しっかりとしたマニュフェストを
お願いします。選挙対策のようなもの
ではなく将来につながるような先を見据えたマニュフェストを望みます。
やはり、雇用・医療・年金は特にしっかり
司っていただきたいです。
年金に関しては正直今の支給額では
生活することは不可能です。
年金だけで充分生活できる保障が
あるならば、税金が上がっても一向に
構わないのです(もちろん現在の無駄を
なくしてから)。社会保障が充実すれば
将来のための貯蓄を消費に変えることも
出来ます。
少子化に関しても、今の社会保障では
少子化対策と、うたっても無駄かと
思います。子供を増やすための政策を
とるよりもこの状態でも将来的になりたつ
ような政策を考えるほうがより現実的に
思えてしまいます。
どうか、何かを変えるための一歩を
踏み出すためにも、しっかりとした政党
であってください。応援しています。
投稿情報: 30代 女子 | 2009/07/22 11:32
民主党のマニュフェストに子供手当についてあるそうですね。我が家は不妊治療五年目で欲しくても欲しくても子供ができません。今は保険の利かない高額医療を受けています。子供がいないと増税というのは極端な気がします。世の中産みたくても産めない人結構います。そしてなかなか不妊治療中ということを言えず夫婦二人特に贅沢もせずがんばっています。そういう国民もいることを知ってください。子供が宝であることは身にしみて感じています。一言で増税といわず所得や環境などに応じて考えて頂けるといいなぁと思います。私も国民として選挙に参加します。少しでも良い国になるようがんばってください
投稿情報: 田中 | 2009/07/22 15:31
まず、政権が代わったからといって、日本の政治が大きく変わることは期待していません。それでも、民主党に政権を担当する機会が与えられることは素晴らしいことだと思います。大きなことを言うと短命に終わる可能性が大きいので、じっくり地道に基礎を築いていって欲しいです。少なくとも三年は代表を代えないで頂きたい。代表がころころ代わる政党は信頼できません。小泉元首相は約五年半勤め上げました。大きなことを言わず熱意を見せれば短命に終わることはありません。民主主義国家としての当たり前のことから実行していただきたい。地方分権の確立は地方の首長が要求する前に実施してください。
連立政権を組むことは反対です。民主党の分裂の種となるでしょう。
投稿情報: Shin | 2009/07/22 23:24
今回の総選挙で政権が取れたら、内閣の支持率に一喜一憂することなく、ぶれずに信念を貫くいてほしいです。自民党は小泉さんの時から、支持率を気にして国民受けする人を党のリーダーに据えましたが、大事なのは国民の人気ではなく、国民の為に骨身を削れる行動力と強い政治力を持った人がリーダーになるべきです。僕は民主党を支持していますが、高速道路料金を無料化するなら、高速道路料金を他の事に使えないのでしょうか?福祉や年金に対して、高速道路料金を使えないのでしょうか?ガソリン税も同様です、他の事に使えないのでしょうか。
投稿情報: 星矢 | 2009/07/22 23:30
小泉元首相は「郵政民営化」だけで大勝しました。
これは、「マニフェスト選挙の愚(?)」を象徴するものです。
出来ない課題、実績評価不能な公約を100項目並べるより、現在、政治生命をかけている課題を叫ぶ、これが本質です。
民主党も「最上位マニフェスト」は1課題だけでよいと思います。
「生活保護予算の倍増!」
「ネット・金融詐欺犯罪の撲滅!」
「中小企業融資省の創設!」
この1つでも鳩山(次期)首相には叫んでもらいたいものです。
投稿情報: 一国民 | 2009/07/22 23:40
日々お疲れ様です。鳩山代表には何度かメー利させていただきましたが岡田幹事長には、初めてメールさせていただきます。大阪在住56歳、自営業の者です。投開票まで、留意いただきたいことについて述べたいと思います。(1)公職選挙法について候補者に周知徹底をお願いします。(2)政治資金規正法について党員全てに再度認識を促してください。(3)各種スキャンダルについて候補者全員の意識改革をお願いします。打つ手のない与党は敵失の発掘に余念が無いと見えますので、くれぐれもよろしくお願いします。
投稿情報: 吉田 正 | 2009/07/23 01:59
政権交代目指して頑張って下さい
応援しています!!!
投稿情報: 北本えみ | 2009/07/23 02:40
“やっと”と言う感じですね。国民も待ち続けた解散。世紀の一瞬に向けて、最終コースをスタートした訳ですね。今年の8月がどんな陽気になるか? 只々、猛暑にならないで欲しいと願って居ります。この先40日間は長いですから~ 体力の消耗には、充分気を付けて頑張って下さい。日本国民に是だけの感心を集めた選挙と言うのは、変な言い方かも知れませんが、日本国、始って以来でしょう?政治に興味を持つ国民が増えた事も、大きな進歩と思います。食卓に政治の話題が上る、本当の民主主義の政治を理解する時が来ました。“また陽は昇る”勤勉な日本人です。政治が良くなれば、経済も良くなるでしょう。心に、期待、希望をもつ日常は、人を向上させて呉れます。生活の励み、喜びを感ずる心を取り戻す事が出来る世の中が生れる様、民主党に期待します。田中角栄首相のリーダーシップで国民を引っ張った様に。70年代は、今の団塊世代が燃えていた時代でした。あの頃の様な、若者が希望をもてる政治を望みます。若者に元気が有ると、国全体に活力が生れます。国民の期待は其処に有るでしょう。『病は気から~』と言いますが、世の中が楽しく頑張り甲斐が有れば、経済政策を取らなくても自然と経済は快復するでしょう。今はメンタル的に失望のスパイラルに入って居る為、元気が有りませんが、『元気も気から』です。国民の為に暑い中、本当に有難うございます。頑張って下さい。応援しています。
投稿情報: 葉月 | 2009/07/23 06:03
岡田さんのテレビ出演が増えて、私としてはその事自体は大変うれしいのですが、
7月19日の「日曜討論」での、岡田さんの気になるご発言がありました。
「細田さん、野党の幹事長をやるのはちょっと早すぎるんじゃないですか?」(24分40秒ごろ)
岡田さんらしくない、「もう政権を取った気になっているのか」との批判も免れないような、やや浮ついたご発言だと思いました。
党内で重しとなるはずの岡田さんが、このような事をおっしゃるようでは、若い議員の方などは、今後どれだけ驕った言動をなさるのか、不安に思いました。
人格者で紳士の岡田さんでさえ、こんなご発言をなさるとは。
「政権」には、政治家を惑わす魔力のようなものがあるのかとも思いました。
「フライデー」の見出しに、「岡田克也《幹事長》がVサイン! はしゃぐ民主党に「地雷」」とあったので、びっくりして中を読んでみると、大した事は書いてありませんでしたが、岡田さんが「記者の質問に「(衆院選に)勝てますよ」とVサイン・・・はしゃぎっぷり」と書かれていたのには少し驚きました。
岡田さんがVサインをされるようになったのは、昨日今日の事ではないのに、(私が初めて見たのは一昨年の参院選の頃でした)今更このように書かれるのは悪意さえ感じましたが、これは、岡田さんが、衆院選後には政権の中心でご活躍になる方である可能性が高い事の表れであり、野党議員の頃であれば取り上げられなかったような事柄も、今後は記事にされる、その始まりに過ぎないのかも知れないと思いました。
投稿情報: 磯良(isora) | 2009/07/27 03:10
「子ども手当て」月額26000円新設について支給対象の中学までの子どものいる家庭は大変助かると思うが・・・負担増の
世帯もでる。対象者2人なら52000円と
大きい手当てをするのには異存はないが
出しすぎではないですか?高校生をもつ
家庭の教育費も家計を圧迫しています。
なるべく広く総ての人が救われるように
見直ししてください。民主党支持していますがこの点が不満です。
投稿情報: 岩山 明美 | 2009/07/27 12:04
私は子供のいない専業主婦です。
なぜわざわざ
子供のいる家庭と
いない家庭を
対立させるような
マニフェストを作るのですか?
子供がいる家庭だけにスポットをあてる
無配慮な案を
認めるわけに行きません。
一つに特化すれば
不公平感が出るのは当たり前です。
子供なしの家庭もいる家庭も
同じ日本に住む国民です。
公平な国づくりを
お願いします。
このマニフェストでは
私達は賛成しかねます。
投稿情報: 竹中亜由美 | 2009/07/28 09:01
二度目の投稿です。この総選挙の持つ意味を新聞6社の社説を毎日新聞がまとめていました。私が思うに「戦後政治の転換」を求める国民の声が反映される選挙です。もっと遡れば、明治維新からの「この国の在り方」を国民自らの、一人ひとりの想い、考え方が形になって現れるそういう選挙です。であるからして、現状において民主党が間違いなく多数を獲得して政権を握ります。ただ多数はとったがこの程度だったとは・・・となるとすれば次の一点です。民主党が自ら手を縮こめたときです。「給油の即中止を削った」「アメリカに配慮した」などのニュースが流れることです。このニュースが出る度に10万、20万と票が逃げていくでしょう。今アメリカにすり寄ることは、日本国民の想い、考えに全く逆行しています。日米対等の考え方を貫き、しっかりとメッセージを出すことです。今回はこの一点に絞って投稿します。三度目の投稿では絞り込んだ事項についてと考えています。
投稿情報: 立ち上がる団塊の世代 | 2009/07/28 18:35
マニフェストがだされました。国民は、明治維新後の壊滅的な敗戦。復興後の売国奴行為と政治権力に二度裏切られました。今、国民は「この国のありかた」を創造しようとしています。民主党には以下の政策を期待しています。
1.対等な日米関係〈同盟破棄、友好条約の締結〉
2.大資本優先からの転換。
3.大きな圧力団体からの転換。
4.敗戦の総括〈総括委員会を設立し戦争責任を明確にし世界に発信。侵略戦争の謝罪、国民への謝罪〉
5.国の安全委員会の設立〈核による安全保障は妄想。テロ集団や他国からの侵略に迅速かつ強力に対応する防衛力の保持)
6.公職選挙法の改正(団体献金の廃止。個人献金の公表。議員定数は300名。政党助成金の廃止。議員活動費の充実。小選挙区制度の廃止。中選挙区と全国区の併用。事前運動、個別訪問の自由)
7.税制改正(所得税の廃止。徴税の主力は消費税)
8.解りやすい教育内容の発信(国語教育の時間を大幅に増やす、段階的な漢字学習廃止。英語教育、ゆとり時間の廃止)
9.地方のことは地方の首長に任せる。(金を出して口は出さない。首長の意見を国政政治家が機関として吸い上げる装置を創る。地方代表議員は必要なし)
10.官庁の仕事を大幅に削減(外郭団体の原則全廃。地方担当部署の廃止)
以上また次回。
追伸・・・対等な日米関係がぶれると票は逃げます。理念なき継続外交は他国に日本国民にさげすまれます。理念に従って廃止、転換すべきものは、しっかりとメッセージをおくり実行することです。
投稿情報: 立ち上がる団塊の世代 | 2009/07/29 09:56
政治学「民主主義とは民主的な手段により権力者が交代できる政治体制」だと学びました。そのときから、一党が長く政権に付くことは政治の腐敗に繋がると思い、たとえその選挙で政権交代できなくとも常に政権交代しうる状態にあるべきだと考えて、野党第一党に投票しております。しかし、最近思うのは、政権党が交代しても果たしてこの国は変わるのか、との疑問です。所詮、官僚民主主義、官僚内閣制ではないかと。大臣が各省、政府の長として官僚をコントロールできるものなのか。現状の官僚機構を前提にするなら、それを使いこなす能力をもつものだけが国会議員になるべきであって、多数決に起立するだけの議員にはご退場いただくしか政治や行政を変える方法はないのではないかとか。また、さらに考えてみると、外交、国防、経済・産業、社会保障など広範囲に諸々の問題を抱えるわが国では、もはや1党が1党のマニュフェストで選挙を勝ち、1党だけで多数党をとり政権をとっても、その瞬間から独裁政治の危機と背中を合わせることになってしまうのではないか。郵政民営化だけの争点で強大な権力を握った自民党があらゆる政治課題を数の論理で押し通したように。
議論の場たる国会を機能させ、この国をよりよくできるシステムをそろそろ築くべきではないか。
党対党の多数決でしか決められない低いレベルの政治から脱却し、争点ごとに党派が結集・対立し議論できるような自由な政党政治はできないものか。
また、官僚民主主義をどう脱却したらよいのか。東大を出て各省内であらゆることを経験し、軍隊のように鍛えられ、組織力と膨大な情報をもつ官僚・機構を使いこなすには、どうすればよいのか。そんな官僚を使いこなせる政治家がいるものか。議員内閣制を止めて事務次官が大臣になり、国会で与野党で議論するのがよいのか。
これらの疑問をひもとくには、一層のこと、地方分権にして、国なすべき政策範囲・政策事項を狭くすれば、中央官僚機構は縮小し、国会の審議事項も限定され、国会議員も少数化・精鋭化され、質の高い国の運営ができるのではないか。
霞ヶ関をぶっこわすなら、大鉈をふるわなければ、民主党が政権をとっても、官僚機構に無視されるだけで、やっぱり「自民党だな」ということになってしまうだけではないか。政権という負担がなくなった自民党は、おそらく、今の民主党よりも激しい与党批判ができるでしょう。
この総選挙の対戦相手は現与党の自民党ではなく、実は官僚機構なのではないか。闘うなら、根っこから覆す気概をもって選挙に臨んでほしい。
投稿情報: 民主主義 | 2009/07/29 23:38