このブログでも3月にご紹介したと思いますが、私が大学生時代、つまり18、19歳といった時代ですから、いまからほぼ40年前に下宿していた、山本さんという下宿屋のおばさんの話をしたと思います。病院にお見舞いに行ったというお話をさせていただきました。
あれから1年近く経つわけですが、たまたま日曜日にもう一度お見舞いに行こうという話を友人としていたところ、施設の側から、かなり状況が悪くなってきたので、出来ればお見舞いの日を改めてもらいたい、早めてもらいたいという連絡をいただきましたので、前日である土曜日の夜に慌ててタクシーでお見舞いに行きました。
お見受けしたところ非常にお元気そうで、もちろん、寝たきりではありましたが、40年前の話に花が咲き、一緒に写真も撮って帰りました。40年前ということではありますが、お互い当時のことを思い出して、非常にいい話が出来たと思います。
私が訪れたのは夜の9時頃だったと思いますが、残念ながら、その5時間後にお亡くなりになってしまいました。私が間に合ったことは、非常に幸いだったと思います。
いずれにしても、大学に入って最初の2年間、朝と夜のまかない付きの下宿でしたが、非常にお世話になり、充実した学生生活を送らせていただきました。
山本さんのご冥福を、心からお祈りしたいと思います。
※ブログの動画版はこちら
最後にその人に会えて良かったですね。
どんな辛い出来事に出会っても、何も物を持っていなくても、心の中を明るく豊かにすれば乗り越えられると思います。
外務大臣も頑張ってくださいね。
投稿情報: もち | 2009/12/15 21:48
大学生時代にお世話になった方の思い出が、岡田さんの心の中に沢山つまっていることと思います。
お亡くなりになられ、とてもお辛いと思います。
しかしブログにもあるように、お亡くなりになる前にお会いできて、本当に良かったですね。
山本さんも、嬉しい気持ちでいっぱいだったと思います。
山本さんとお話することは出来なくなりましたが、岡田さんの活躍される姿を、いつも見守っていて下さると思います。
山本さんとの思い出を、どうかいつまでも大切になさってくださいね。
投稿情報: naomi | 2009/12/17 06:05
印象深い人との思い出は、何年経っても色褪せることがありませんよね。年賀状の季節は特に思い出します。嬉しい思い出は励みになりますし、苦しい思い出はバネになります。ところで、最近とても寒いので、体調管理が大変ですが(私は風邪を引いちゃいました)、岡田さんも気をつけて下さい。ずっと元気でいてほしいので。
投稿情報: 結花 | 2009/12/17 22:49
じんとくる、お話です。
亡くなったおばさんも、政権交代を見られてよかった。
岡田さんは、今、いろいろ大変ですが、がんばってほしいと思います。
投稿情報: 地球人 | 2009/12/21 23:02
まず、ご冥福をお祈りいたします。
ですが、岡田さんの文章から拝察するかぎり、とてもお幸せに大往生なさったのだなあと、嬉しい気持ちにさえなるような気がします。不謹慎でしょうか…。
きっと、最後まで慕ってくれる「学生さん」がいて、施設にいらしても寂しさは少なかったのではないかなあと、勝手ですが、想像します。
岡田さんや、皆さんのお見舞い嬉しかったでしょうね。でも例え岡田さんが、もしお見舞いに行かれなかったり、間に合わなかったとしても、岡田さんのご活躍、お忙しい様子、嬉しく感じられたのではないかと思います。
でも、そんななか会いに来て貰えて、最期までしっかりなさっていて、最高に幸せに旅立っていかれたでしょうね。
忙しいなかでもひととしての「心」を「亡くす」ことのない岡田さんが心配ですが、やっぱり素敵だなあと思います。
投稿情報: さぎのみやのりこ | 2009/12/22 20:06
岡田克也さま、スタッフの皆さま。おはようございます。
下宿を切り盛りする女主人であった山本さまの冥福を心より祈ります。
とても素敵な女性であったことが岡田さんの文面から伝わります。
私事になりますが、近年、私の身内(祖父・伯母・祖母)が立て続けに死にました。
彼等が残した思い出を大事に大切に生きていきたい。そういう気持ちで過ごしています。
投稿情報: 井上彩 | 2010/01/17 07:52