前回に続いて、今日もハイチの話をします。
ハイチには自衛隊の皆さんが350人行っています。私も現地を訪れましたが、大変厳しい状況の中で、しっかりと活動していました。当初はシャワーもなく、そして食べ物は、いまでも日本から持ち込んだ携帯食や非常食で、現地で調達することはまだできない状態です。
そういう厳しい状況の中で、自衛隊の皆さんが非常に頑張っているのが印象的でした。
そして、日本のNGOの皆さんにもお会いしました。日本の若者が、寝る場所もないような状況で、いろんな物資を配ったりして頑張っていることは非常に印象的でした。
そして最後に、大使をはじめ、大使館の職員も、この厳しい状況の中で頑張っています。
地震が起きたときには、大使館も被災しましたし、大使館員の住宅も住めないので、車の中で寝泊まりをするという状態でした。そのような中、通信手段が十分ではありませんでしたので、日本人の安否を足を運んで確認するということを行いました。
そして、もともとのハイチの大使館勤務の皆さんだけではなくて、順番にフランス語圏から人が応援に入って大使館を切り盛りし、運営しています。
第一線で日本の外交官が非常に頑張っていることを、申し上げておきたいと思います。
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私たちが日本では想像もできない環境で生活をしなくてはならない、そんな人たちが世界にはたくさんいる。そんな人たちの為に頑張っている日本の人もたくさんいて、その頑張っている人たちを思い、日本に無事戻るのを待っている人もたくさんいる。そんな世界を教えてくれる、自由な情報があることをとてもありがたいと思う----
投稿情報: baryon | 2010/03/27 04:03
岡田克也様、ハイチ視察お疲れ様です。現地の様子が大変気になります。治安は落ち着いてきましたでしょうか?
幼い子供達やお年寄りは病気など大丈夫でしょうか?そして負傷者への医療は行き届いていますか?
テレビではめっきりハイチの情報を流さなくなってしまいました。現地市民の皆さんが落ち着いていることを願います。
自衛隊の皆様の体調も気になります。過酷なお仕事となっているでしょう。無事に皆様帰国できますように。
募金くらいしか力になれませんが、一日も早くハイチの皆さんが元の生活に戻れますように…
投稿情報: 赤穂美紀 | 2010/03/27 04:41
『性善説』に近く、各現場に行くと『頑張っている姿』に『評価』をするのは私の弱い癖だと思ってきました。
ただ、『日の丸』とか『国家』という概念は眉唾でしか見ないように極力留意していますが、日本というエリアに住み暮らしていると、世界が見えないのも事実だと思います。
その点では、『国際貢献』についてもっと情報(一次、二次・・・)が必要かな、と思います。
何が地球上で生活する人に必要なのか、災害(天災)の対応、外交なのかもしれませんが、地球連帯という視野を確信できる情報(考え方)の提供が必要ではなかろうか、と考えます。人類が理解しあう相手を尊重しあうためには。
投稿情報: 西依信樹 | 2010/03/27 10:15
岡田克也さま、スタッフの皆さま。こんにちは。
大使館の皆さま、外務省の皆さま、自衛隊の皆さま、NGOの皆さま。
現地で一心不乱に活動をする方々、どうか健康を保てますように…
私なども、もう少しだけ若く、もう少しだけ体が強ければ、
NGOなどの支援団体に参加したかったです。
「誰かの役に立ちたい」という無謀な思いが空回りします。かしこ
投稿情報: 井上彩 | 2010/04/04 14:53