韓国の李明博大統領の竹島上陸と天皇陛下に関する発言は、いずれも極めて不適切なものであり、極めて遺憾に思っています。
まず、竹島への上陸は、2008年に首相の上陸というのはありましたが、大統領としては初めてです。
李明博大統領が日韓関係を非常に重視され、そして、日本に対してたびたび好意的な言動をされてきただけに、残念を通り越して、極めて遺憾なことだと考えています。
竹島をめぐっては、日本と韓国両政府の間に完全な見解の相違があり、そういうなかで、お互い刺激的なことはしないということでやってきたはずです。
大統領が竹島に行かれ、その後、大統領の名前の入った碑も作られたということですが、こういったことは両国間のいままでのやり方に明らかに反するもので、後々に傷を残すものだと思います。
天皇陛下の訪韓の件も、日本政府からそういったことを申し入れたことはないはずです。むしろ韓国側から、「期待する」といった発言はなされてきました。しかし、諸般の事情の中で、これまで実現せずに来たということです。
今回の李明博大統領の発言によって、韓国側は「陛下が訪韓されることを期待する」といったことをしばらくの間は言えなくなったと思います。したがって、そういったことは、しばらくの間はあり得ないということだと思います。
国際的に見ても、一国の大統領が一国の陛下に対して、ああいった物言いをされるということは、率直に言って一体どうなっているのかなと。私は李明博大統領に対して一定の信頼感を抱いてまいりましたので、意外であり、残念だと思っています。
この竹島の問題は、日韓基本条約の締結(1965年)以来の懸案事項で、これを解決するためには、やはり国際的な場で第三者に判断させ、その結果を両国政府が受け入れるということが、いま残された道であって、自信があるのであれば、特にICJ(国際司法裁判所)における判断を是非受け入れてもらいたいと考えています。
いずれにしても、経済はじめ様々な交流が深まってきているだけに、今回のことは非常に残念なことだと申し上げておきたいと思います。
日韓併合条約100年の2009年から2010年にかけては、全体として日韓関係はいい状態だったわけですが、このようになってしまったことを大変残念に思っています。
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大統領が竹島に行かれ、その後、大統領の名前の入った碑も作られたということですが、こういったことは両国間のいままでのやり方に明らかに反するもので、後々に傷を残すものだと思います。
天皇陛下の訪韓の件も、日本政府からそういったことを申し入れたことはないはずです。むしろ韓国側から、「期待する」といった発言はなされてきました。しかし、諸般の事情の中で、これまで実現せずに来たということです。
今回の李明博大統領の発言によって、韓国側は「陛下が訪韓されることを期待する」といったことをしばらくの間は言えなくなったと思います。したがって、そういったことは、しばらくの間はあり得ないということだと思います。
国際的に見ても、一国の大統領が一国の陛下に対して、ああいった物言いをされるということは、率直に言って一体どうなっているのかなと。私は李明博大統領に対して一定の信頼感を抱いてまいりましたので、意外であり、残念だと思っています。
この竹島の問題は、日韓基本条約の締結(1965年)以来の懸案事項で、これを解決するためには、やはり国際的な場で第三者に判断させ、その結果を両国政府が受け入れるということが、いま残された道であって、自信があるのであれば、特にICJ(国際司法裁判所)における判断を是非受け入れてもらいたいと考えています。
いずれにしても、経済はじめ様々な交流が深まってきているだけに、今回のことは非常に残念なことだと申し上げておきたいと思います。
日韓併合条約100年の2009年から2010年にかけては、全体として日韓関係はいい状態だったわけですが、このようになってしまったことを大変残念に思っています。
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韓国は好きな国の一つだったのに、このような事になって、非常に残念です。このような場合、国同士の問題を解決するべく、裁判所に間に入ってもらい、解決の糸口を探すしか方法はないと思います。是非、両国の話あいを望みます。
投稿情報: 濃青 | 2012/08/20 23:06
岡田さん こんにちは。今回の件は最近我が国の周辺国との領土に関する問題で、時期を近くして起こっている一つです。北方領土、竹島、尖閣諸島です。それぞれ個別に見ていかなくてはなりませんが、民主党政権に対し強い批判の的にならざるを得ません。すなわち脇が甘いという点です。この竹島の大統領訪問は韓国自体のさまざまな問題があります。イミョンバク氏は近々大統領選を控えており、極めて支持率が低下し25%位しかなかった。今の野田政権と同じです。それが竹島訪問で35%になったらしいです。しかし、まだ大統領選で勝てるかどうかわかりません。また、オリンピックでもわかるようにヨーロッパの国々に対し、日本のほうが長く実績のある外交、つながりがあるため、韓国より信頼度が高いのです。一国の大統領がなりふりかまわず、あのような発言を平気でするようでは世界各国からの信頼は得られません。はっきりいうと、日本に何らかのゆさぶりをかけているのです。この根底には従軍慰安婦の問題があるのでしょう。ひどい目にあったほうは忘れがたい。しかし、この問題は政治的に決着している。キムデジュン氏が大統領の時、決着して取り決めたのです。しかし、今なお慰安婦だった人は生きておられます。そこで民間で基金を創設したそうです。戦中の問題の蓋を開けたら、我が国だけでなく、世界中いっぱいあります。何年か前に韓国で金融恐慌が発生しそうになった。その際、日本が30億ドルを支出して、韓国の金融恐慌を食い止めたことがあったと記憶してます。日本は韓国の企業に対し、技術をずいぶん教えてあげた。テレビ、自動車、経営など。それがどんなに韓国の利益になったことでしょう。やはり国民性の違いもあります。日本人は慎重で石橋をたたいてわたる。でも向こうの人は石橋じゃなくても場合によっては腐った橋でも渡っていく。やることが早いです。日本はすべての問題について動きが遅い。民主党政権でらちが明かなければ、自民党政権にやってもらうしかない。新党には政権は任せられない。今はそんな思いです。
投稿情報: ぽぽりん | 2012/08/21 00:46
岡田さん、こんばんは
岡田さんのお気持ち、よく分かります
私が思うことは、
例えば言葉や行動などの
目に見える部分だけで判断しようとする、ということは
とても難しいことなのでは、ということです
季明博大統領の真意は、どこにあるのでしょうね
苦しいことや悲しいこと、戸惑うこと・・・等といった
事柄に触れることもあるのですが、
辛抱強く受け止めながら、乗り越えていくということが
私達に求められているような気がします
そしてそれは、
今回の件でもきっと、
良い方向に向かっていくための
必要な一歩なのではないかと思っています
岡田さんが言われるように
信頼関係はとても大事だと思います
私も大切にしていきたいです
先日、庭で花火をしました
ホッと心癒されるひとときになりました
投稿情報: naomi | 2012/08/21 19:48
岡田さん、こんにちは。
この様な一国の大統領の不適切な行動や発言をされても尚韓国との友好を改善しようとするのでしょうか?
日本国民は低所得で生活困難な方沢山居る状況での消費税増税に苦しんでいる中、韓国との通過スワップを継続する方針には国民は納得するはずがありません
あの増税は、天皇陛下に謝罪を要求し、捏造の歴史問題で騒ぎ、日本国の領土を侵害した大韓民国を助けるためのものだったのですか?
通過スワップに関しては、韓国に対しての強い切り札だと思います。
この件をどうお考えかお聞かせ下さい。
投稿情報: ろろひ | 2012/08/31 01:57