土曜日に鳥羽のカキ養殖の現場を視察してきました。
これは、そもそも私に関係者の方からメールをいただいて、「いまノロウィルスの風評被害で大変苦しんでいる。是非現場を見て、話を聞いてもらいたい」ということでした。
政府、厚生労働省のホームページにも「カキなど二枚貝の影響でノロウィルス」という表現がありましたので、いまカキの出荷は昨年の半分以下、そして単価も非常に下がっているという状況にあります。
三重県はカキの出荷額では全国で5番目ですが、生で食べることのできる品質のいいものをつくっているわけで、だからこそ余計に風評被害の影響を受けているわけです。
この問題は、これから政府ともしっかりと確認をしていかなければいけません。安易にカキという名前を挙げたことが、いろんな波紋を広げているわけですが、そのことが果たして根拠があったのか、どうなのか。私にはあまりにも安易にやりすぎてしまったと思えてなりません。
そして、現実に日本中のカキの養殖をしておられる、そういうところが出荷が少なくなって大変困っておられるわけです。このままでは廃棄しなきゃいけないという話もあります。
そういうことに対して、政治としてどういう手を差し伸べることができるのか。こういうことも含めて、これは予算委員会でも私は取り上げていきたいと思っておりますが、しっかり対応していきたいと思います。
それにしても、皆さんからカキもずいぶんご馳走になりました。大変おいしかったですし、その後買い求めて家でもカキフライとカキ鍋を食べましたが、本当に素晴らしいカキ、是非皆さんも機会があればカキ料理、味わってみてください。
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