統一地方選挙も終了しました。結果については、まずまずだったと思います。公認候補、推薦候補、それぞれ数をかなり大幅に増やすことができました。
もちろん、ベースの数字は非常に低いわけですから、喜んでばかりはいられませんが、かなり健闘したということは言えると思います。
これから4年先の県議会選挙や市議会選挙に向けて、従来の3方針、つまり、(1)空白区はつくらない、すべての選挙区で候補者を立てる、(2)3人区、4人区あるいはそれ以上の定数の選挙区においては、複数擁立を目指していく、(3)女性候補を極力擁立するという3方針で、4年後を見ていまから候補者の擁立に向けて努力をしていかなければいけない。自分自身の選挙区も含めて、改めてそう感じたところです。
同時に、今日の党常任幹事会で申し上げましたが、都道府県議会の活動についても、党本部も含めてもう少し目を配るべきだ、いろんなアドバイスをしていくべきだと思っています。
私が常任幹事会であえてそのことを申し上げたのは、都知事選挙の折に、某党から「民主党系の都議会議員は石原都政に対して賛成してきたじゃないか。反対したことはまずなかったじゃないか」という攻撃を受けたからです。
私が代表のときに、石原都政に対してはアクセルとブレーキ、すべて反対するわけではないけれども、是々非々でメリハリをつけてやっていくということをあちこちで演説しました。
しかし、その後都議会においては、基本的に石原都政に賛成の立場を取ってきました。これではやはりいけないわけで、もう少しきちんと、議会任せ、都議会や県会議員にすべてお任せをするのではなくて、コミュニケーションをよく取りながら、お互いタイアップして、メリハリをつけた対応をしていくことが非常に重要なことだと思っています。
参議院の補選のほうは、1勝1敗という結果になりました。
まず、沖縄については、非常に残念な結果になりましたが、かなり接戦というところまで追い上げることができました。狩俣さんにも非常に頑張っていただいたと思います。
私はやはり投票率が低かったことが最大の敗因だと思います。福島との違いは、福島は、もちろん候補者も非常に頑張ってくれたわけですし、いい形で選挙ができたわけですが、それに加えて統一地方選挙ということがあり、投票率が高かったということが、民主党にプラスに作用したと思います。
沖縄でも、これが参議院の本選挙であれば、狩俣さんは勝っていたと私は確信をしています。投票率が低かったことが最大の敗因、しかし、それだけではなくて、いろいろ反省すべき点もあると思いますので、本選挙に向けてしっかりと頑張っていかなければいけないと思います。
福島の増子さんは、平成2年、私と初当選同期で、彼は6回の選挙で3勝3敗、非常に厳しい、政治家としての道を歩んできたわけですが、そういう中で、二大政党を目指して信念を持って頑張ってきた素晴らしい政治家です。
参議院に今回復帰をされて、ともにまた政権交代を目指して頑張れることを私自身も非常に嬉しく思っています。結局、福島には4回入ったわけですが、いい結果が出て本当に嬉しく思っています。
この1勝1敗、いわば痛み分けという結果を踏まえて、本選挙に向かってしっかりと力を合わせて頑張っていかなければいけないと考えています。
そのとおりです。私の住む香川県坂出市選挙区では県議会、市議会議員選挙に立候補する民主党員(又は民主党の推薦を受けた)がおらず、国会において最大野党のはずなのに何故と疑問に思っていました。自民王国とよばれる香川県のような地方での政治においても民主党の理念と立場を明確に示して欲しとおもいます。
投稿情報: 牧 | 2007/04/25 11:42
先月の事ですが、ある県議会議員候補の方が、政務調査費について、ネット上で意見を求めていらっしゃったので、私なりの考えを述べたところ、その方から、「政務調査費領収書は、公開の姿勢で臨みます」とのレスをいただきました。
選挙の結果、その候補の方は当選されました。
どのくらいの方が、そのページを、投票するに当たっての判断材料にされたかどうかは分かりません。
おそらく、いたとしてもごく少数だとは思いますが、有権者に求められている政治家として、資金の流れに関して「透明性」があるかどうかと言うのはその一つなのかな、とは思いました。
投稿情報: 匿名 | 2007/04/27 03:02
同感です。
投稿情報: 匿名 | 2007/05/03 10:26
コメント失礼致します、中村健志と申します。先の選挙の健闘、二大政党制の意義確かにおっしゃる通りかと思います。しかし私はこのままでは『健闘』はしてもそれ以上の結果はこれからも起きないのでは?と危惧しております。それは以下の2点『自民党との違い』『実績』からです、誰もが必要性を感じながらこの2点の答えが出せていないように思います。私はその一つ『自民党との違い』について以下の考えを持っております、それはハコを造ってきた自民党に対し、人を創る民主党です!与党は政権により今まで必要以上にハコを造って来たように思います、しかしふと考えるとその間に『人』を創って来たのか?と感じます。希望を夢を感動を創って来たのか?と…格差社会が叫ばれ現実に起きています、ハコは与党にしか出来ませんが、人創りは野党でも出来ると思います、最近政治家の方から心を動かされる言葉を正直聞いた事がありません、言い訳や屁理屈、頭脳から出る言葉でなく、泥臭く人間臭いととのっていない本音の人を動かす言葉を民主党の議員から聞きたく思っております。「私は~思います」のままでは、受身では・・・踏み込んで行く民主党に私は期待しています。
投稿情報: 中村健志@広島市在住27歳 | 2007/05/09 01:57