私はこの日曜日、日帰りで長崎と佐賀を訪れました。それぞれ、参議院の候補予定者と一緒に街頭演説をしたり、集会に参加したりしました。
その中でも申し上げてきたことですが、この6月の給料日、皆さんも是非給与明細をしっかり見ていただきたいと思います。住民税が非常に上がっていることにお気づきの方が多いと思います。
なぜ、住民税が上がっているのか。それは、もちろん所得税から住民税に振り替わった部分もありますが、同時に定率減税が廃止をされた効果がフルに出てくるのがこの6月からです。
そこで私は申し上げたいのですが、先の総選挙のとき、増税に関して何も言わないで、それで増税するというのならまだ許せますが、2年前の総選挙で、郵政民営化の問題と並んで自民党が盛んに宣伝したのは、「サラリーマン増税しない」という約束でした。
しかし、選挙が終わって大勝すると、所得税・住民税の増税、つまり、定率減税をやめるということを決めたわけです。明らかにこれは公約違反です。
小泉総理も安倍総理も、国会での江田五月さんや私の質問に対して、「サラリーマン増税しないという公約をしたのは事実だが、それはサラリーマンにだけ増税するようなことはしないという意味であって、国民に広く、サラリーマン以外も含めて増税するということであれば、これは公約に反しない」というとんでもない論理、詭弁を弄しているわけです。
こういうことを見ていますと、いま、例えば年金記録の照合を1年間で5000万件やるとか、いろんなことを安倍総理は言っているわけですが、選挙が終わると、また全く違うことを言い出すのではないかと言われても仕方がないと思います。
いずれにしても、6月の給料日、給与明細にはしっかりと目を通して、そして、皆さん、本当にこういうことは怒ろうじゃありませんか。
これだけ公約を堂々と覆す、そういういまの与党の政治に対して、もっともっと怒りを露わにしていただきたい。そう思っています。
本当に頭にきますね。最近の政治と金の問題もしかり、怒りを通り越してあきれはててしまいます。野党は声をあげるのもアホらしくなりそうなことばかりですね。
しかし、これからも与党の横暴政治を許すことなく厳しく見守りたいと思います。
負けないで、岡田さん!!
投稿情報: YUKIHIKO | 2007/06/12 21:58
こんなとんでもない無茶苦茶を国民は支持してきました。さて安部政権になってからも、この支持は続くのでしょうか。駄目な親だけど頼りない長男に任せるよりは良いかと、またやりたい放題の自公政権を指示するんでしょうね。
投稿情報: 座敷わらし | 2007/06/14 22:06
次期総理は、岡田さん以外考えられません。これからも、頑張ってくださいね!!
いつも、かげながら、応援しております。。。岡田さんのまじめすぎる所が(ハンサムなお顔も)大好きです。ふふふ。
(笑)
投稿情報: 比の花咲くや姫 | 2007/06/14 23:54
本当に頭にきます。自民党のやり方は国民を馬鹿にしています。2年前の総選挙の時まるで恐怖政治のような小泉前首相のやり方に憤りを覚えましたが選挙結果にはさらに愕然としました。自民党を勝たせたら現在のような状態は予測出来たとおもいます。国民に選挙と生活は密着していることを深く考えて欲しいと思います。クリーンな岡田さんに期待しています。
投稿情報: kakochan | 2007/06/19 19:39
岡田さん
今月の給与を見てびっくりしてます。もの凄い増税でした。国が収めた税金を適切に使ってくれるのなら、何も言いません。しかし、現状は無駄使いがひどすぎます。夏の参議院選挙には民主党に入れます。税制度の見直しと、適切な運用をお願いします。
投稿情報: chief | 2007/06/22 18:05
岡田さんはじめまして。私もchiefさんの言う通りだとおもいます。税金の無駄使い方がひどすぎる。1000万のトラクターが2台・パソコンも20台以上も所在不明等という報道を見ましたが、結局責任追及をしたという報道はみていません。次からは適正な使い方をしましょうねんてことが書かれていたと記憶しています。そして金曜日には公務員にボーナスが平均62万円も出たとニュースでやっていました。私はそれをみて一般の会社ならボーナスが出るはずもないのにと思いました。民主党のCM(政見広告?)でもやっていますが、国民は天下りがどうこうよりも税金の使い方のほうが興味があると思います。(税金が適正に使われていれば誰がどこに天下ろうが関係がない)ぜひ民主党ががんばって政権交代をして国民の事を考えた政治をしてください。
投稿情報: MANAPAPA | 2007/07/01 11:50
MANAPAPAさん
官製談合事件が象徴するように、天下りと税金の無駄使いは深く結びついていると思います。
投稿情報: 岡田克也 | 2007/07/03 12:08
岡田さん忙しい中、早速の返答ありがとうございます。確かに天下りと税の無駄遣いは深い関わりがあると思います。そのような負の連鎖を断ち切る事が出来る政治をしてください。今度の選挙には必ず妻も連れて行きます。(私たちに出来る事は選挙で自分の信じれる人に投票することだと思います。
投稿情報: MANAPAPA | 2007/07/03 20:08
税金は年間所得額に対して税額が決まるものだと思います。
2007年度から税源委譲を実施するのであれば、対象となる年間所得は2007年度のものでしょう。
従って、所得税の源泉徴収は2007年1月から実施(すなわち減額)されました。
一方、住民税は1年遅れの後払いですから、2008年の6月からの支払分から実施(すなわち増額)されるべきです。
ところが、2007年6月支払分から増額されてしまいました。これは増税以外の何ものでも無いと考えます。
このつけは、年収が下がった時に後払い税として表面化しますが、元はと言えば、2007年に余分に取られた事が原因だと考えられます。
この点、政治の場で追求をお願い致します。 先ほどメールも出させて頂きました。
税源委譲による住民税のアップは
投稿情報: 秋山健二(仮名) | 2007/07/23 16:44