昨日8月6日、広島に参りました。党を代表して、菅代表代行が式典に参加されたわけですが、私も10名あまりの同僚議員らと一緒に、民主党核軍縮促進議員連盟の会長として、1日広島にいて、被爆者の皆さんや有識者との意見交換も含めて、有意義な1日を過ごさせていただきました。
核の軍縮・不拡散について、私は現状を大変憂えています。北朝鮮やイラン、あるいはインド、パキスタンといった問題があります。
そして、核軍縮のほうも、超大国の間で進んでいないという状況にあります。アメリカは一時期、核の先制攻撃、あるいは小型核の開発といったことも声高に言っていたわけです。
こういった状況を何とか変えようと議連をつくったわけですが、今年は「行動する核軍縮議連」として、しっかり活動していきたいと思っています。
その核軍縮や不拡散の原点としてあるのは、広島・長崎だと思っています。今年は時間的に長崎に行く機会はありませんが、来年は是非長崎をお訪ねし、そして、あの悲惨な大量破壊兵器、核兵器の現実的な縮減、そして、将来の廃絶を目指して、しっかりと政治家として活動していきたいと思っています。
選挙が終わって、ちょうど1週間経つわけですが、最初の2~3日は緊張感でまだ疲れもあまり出てなかったのですが、ようやく最近になって身体のあちこちが、筋肉が痛くなったり、疲れを感じています。
国会も始まりましたので、健康に気を付けて頑張っていきたいと思っています。
暑さ厳しい折柄ただでさえ疲れるのに、激戦を終えられさぞ心身共にお疲れと存じ上げます。
お体くれぐれも大切になさってください。
さて、原爆の悲惨さですが、35歳の私は小学校のころ8ミリで、原爆の被害者の方々の膨れ上がった体や焼け焦げた死体の映像を見せられました。
「目をそむけないでください」というナレーションのみの淡々としたつくりでしたが、事実はフィクションよりも子供達の心を打ったものでした。
現在はこの映像を小学校で見せているのでしょうか?
映画や小説もいいですが、この直視し難い短い映像を日本の子供や世界に見せるだけでも、原爆の知らない事実の衝撃を痛感させるものだと思います。
この映像はその後TVでも見ませんし、案外お蔵入りしているのではと危惧しています。
屁理屈ばかりが弄ばれる戦争・原爆のこと、被害者の方々の余りにも悲惨な現実をせめて見ることだけでも、後世の人間の必要な義務のように感じられます。
まっすぐで心の温かい岡田さんに世界に向けての活動を応援申し上げます。
投稿情報: 榛名 | 2007/08/08 18:14
はだしのゲンという原爆を扱った漫画があります。テレビ化されるとのこと、うれしいことです。はだしのゲンのお父さんは反戦主義者で、世間や特公からひどい目にあった上に、原爆で建物の下敷きになり、意識がありながら火災で焼け死にます。ゲンに逃げろといいながら。
テロも誰がテロで、誰がそうでないのかわかりません。無差別に爆弾を落とすのは、間違っているとおもいます。
戦うのではなく、話し合いでよい解決策を見つけてほしいと思います。
テロ法について、アフガン、イラク解決策についての岡田先生の意見も聞きたいとおもいます。
投稿情報: 護憲 | 2007/08/09 14:37