瀬島龍三先生がお亡くなりになりました。
私としては、私が国会議員になる前から、30年近く前になると思いますが、瀬島先生の勉強会、若手の経済人や政治家、官僚などが出席をして、先生のお話を聞く会にずっと参加をさせていただき、ご指導を仰いでいた者として、大変残念に思います。ご冥福を心からお祈りしたいと思います。
瀬島先生の勉強会は、最近は先生のご高齢もあって開催されていませんでしたが、私にとりまして非常に出席することが楽しみな会でした。
非常に大局を見て、様々な情報の中で何を重視し、物事をどう判断したらいいかということが非常に勉強になりました。そして、大局を見るその見方、私の好きな言葉でもある「着眼大局 着手小局」という言葉も、確か瀬島先生に初めて教えていただいたような記憶があります。
元陸軍参謀らしく、非常にシャープな頭の持ち主、そして、国に対する思いを強く持たれた立派な方だったと思います。
瀬島先生について、軍人としての経歴をいろいろ言う方もいらっしゃいます。ただ、瀬島先生が参謀として活躍されたのは30代半ばまで、陸軍大学校を卒業してから7~8年のことです。その後11年間のシベリア抑留を経て、そして、全くの民間人として伊藤忠商事に入社され、勤め上げられた。そこに、瀬島先生の1つのけじめというものを感じるわけです。
もちろん、伊藤忠商事で民間人としてお務めになったあとは、中曽根康弘さんはじめ政界の皆さんの要請に応える形で、土光臨調など様々な政治の周りでご活躍されたことも事実です。
私は民主党代表を辞めてからも瀬島先生をお訪ねしたことが何度かあります。そういう中で、千鳥ヶ淵戦没者墓苑奉仕会の理事に就任させていただきましたし、そして、私が代表を辞めたときの瀬島先生のアドバイスは、「少し若い人を育てることに力を注ぐべきだ」というものでした。
そのことを受けて、私も特に民主党において、若い候補者や政治家を育てるということを自分の使命の1つとして、今日まで来ているわけです。
本当に立派な人生だったと思いますし、たくさんのことを教えていただいたと改めて感じています。
考えてみると、最近、私が政治家として大変尊敬していました後藤田正晴先生や宮沢喜一先生が相次いでお亡くなりになりました。そして、今回瀬島龍三先生ということで、私が若い頃、若い頃と言っても政治家になる前後、そういう30代の頃に大変大きな影響を受けた、薫陶を受けたと言いますか、私自身が非常に勉強させていただいた大先輩が相次いでお亡くなりになることは大変残念なことです。
いままでのいろいろなご意見やお教えをしっかりと胸に刻みながら、これからもしっかりと政治家として活動していきたいと改めて感じた次第です。
今晩は!岡田副代表の政治姿勢には、かねがね尊敬し、又稀に見受けられる立派な議員さんである所以がよ~く理解出来ました。師と仰ぐ方がこれまた大物の立派な方々でしたから・・・。お三方とも別世界で最近の政治状況をどのように見ていらしゃるでしょうか?居座り首相は本当に国民にとっては迷惑です。早い時期の政権交代、岡田総理の誕生を心待ちにしております。お体に気を付けて、ご活動下さい。
投稿情報: W.T | 2007/09/04 22:18
戦争の事については、何も語らず、死んで行った、卑怯な人だと思います。「彼の作戦で多くの人が死んだりしているのに、最後まで何も語りませんでした。」とあるニュース番組のコメンテータが言っているのを見ました。もしそれが本当だとすると、とんでもない自分勝手で人の命について、何の重みも感じてない極悪人だと思いました。自分の作戦で人を死なせた責任者として戦争の事の真実を語るべきです。自分の都合の悪い事から、目をそむけている、人が偉いのですか?だったら自分は偉くなりたくないですね。これでは戦争に行って死んだ方々が、報われないと思います。こんな極悪人に日本が任されていたとは、恥ずかしいです。彼が説明責任を追求しなかった政治家も同じですね。仕事が出来れば過去の事は何も言わなくて良いですよーなんて日本は、すでにモラルの崩壊した国ですね。彼にモラルはないですね・・・・
投稿情報: ネット難民 | 2007/09/05 02:04
旧日本軍参謀というと、国民に辛苦をなめさせおいしい思いをした人達と思いますが、そうでない方もいるのですね。本当に、戦後レジームのすばらしい平和日本を築いた方々が、なくなるのは悲しいことです。私は、宮沢さんの偉大さを最近、しみじみ感じます。あの方は、日本は金しか払わないといわれても、自衛隊派遣しませんでしたね。しかし、税金というのは、血税というぐらいで、国民の血と汗の結晶です。それを、血を流さないなどと、ほんとにひどい。小泉さんの米国への軽薄な対応を見るにつけ、宮沢さんって凄かったんだと思います。今の自民党は、あれは岸、福田党の継続、官僚政治党です。安倍内閣は官僚党の末裔ですから、真の構造改革など、改革を止めるなと叫ぶばかりで、一向にしません。枡添さんになっても無理です。今の自民党は、自民党ではない。官僚党です。
真の構造改革を民主党に期待します。
投稿情報: 地球人 | 2007/09/05 17:02
アフリカのシンポジュウムですべての人に医療をと書いてあったのを読み思い出しました。米国って国民保険ないんですね。マイケルムーア監督のシッコを見て、ビックリでした。自費で入院費用を払えない国民は、病院から追い出されるのです。肋骨が折れていても。軍事費がかかる新自由主義の国とは、獣のおきてなのかと思いました。生活一番の民主党、がんばってほしいです。国民の未来が、民主党にかかっています。安倍さんは支持率上がれば、また、改憲、脱却を、あのキンキン声で叫び始めるでしょう。冗談じゃないです。生活一番の25条、平和の9条譲れません。民主党は、覚悟を決めて、がんばってほしいです。
投稿情報: 地球人 | 2007/09/05 17:13
瀬島氏は有能な方とお聞きし、在りし日の姿かたちを拝見してもその通りと拝察します。
ただ、岡田さんのような上の方ではなく一般の有象無象の庶民はいくら屍になろうと意に介すことの無い方であることも察するものです。
国民はどうでもいい、お国さえよければいい。戦時中の瀬島氏の生き様をたぐると、また戦後の言動を聞いてもそう思えます。
現安倍政権はこの考え方を知性なく幼稚に世襲したもののようです。
もうしばらくは日本は過去の敗戦に似た世界からの恥を晒すものかと戦後60年過ぎ、仕方が無いかと思うこのごろです。
政策の幼稚さにはあきれ果てます。その通り、海外からも株を買わなくなっています。日本はいま「ダメな国」になっているのは周知の事実です。
投稿情報: 榛名 | 2007/09/06 01:39