つい最近の報道によりますと、中国共産党政治局の常務委員に李克強さんが選出されたということです。
李さんとは、ここ10年ぐらいになりますが、なるべくお付き合いを深めようということで、6回か7回お会いをしてきました。
最初は中国共産党の共青団(中国共産主義青年団)のトップとして、そして、河南省の省長・書記、遼寧省の書記ということで、階段を上がるごとに、人間のスケールが大きくなって成長してこられたということを感じながら、お付き合いをさせていただいていました。
このたび、まさしく次代の中国のトップ候補として、名乗りを上げたわけです。
中国もこれから様々な大きな課題があります。貧富の格差の拡大、あるいは、これから政治的な自由を求める声も高まると思います。環境問題はじめ様々な成長のひずみも出てくる。
そういう中で、これからの中国を間違いなくリードしてもらえる、そういうリーダーとして、李克強さんが成長していかれることに心から期待しています。私もこの人間関係を大事にしたいと思っています。
韓国でも与党の大統領候補にチョン・ドンヨン(鄭東泳)さんが決まりました。
いま大統領選挙は野党(ハンナラ党)有利というなかで進んでいますが、しかし、チョン・ドンヨンさんにも期待をしたいと思います。
同じ1953年生まれということで、彼がまだ政治家としてさほど有名になる前からのお付き合いで、その後彼が前回の大統領選挙に出て、最後まで戦った。そして、統一省の長官はじめ、党や政府の要職を歴任されました。
現大統領の支持率が非常に低下しているあおりを食って、いろんな意味で苦労されたと思いますが、そして、私などに言わせると、1回待ったほうがいいんじゃないかという気がしましたが、あえて不利と言われる大統領選挙にチャレンジするということで、私としてもエールを送りたいと思います。
それにしても、ここ10年ほど、意識して中国や韓国の同世代の政治家とお付き合いをするようにしてきましたが、特に親しく付き合ってきた韓国のチョン・ドンヨンさんや中国の李克強さんがそれぞれ順調に成長されていることを大変嬉しく思っています。
これからもその人間関係を大事にしていきたいと感じています。
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中国・韓国の主要政治家との縁を大切にされる姿勢に好感がもたれます。
(中国と仲良くする姿勢だけで売国奴と批判し、強硬姿勢を支持するマスコミや政治家が多数存在するので余計に・・・)
マスコミといえば、安倍政権の頃は情報操作が露骨に透けて見えましたが、最近は民主党がそれをするのでしょうか。
NHKと朝日毎日でそれを感じます。
対中国に強硬姿勢なのが拍手喝采を浴びるようでいて、その声は実際ごく一部であり多数の国民から見放されるのと同様に、不毛な操作を見透かしている人は多いと思います。
投稿情報: 秋時雨 | 2007/10/24 01:06
今の胡氏という中国のリーダーは、養老毅さんを太らせたような方で、私結構親しみを持っていました。小泉の髪カールオヤジなどより、よほど好感を持ちました。
中国とはガス油田問題など抱えていますが、うまくいってほしいと思います。
中国の民衆が日本に反感をもっているといいます。双方のナショナリズムをどう克服し平和につなげるか、岡田さんには知恵を絞っていただきたいとおもいます。
中国と日本、憎しみの歴史は100年、それ以外はよい関係と中国の偉い人が言ったといいます。
日本には、もっと外交の知恵が必要だと思います。
知恵というのは、頭の良さ、偏差値とは別でしょうか。
悪知恵しかない、今の自民党には早く退場してほしいものです。
投稿情報: 地球人 | 2007/10/24 20:53