今年1年、様々なことがありましたが、皆さんにとってはどういう1年だったでしょうか。私にとっては、まず、よく地方を回ったなという感じがします。
前半は参議院選挙でした。参議院選挙は最終的には私たちが目指した「与野党逆転」という目標を達成することができました。
私も全国の候補者を応援させていただきましたが、本当に国民の皆さんの期待感というものをひしひしと感じました。
そして、参議院選挙の前後は衆議院の候補予定者を中心に全国を回りました。この3カ月で約50名の候補予定者、あるいは当選1回、2回の地元にお邪魔をして、少しでも応援させていただければという気持ちで回ってきました。
まず感じることは、国民の皆さんの期待感の高まりです。大体民主党は選挙のときは支持率が上がっても、その後だんだん支持率が落ちてしまうということだったわけですが、今回はそういったいままでのパターンとはちょっと違うと思います。
国民の皆さんの民主党に対する期待感というものは決して下がっていない。あの大連立の話があったときですら、党の支持率が大きく下がることはありませんでした。
とにかく一度民主党にやらせてみたいという声をあちこちで聞くわけで、私たちもその国民の皆さんの期待の声にしっかりと応えていかなければならないと改めて感じています。
そして、全国を回って感じることのもう1つは、民主党のまだ当選していない 若い候補予定者が日々成長しているということです。
もちろん、率直に言って、選挙区によっては果たして十分な活動ができているのかなと思う人がいないわけではありません。
しかし、多くの候補者が、1年前にお会いしたとき、あるいは数年前にお会いしたときと比べてはるかに逞しくなり、そして、地元でしっかり活動していることが感じられて、大変嬉しい思いをすることが多かったわけです。
彼らが、来年にも予想される総選挙に向けてしっかりと勝利を収めて、民主党の政権交代を実現する、そのことを改めて感じています。
1年間、私なりにそういった地域を歩くこと、あるいは私自身の選挙区も座談会の開催を選挙の合間を縫って積極的にさせていただき、多くの有権者の皆さんと直にお話をする機会が非常に多い1年だったと思います。
私にとって大変収穫の多い1年でした。国民の皆さんのお話を直接聞かせていただくということは、政治家にとって活動の原点であり、私にとって充実した1年だったなと思っています。
ただ、映画を観る回数とか、読書の量といったことは選挙が続いたこともあり、残念ながら、私の当初の目標を達成することができなかった、そういう気がします。
弱い野党第一党には戻らないで下さい。
私は、小選挙区制度が導入されてから、比例は必ず民主党に入れてきました。それは、民主党が育たなければこの国は駄目になると思うからです。小泉純一郎に5年も与えた民主党も多いに反省すべきです。1990年代にもう少し手を打っておけばと思います。
投稿情報: たけたけ | 2008/05/14 15:03