日曜日(9日)に岩手の葛巻に行ってきました。民主党地球温暖化対策本部の初めての視察で、岩手県連の皆さんも含めて、国会議員9名が参加しました。
葛巻というのは、中心は中山間地域の酪農で、それを町主体の第3セクターでやっていて、しかもそれがうまくいっているという、そういう意味で非常に注目を集めている町です。
町長の鈴木さんは、町長に選ばれるまでは畜産関係の第3セクターの責任者をやっておられた方です。
その畜産だけではなくて、町のキャッチフレーズによれば、「ミルクとワインとクリーンエネルギーの町」ということで、ミルクはもちろん酪農ですが、同時にワインも作っている。ワインは地元でできる山葡萄を使ったワインです。
そして、クリーンエネルギー。牧場にも風車が並び、ペレットストーブあるいは家畜の糞尿によるバイオガス発電、そういった様々な試みをやっている注目すべき町です。
町長さんには、日曜日にもかかわらず、一日一緒にお付き合いいただいて、様々なご説明もいただきました。町長さん自身が、いわばセールスマンのように、大変情熱を持って町づくりを語ってくれました。
中山間地域の中で、自然エネルギーや地域の特徴を活かした酪農やワインづくりなど、活性化の1つのモデルケースだと思います。
今回は温暖化対策本部ということで行きましたが、特にバイオあるいは風力、太陽光といった自然エネルギーを活用して町づくりにつなげていく。そういった意味で、大変参考になったモデルケースだと思います。
地球温暖化対策本部の視察はこれからも時機を見て、まず現場を見るところから始まるという私のモットーに従って、あちこち足を運びたいと思います。
是非「こういったものは見るべきだ」という場所がありましたら、教えていただけるとありがたいと思います。
貴議員の環境問題への取り組み、誠に嬉しく存じております。石油にしろ木材、食料、あらゆるものの消費は地球を食べ、変化させています。それらによる影響を少なくしようとする努力が求められています。レジ袋や食品のトレー、無駄な印刷物、私たちの回りには不必要に消費しているものがたくさんあります。消費者にも問題が有りますが、生産者、流通者に多くの反省が必要かと存じます。多角的な環境対策を今後ともよろしくお願いいたします。
投稿情報: 江村俊一 | 2008/03/12 18:12
温暖化対策本部というこで視察に行かれたとのこと、お疲れ様でした。
最近、道路特定財源につい国会とかで議論されてましたけど、今まで国の公共事業って誰も使わないような意味不明な箱物やら過剰な道路工事やらで滅茶苦茶な使い方されてきましたように思います、どうせ公共事業で税金を使うなら、昨今の原油価格の異常な高値とかを考えても、温暖化対策というだけではなく、バイオ燃料や自然エネルギーを利用するプラントを作るとかにもっと使えば良いのにって思います。
そうすれば、植物由来の物ならゴミもエタノールの原料として、新たな資源になるし、あるいは今、林業の衰退で日本の山が間伐作業をされずに放置されているせいで危機的状況になっているって、何かで聞いたので、間伐材でエタノールを作とかすれば、山も保全されるし、林業の再生にもなるのではないかと、また、食料自給率の問題でも、農家に減反ばかり迫るのではなく、色々な作物を作ってもらえば、食料に適さない茎根葉をもエネルギーや飼料の原料として売るこで農家の収入安定化やアップになると思うし、
それに同じ原料からはバイオプラスチックも作れるから、もっと本格的に、国家プロジェクトのような形で推進するれば、今まではエネルギー資源の乏しい国でしたが、これからは石油に依存しない国作りが出来ると思うんですけど・・・
石油に依存しなくなれば、世界の中でも遠慮することも減り、発言力アップになるのではないかとも思うし・・・
でも国からはそういう話ってあまり聞こえてこないのは何故なんでしょ?やはり現行の石油産業との係わり合いから、エネルギー政策を転換出来なかったりするのでしょうか?
良い事ばかり書きましたが、夢物語でしょうか?
投稿情報: 姫蝶 | 2008/03/13 01:10
こんにちは。
葛巻町が取り組んでいる地球温暖化対策によって得られる、地球に対する温暖化抑制効果はどれ位あるのでしょうか?
私はゼロだと思います。
国が温暖化対策に予算を配分して得られている効果は、産業振興と雇用機会の増大ではないでしょうか?
国が温暖化対策という名目で予算を配分しているのは、実は産業振興としての効果を期待しているからだと思います。
この点を明確にすれば、温暖化対策として予算を配分することについて、ある程度の国民からの支持が得られると思います。
ただし、地球温暖化対策として環境税を新設することは、新たな特定財源を作ることになり、現在民主党がガソリン税の一般財源化を求めている主張と矛盾すると思います。
もしも地球温暖化対策予算を確保するのであれば、それこそ消費税を充当するのが、最も整合性が取れると思います。
現代の生活する上での消費活動とは、突き詰めれば化石燃料の消費ですので。
国民の健康増進の目的で、たばこに高額のたばこ税を課しているように、消費税が高額になれば、消費が抑制されます。
しかし、消費税があまりにも高額になると、国民の消費意欲が抑制されてしまい、国内のあらゆる産業が衰退してしまいます。
つまり、地球温暖化対策として予算を配分するならば、確実に得られる効果を見極めて、「良い塩梅」で配分すべきだと言うことです。
これこそが、私が民主党に期待していることです。
投稿情報: スパイラルドラゴン | 2008/03/13 11:06
ソーラーシステムのお湯が出るタンクは、タンクの洗浄しませんか、中はとても汚いのですよと、よくセールスがきました。
うちは当時日立のソーラーにしたのですが、そのソーラーをやっていた日立の子会社は倒産。
日立本社に、タンク洗浄がいるのか聞く始末。
結局、水に黒いものが混じったりしたら、水道を流し、きれいになればよいですという答えでした。
ソーラーや、自然エネルギー関係の子会社は、つぶれることもあるので、信用できません。
自然エネルギー関係設備のメンテナンスにも、配慮を願いたいと思います。
ところで、岡田さんが前に「違和感がある」とおっしゃった武藤氏問題、いま、大問題になっていますね。
岡田さんの思考は、最先端をいっているので、さすがとおもいます。
武藤氏というのは、小泉氏と仲良しの人です。
小泉氏は旧大蔵省と同じ穴の狢で
故福田総理にかわいがられた人。
そんな、小泉氏と仲良しの武藤氏は国民の国益を考えたら、ありえない人事です。
投稿情報: 地球人 | 2008/03/13 13:11
すばらしいですね。全国の農村にワインの醸成所ができたらいいですね。バイオ、風力、太陽光エネルギー、最高ですね。
政治家もよべるとは見事な成功例ですね脱帽です。
ところで
岩手県葛巻をモデルケース、既成事実として
同じ試みをどうせやるんでしょう?
環境ビジネス、
老人福祉ビジネス、訪問介護ビジネス、
障害者施設ビジネス、総合福祉ビジネス、スクールカウンセリングビジネス、まだまだ
耳当たりのよいものはあります。
すべて実現したらある意味でいい社会になります。
環境ビジネスや福祉は建設の次の公共事業に過ぎないのではないかと疑ったことはあるかと思います。
投稿情報: 素雪 | 2008/03/14 06:59