今日は先ほど衆議院本会議が開かれ、日銀の総裁・副総裁の人事の件がかかりました。
ようやく総裁については、副総裁からの昇格という形ではありますが、決定することができました。私はなるべく早く決めるべきであると思っていましたので、少しホッとしているところです。
しかし、副総裁についてはまだ決まっていませんので、これは少し時間が空くかもしれませんが、速やかに副総裁も決めていかなければいけないと思います。
今回のことは、いろんな議論がメディアなどではなされていますが、私自身は、基本的に党の中できちんと決めてもらえばそれに従う。早く決めたほうがいいということは申し上げましたが、具体的な名前を私自身が挙げたり、あるいは、具体的な名前についてイエスとかノーとか、そういったことは避けよう。そういう方針で臨んできましたので、今回党が決めた方針について、私自身異論はありません。
いろんな議論があるなかで、それを反映したうえで、国会役員会でお決めいただいたわけですから、それで結構だと思います。
党の中も参議院で反対された方が3名ほどいらっしゃったようですが、全体では非常にまとまって行動できたと思っています。
ただ、一言だけあるとすれば、やはりこういった問題については、あまりいろんな情報が出ないほうがいいと思います。
今回の件も、副総裁の渡辺候補の件については、それが良いあるいは悪いという話が党の幹部から出て、やや混乱した印象を与えたと思います。
少なくとも、党の執行部のトップの皆さんは意思疎通をよくして、そして、違う名前が執行部の中から出てくる、あるいは特定の候補者についてイエス、ノーの判断が分かれている、そういう印象は与えないようにしてもらいたいと思います。
自由に議論することは非常に結構だと思いますが、あまり幹部間でバラバラな印象を与えるというのは決して得策ではない。そんなふうに思っています。
私は政権交代に賛成ですが、日銀総裁人事で与党は与党の言い分があり、民主党や野党の主張も理解は出来ます。
ただマスコミを通じないと分かりにくい部分を、テレビ局の編集とキャスターの人達のサジ加減で政治が公平に報道されていない気がしています。
与党は民主党を「党利党略」と批判すれば言いかもしれないですが、
野党は与党の以上の努力がないとマスコミも理解していない様にみえません。
地方は政治で本当に政権交代ぐらいしないと、過疎化が進み、若者の大多数は都会に夢を求めてしまうと感じています。
私には与党は党利党略に見えて仕方ありません。
投稿情報: 立川 | 2008/04/09 23:05
日銀人事をもてあそぶ民主党
のっけからすみません。
実はこれは4/9付けの某大手新聞の社説です。
岡田さんが懸命に説明されていることと180度ニュアンスがことなります。
国民の目線を装うマスコミと岡田さんの発言、国民はいったいどちらを信用すればよろしいのでしょうか。
この新聞社員の平均年収は1千5百万円です。
これは私の年収のおよそ1.7倍相当です。
これだけ収入があると、およそ庶民の感覚とはいえないのではないでしょうか。
いや、決して間違ったことを書いていないのかもしれませんが、年収1千5百万円もらっている新聞社員が、国民の目線で物を言っていると考えるには少々無理があります。
むしろ、経団連にちかい見方でしょう。
しかし新聞というのはTV同様大衆に影響力がかなりあります。
ITがなかった時代にはさらにその力は強大でしょう。
岡田さんにはこのまま、国民の立場にたったわかりやすい考え方での発言を期待しております。
国民は、赤旗や聖教新聞といったところまで、幅広く情報を仕入れ、自分の頭で熟考しなければなりませんね。
民主党も隔週の機関誌といわず、日刊の新聞をつくってみてはいかがでしょうか。
投稿情報: 41歳勤務医 | 2008/04/10 00:47
全くの正論。
全体で話し合う前に個人的考えを幹部が述べるのはいかがなものか。
今回の件は、鳩山幹事長、前原副代表が少し反省すべきです。最初の武藤氏の反対理由をマスコミが少し叩いたくらいで貫徹できない理由がわかりません。
総裁はダメで、副総裁はいいのでしょうか。今回、反対の人も数人おられたが、最初に表明した反対理由を貫き通したのは、党として良かったと思います。
もし、渡辺氏容認ならマスコミに迎合する政党であるということ宣言したことになりますから。
私は、1国民として、今回の民主党、小沢代表の姿勢は、とても毅然としておられ、分かりやすかったです。
投稿情報: 村上啓寿 | 2008/04/10 06:02
日銀総裁人事に関して読売新聞はじめいくつかのメディアが野党の対応を非難していますがあまりにも的外れです。
むしろ非難されなければならないのは何としてでも財務省OBを就任させ財務省の日銀支配、私物化を容認し、官僚の利権を死守すようとする自民公明政府なのです。
投稿情報: Manuel | 2008/04/10 10:06
通貨価値の安定を如何に守るかは、国内・世界の景気動向、国際金融の動向さらには、日本・世界の経済成長戦略が絡み難しいテーマだと思います。通過価値安定の問題自身はとりわけ専門性を要する領域であります。例えば因果関係の特定化自身も複雑難解です。従って、この分野に能力を有する人材は限られると思いますし、その中で財務省にも多分ですが有資格者はいると考えています。ただ、日本の場合例外的な時期はあるでしょうが、行政権金融当局の上にあるという歴史もまた否めない事実と判断しています。そういう風土自体は長年の日本の国のあり方と関連していますし、その行政権の具体的存在が財務省であることも間違いのない事実です。従って、行政権の持つ既存利益構造を打破するという民主党主張には賛成です。岡田さんも言われている財金分離はこのことを意味すると理解しています。今回の副総裁の件はこの二つの問題が絡みあっていると思います。具体名のあがった財務省のかたが有資格であることは事実のようですが、同氏は同時に既存利益構造を持つ省出身ですから、直ちにYESとはいえないと思います。もう一つはマスコには報道されないのですが旧社会党系の議員の考えです多分財務省出身者は既得権益構造温存に繋がるという考えではないでしょうか。これらを踏まえた判断が今回の民主党の結論だと理解しています。この、二つの問題のジレンマは民主党が政権をとっても残るわけですから、民主党としての見識を成長させる事を是非お願いしたいと思います。
なお、岡田さんは「幹部がばらばらな印象を与えるのは得策でない」と述べています、確かに敵を利することではありますが、党としての意思決定形成の試行錯誤の姿として考えることも出来ます。オープンな議論が従来の党と異なる民主党の最大の特徴のひとつです。ただ、意見をまとめる立場の方は大変でしょうが。民主党の更なる発展を期待します。マスコミについては言えば長期的視点での報道もあってしかるべきかと思いますが難しいようです。
投稿情報: 牧 信一 | 2008/04/10 11:27
小沢さん、よく突っぱねました。民主党の皆さんも、どうか代表を中心に団結してください。
官僚支配打破、天下り打破、そんな大仕事をする時に、右顧左眄して情にかまけていてはいけません。
それにしても、私が購読している朝日は、最近多少は主張を変えているようですが、読売・日経は相変わらずですね。
民主党に実現していただきたいのは、反既得権、反新自由主義の二本柱です。福田路線とも、小泉・竹中路線とも違う、真の民主主義、格差是正政治を追求してください。
投稿情報: 3児のパパ | 2008/04/10 13:21
ここで、ひるんではいけません。
鳩山さんは、人がよいから、どうしても、自公にたぶらかされそうになりますが、昨日の朝日の夕刊では、党意に従う判断をしたようで、英断だと思いました。
自公の輩に「あの人はいい人」なんていわれるのは、「間抜け」の烙印を押されたことになります。
自公が歯軋りしてこそ、骨のある政治家というものです。
自公は、どうせ、強行採決の芸しかない人たち。
町に1軒しか店がないよりも、2軒店があったほうが、競争して、商品の値段も質も上がります。
2大政党制にしたい理由はまさにこれです。
今の自公はまさに、ドラえもんのジャイアンの独演会。
そういえば、ジャイアンツのスポンサーの新聞社が、大連立なんていっていましたが。
私は、ジャイアンの独演会は、もう、結構です。
大体石油が下がると混乱すると、自公は、大騒ぎしたくせに、混乱はしていません。
年金の混乱は、まだ、収まっていませんけどね。
岡田さん、応援しています。
がんばってください。
私は小泉フィーバーで、民主が大負けしたときも、民主党に入れました。
投稿情報: 地球人 | 2008/04/10 16:08
今回の人事案、客観的に見てやはり首をかしげるのは民主党支持者でも私だけではないはず。そもそも日銀ポストが天下りなのか疑問です。田波氏は疑問ですが武藤、渡辺両氏は経験、人物的にも問題ないように思いました。天下り問題の本質はもっと別なところにあるのではないでしょうか?山岡氏の問題もあり、日銀の独立性を政治家が政治介入しているという批判もあり、大新聞の社説も今回ばかりは民主党に批判的な論調が目立ちます。重要なポストですから人物本意での議論をお願いします。
そして今回の件でもっとも疑問に思うのは、不同意を決定するプロセスです。党内世論は容認論が大半であると報道されていますが、それが本当であれば今回はトップの一言で、党内世論が覆ったことになります。そのことが何か危うさを感じました。
今回の件では民主党を支持することはできませんが、年金や道路特定財源の問題等今国会での民主党は良くがんばっていると思います。この勢いで与党を押し切り、早ければ今年中に岡田内閣が誕生するようにがんばって欲しいと思います。少子高齢化が進み、既存の枠組みでの運営はもう限界が来ていることは目に見えてます。行政の構造改革は待ったなしです。岡田氏のリーダーシップに期待しています。
投稿情報: 岡田総理実現を!! | 2008/04/10 19:32
岡田さんの意見もっともだと思います。ちょっといいずらいですが最近の民主党の執行部の対応。基礎力が足りていないように思います。民主党の執行部の主張や行動は少し分かりにくい点が多く小手先の技術に走っている感じがします。小手先だから相手の思わぬ手に右往左往してしまう。基礎力のある人が執行部にいるべきです。ここは岡田さんが執行部にはいったほうがよいのではないでしょうか。道路特定財源でもこの日銀総裁人事についても岡田さんの理論・主張は実に明快で賛同できるものでした。また小手先でなく実に基本的な根源的なもので芯が通っていると思います。なんら小沢さんと矛盾していません。岡田さんの意見が民主党の執行部の意見なら民主党はいい政党強い政党だなあと思えるんですけど・・
投稿情報: 扇風機 | 2008/04/11 01:05
今回の党首討論で民主党の進む道が はっきり提示され 日銀総裁人事と共に 100%評価しております。 今回の結果は 半世紀の間に築かれて来た 官僚政治 族議員との癒着等 霞ヶ関の解体の先ず一段階に着工出来たと言えるでしょう。 今の民主党を見ていますと 本当の民主主義政治が目の前に迫って来ている希望が沸いて来ます。 残念ながら今回の党首討論で 小沢代表の質問に何も答えられず 質問の意味すら解っているのか~疑問を持たざるを得ない ぼけた質問を返す首相に唖然としました。 福田首相は 御自分の立場を理解していらっしゃるのでしょうか?? 国民に取って大事な党首討論で 個人的な恨みつらみ泣き言を並べ 是が一国の首相かと~ 本当に 日本の将来を案じて居ります。 暫定税率に関しても 先ず税ありき。 予算が減ると何も出来ない~と躍起になって居りますが 国民は 天引きされて目減りする年金やサラリー・・・ 国にも誰にも文句言えず ある予算(収入)でやりくりし 無駄を省き 倹約して生活して居るのです。 国も先ず減った予算で何が出来るか 何をすべきか・・・ やりくりする国民の~主婦の立場を良く理解すべきでしょう。 まあリーダーシップ等ほど遠い首相。 解散の決断も出来ないでしょう。 そして 小泉、山崎コンビの北朝鮮~で
国民の関心をそらせる算段。 是が自民党。 民主党の政権能力云々どころか 現内閣は仮死状態と判断を下して居ります。 民主党さんの改革が着々と進み 霞ヶ関が落城する日を心待ちにして居ります。 頑張って下さい。
投稿情報: 霞草 | 2008/04/11 08:18
官僚出身のほとんどは優秀で仕事もできる方が多いと思います。とはいえ、いまや従来通りの手法で、日本が再生するとはとても思えませんので、今回の民主党の(小沢代表の判断)は、天下りの象徴を打破するという点において正しかったと評価できます。但し、その過程において民主党幹部でさえも一枚岩ではないという面を露出してしまったというのがマイナスでしたね。衆院解散も間近でしょが、政権交代が実現するのかといえば??がついてしまうというのが今の状況でしょう。
私ももちろん、自民党を与党から引きずりおろす必要があると考える一人です。そして岡田さんの清廉、潔白さを前面におしだした内閣誕生を期待しております。日本再生、さまざまな難問、壁が待ち構えているでしょうが、今の日本人に必要なのは夢と希望だと私は思うのです。もんもんとした空気を振り払う、そんな国政、政策を期待しております。
本日は弊社にわざわざ足を運んで皆の声を聞いて頂きありがとうございました。
まずは与党となってください。
投稿情報: 久門 | 2008/04/14 19:33