最近の新聞は、解散・総選挙が先送りになるのではないかということを報じています。
まず、私自身は、30日に予定されている記者会見で、麻生総理が何を言われるか、ご自身の口から言われるまでは、11月30日投票の可能性はまだ十分にあるという前提で考えたいと思っています。
別にメディアを信じないわけではありません。しかし、麻生総理自身が自ら語られるまでは――騙し討ちに遭うと必ずしも思っているわけではありませんが、しかし、やはりこれは「闘い」ですから――万全の注意をもって、あと数日のことですので、全力でやっていきたいと考えています。
麻生総理が解散・総選挙を先延ばしにする理由として、現実にはもちろん、いまやっても勝てないということがあるにしろ、金融・経済の状況、それに対するしっかりとした日本の対応が求められているので、国内の解散よりもそちらに力を尽くしたい、こう言われています。
そのことはもっともらしく聞こえますが、もしそうであれば、私は従来から非常に疑問を持っていることを1つ申し上げなければならないと思います。
それは、東京都議選があるからその前後は解散・総選挙をしない、公明党が都議選重視なので、その前後は解散・総選挙はないだろうと、永田町ではいわば当然の前提であるかのごとく語られています。
しかし、都議選のほうが総選挙よりも大事なのか。あるいは、都議選のほうが金融・経済状況、それに対する対応よりも大事なのかというと、ここは大いに疑問です。
本来であれば、都議選と関係なく総選挙を行ってもいいはずです。しかし、いま言われているのは、11月30日を逃すと年末年始あるいは予算明け(成立後)だと。確かに、予算を審議しているときは解散できないでしょう。
そして、予算明け、つまり4月初めを逃すと次は任期満了、つまり、都議選が終わってかなり時間が経ったあとと言われていますが、考えてみればこれは随分おかしな話です。
都議選の近い時期、あるいは同時に行われるという選択肢も本来あって然るべきです。別に公明党が都議選は大事だと言っても、それに拘束される必要は自民党も麻生総理もないはずだと思えてなりません。
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政治に白紙を作らないために解散は見送り…等新聞に書かれていましたが、不安な政治をだらだら続けられるよりは、すっぱりと新しい政治に切り替えるための希望を持ちたいです。
私たち地方の有権者にとって、都議選優先っていうのも少し納得がいきません。
今の内閣や自民党に、もはや国民の生活を変える与力はないように感じます。
私たちは一日一日ホントに必死に生活をしています。
岡田さんのご活躍におおいに期待させて頂いております。
投稿情報: 福岡人 | 2008/10/28 20:26
雨宮かりんさんの すごい生き方(これで検索すると見られます) というブログがあります。
そのブログで、麻生総理豪邸62億円見に行こうツアーの若者が、警察に拘束される模様がユー・チューブでみられました。
柔和そうな若者で、かわいそうでした。
私服の刑事さんも警察官も何かあったら大変と必死の思いだったでしょうけど。
若者も警察の方も、両方とも、悪い人たちじゃないのに、麻生総理の問題でもめて、なんで、こんな無意味ないさかいを、善良な人間同士でしなければいけないのか、複雑な思いでした。
麻生総理が、若者の人気を取ろうと、無理に秋葉原で演説などするから、このような面倒が起きた気がします。
解散もするのかしないのか、グズグズで・・。
もう、いい加減にしてくれと言いたいです。
岡田さんも大変でしょうけど、がんばってください。
投稿情報: 地球人 | 2008/10/28 22:31
現在、アメリカの経営学修士 (MBA) に留学しているものです。確かに、都議選と総選挙の間に明確なプライオリティはなく、従って都議選はして総選挙はあと回しという判断に明確な論拠がない、という岡田先生のご意見はもっともだと思います。しかしながら、私個人としては解散・総選挙を今は行わないという麻生総理の判断には賛成です。以下、長文で恐縮ですが、理由を述べさせていただきたいと思います。
①ただでさえ財政赤字の累積国のレッテルを貼られているにもかかわらず、解散・総選挙で何千億円もの税金を投入するのはいかがなものでしょうか?この借金の累積がいずれインフレやクラウディング・アウトを引き起こすの可能性は考えられないのでしょうか?
②解散のメリットがよく見えません。「今の不透明な政治を打破する」「国民の声を問いたい」といった定性的な論拠はあくまで感情的・主観的な意見としか聞こえません。具体的・定量的なインパクトは何でしょうか?それはGDP、失業率、株式市場といった経済指標でもいいですし、犯罪率、人口、二酸化炭素排出量といった他の定量指標でも構いませんので、何千億円もの投資をする根拠を具体的には何なのか?を示していただきたいと思います。
③また今の政治の不透明さの根源は「ねじれ国会」が大きいと感じておりますが、解散・総選挙のみがその解決手段なのでしょうか?例えばここアメリカでは、ねじれ国会のような状態、具体的には大統領の政党が上院・下院で与党ではないことも多々ありましたが、各議員が政党の意見ではなく、自分の意見をもっているため、必ずしも政治の停滞にならなかったという事実があります (もちろん、それが故、Bailout計画のように、与党であるにもかかわらず否決されてしまうというパターンもありますが)。見比べると日本は、政党が言うことは絶対で「右向け右」。このようなことがなくなれば、ねじれ国会でも政治の不透明さとは直結しなくなりますし、議員は政党の代表ではなく、国民の代表として自分の考えを述べることができるのではないでしょうか?そして、それを達成するためにはまずは民主党が変わるべきではないでしょうか?
投稿情報: Youth-K | 2008/10/30 07:44
民主主義の下、国会議員および政府の権限は、全て、国民に由来し、国民により与えられたものです。したがって、国会議員および政府は、常に国民のためにその権限を行使する責任を負います。
首相に国会の解散権が与えられているのも、制度上、そうすることが、立法府と行政府とのチェック・アンド・バランスを生み、また、重要争点について直近の国民の声を国政に反映させ、国民のための政治を実現することにつながると考えられたためです。
現在の解散権の議論は、与党側が、解散権を与党にとってもっとも有利な時期に行使するということが前提となっているようです。しかしながら、解散権は、公的権限であり、財産権のような私的権利と異なります。解散権の行使は、特定の政党の都合でなく、国民にとってもっとも必要な時期に、行なわれるべきものだと思います。まして、都議選の都合で解散権の行使を左右することは、きわめて非民主主義的であり、国民からの大きな批判のうねりを招くような気がします。
現在、与党側は、自分たちが解散時期を自由に決定出来ると信じているようですが、最終的に解散の時期を決定するのは国民です。今後、世界情勢が変化し、あるいは国民の解散を求める声が強まるに従い、逆に、与党側は、与党にとって、いっそう不利な時期に解散に追い込まれる可能性があるような気がします。
投稿情報: Publius | 2008/10/30 16:10
選挙が大幅に先延ばされるそうです。「政局より政策」「景気対策」と聞けば理由としては、もっともらしいですがこの政権に任しておくのが不安になる噂を聞きました。
29日の225銘柄に入った株注文は、株価安定のため厚生年金・国民年金の保険料収入の年金積立金を使って政府が大量に株を買ったんだろうと兜町で噂されているそうです。麻生総理は自分の手柄を自作自演するため、これからも対策を打つ出した後は、138兆の年金積立金で株価上昇を作るだろうと。
ワシントンでも15日、自称「世界の麻生」を示すため、日本の外貨準備から100兆使うことで、個人的「男」を上げようとしてるという趣旨のテレビ報道があったそうです。
下々の国民には真偽は分かりませんが、年金も外貨準備も元を正せば国民のお金で、総理の一存で自由になるお金ではないです。これだけ年金不信が大きい中こんな噂が立つだけでも許せません。
選挙がないなら、現政権をしっかり監視して詳細な情報を国民に知らせてください。どうかお願いします。
投稿情報: 岡田代表になって欲しい | 2008/10/30 17:10
飴と鞭では無いですが~、3年後にはご自分はいらっしゃらない~、後は野となれ山となれ。 此処でバラマキすれば、3年後は金欠病になって居る? 3年後で無くとも、既に国の借金は莫大で、金欠病が始って居るのに、成金代官の大判振る舞い~でしょうか。 麻生首相はこの政権が終れば、きっと何時までも政界には未練が無い~?だったら今派手に『ぱぁ~っとお金を使って・・・』ばら撒いて、『バーでチップばら撒いている風に~?』~と、失礼ですが、そんな想像をしてしまいますね・・・ 国民の顔など全然見えていない。 心の中には、ご自分しかない。 そうでしょう~ 年金等頂く予定無いから、年金納めて無かった方。 中川経済相等、余計信じられません。 20年余り、年金納めて無かった方が、財務担当なんて・・・ あの時、辞任もされず、厚顔を通された方が、年金やその他の財源を云々言われる立場でしょうか?? 今回の三年先の消費税値上げ~ 等、勝手に言ってますが、それなら今、此処で、バラマキ+増税=国民の判断を仰ぐべきでしょう。 バラマキを受取って、3年先に付けが回って来る事は、国民の審判を仰いでから、実行すべきと思います。 その為には、解散総選挙を一刻も早く実行すべきでは無いでしょうか?? この辺を民主党さんは如何お考えでしょう? 国民は納得してないと言う事を、総理にしっかり追及して欲しいと思います。 今、此処で苦労しても、未来が明るい構築的な方を望みます。 暴走した今の状態で迎える11月16日、『NYでの国際会議で、リーダーシップを取る』とか、勘違いされてる様な言動も、聞かれますが~ 国際社会はそんなに甘いものでは無いでしょう。 総理に就任されてからずっと、そう簡単に、椅子は手放さないだろう~と、解散は無いだろうと~と思って居りましたが、此処まで最悪な政権になるとは思いませんでした。 日本には政治の空白なんて大した事では有りません。 直ぐ解散総選挙で、国民の審判を仰いで欲しいと願ってます。
投稿情報: 霜降 | 2008/10/31 06:56
解散にんじんをぶら下げて、民主党に法案通させようというのが、見え見え。
国会できっちり、勝負したほうがよいと思います。
麻生総理は選挙の顔裏目続きなんて、言われていますし。
自公は立ち枯れそうですね。
解散はしかるべきときに私が判断するなんていっていますが、「あんたが判断するから、こわいんじゃない。」と思います。
そして、民主党より、自公の方がその思いは余計強いかも。
投稿情報: 地球人 | 2008/10/31 10:44
「財源は外貨準備金」よりは後の責任を取ろうとしているように思いますけどね。
それにしても「噂が立つだけでも許せません」って・・・噂を立てた人に怒りましょうよ。それも一種のメディアリテラシーですよ。
投稿情報: 鐘 | 2008/11/01 00:36
私は熊本市役所勤務のしがない地方公務員である。昨日(平成21年6月21日)テレビ番組であなたは公務員の賃金を2割カットすると言い放った。退職金は基本給をベースに算定されるから、当然退職金も2割カットとなる。私は平成23年3月定年退職の予定だが、2割カットが決まれば、残りが1年程度なので少し早めに退職する。私だけではない。他の職員も同様だ。その場合退職金に不足が生じる。退職債を発行するかも知れないが、引き受け者はいないだろう。あんまりふざけたことを言うな。私のHPやヤフーのブログ、掲示板などで反民主キャンペーンをはるぞ。
投稿情報: 山口 秀光 | 2009/06/22 10:07