国会も終わりましたが、相変わらず忙しくしています。様々な課題がありますが、いま最大の課題は普天間の基地移転の問題です。
この問題は、大臣就任当初から日米間で議論を続けてきました。現在、人家が密集しているなかにある普天間基地。滑走路の延長線上には、小学校もあります。この危険な状況を一刻も早く何とかしなければいけない。そのために移転をする。
しかし、日米間ですでに合意されている辺野古沿岸部への移転について、地元の中に反対の声も強い。こういう中にあって、政府としてどう考えるのかという問題です。
基本的には、これは民主党の考え方でもありますが、この問題は日米同盟を非常に重要なものであるという考え方に立って、米軍の抑止力をしっかりと確保しながら、しかし、普天間の危険な状況を一刻も早く除去しなければいけない。その選択の中で、具体的にどういう案があるかという問題です。
先日、2度目の沖縄に行ってきました。今回も多くの方と意見交換をしましたが、経済界の皆さん、連合の皆さん、あるいは自治体の長の皆さん、そして、この普天間の(辺野古)沿岸部への移転ということが言われているわけですけれども、その地元である名護市の皆さん――100名ほどご出席いただきました――意見交換をする機会がありました。
この会は、我が党の衆議院議員の玉城デニーさんに声をかけていただいたのですが、ほとんど辺野古への移転を反対する皆さんがお集まりだったと思います。
したがって、議論はかなりいろいろで、「なぜ岡田外務大臣は、はっきりと県外あるいは国外と言わないのか」という議論をいただきましたが、私としては、「それは米国の抑止力というものは重要で、あるという前提で議論している」ということを申し上げました。
厳しいご意見もたくさんいただきましたが、私は、当然そういうご意見が出るということは予想していましたので、直接、率直にご意見をいただいたことは、非常に良かったと思います。
私も、私の意見をかなり率直に申し上げました。こういった様々な意見交換を重ねていくということは、私は大事なことだと思っています。そして、お話を聞かせていただく中で、沖縄の皆さんの、あの戦時における沖縄戦の戦いの痛み、あるいは、その後、米国に占領された時期が長かったことに対する思いも伝わってくるわけです。
いずれにしても、この普天間の移転の問題は、時間が遅れれば遅れるほど、あの危険な状態が実質的に固定化されることにつながるわけで、しっかりと閣内で鳩山総理を中心に関係閣僚が議論をし、そして、連立のパートナーである社民党、国民新党の理解も得ながら、結論を出していかなければならないと思っています。
議論が先に延びることは、決して良くない。そして、日米同盟というものが、揺らぐようなことがあっては決していけない。そういうことにしてはいけない。これは、外務大臣として、強く思っているところです。
しっかりと、厳しい中ですが、間違いのない判断をしていきたいと思っております。
※ブログの動画版はこちら
>議論が先に延びることは、決して良くない。そして、日米同盟というものが、揺らぐようなことがあっては決していけない。そういうことにしてはいけない。これは、外務大臣として、強く思っているところです。
ニュース,新聞の報道や他の大臣の反応などを見ても,岡田さんだけが直球・正直で損をしているようにも見えます.だからといって,うまく立ち回れと言いたいのではありません.直球(真正直)は人間の徳目で持ち味ですね.
私が思うには,米国も一枚岩ではなく刻々と変化すること,辺野古周辺への移転は確かに日米間の合意ですが,だからといってその通りにしさえすれば日米間は揺らがないのか・・・.
それは,米国共和党と日本自民党の合意であって,ブッシュ共和党時代の横滑りのゲーツ国務長官と自民党は利権もあるようですし強硬に主張するのは理解できますが,米国民主党のオバマ大統領が本心からそれを望んでいるかどうか疑問です.
オバマ大統領はノーベル平和賞を受賞しました.そんな賞を頂けばもっと攻めろ,もっと殺せと戦争を推進する人間にはなりたくなくなるものだと思います.頂いた賞を踏みつける人間になるからです.
アフガンへの増派にしても,なぜ何万人も増派するのか.1度短期的にはっきりと戦果を挙げて,これで米国によって平和を取り戻したという形を無理にでも作って米国民にもそれを示して,米国軍として名誉ある撤退をしたいと思っているのではないでしょうか.例え共和党政府が始めた戦争であっても,名誉のない撤退(純然たる敗北)を米国は取れないのであって,そこがオバマさんが国内事情によって本当は苦しんでいるところではないかと私には思えます.
そうすると,沖縄基地の縮小の方向も海外移転もオバマさんの内心では十分に有り得るのではないかという気がします.米国の国内事情とオバマさんの内心を慮ること,彼の名誉を慮った上で相互に本音で詰めることが日本と米国の同盟を固くすることだと思います.もう遅いかも知れませんが・・
投稿情報: 森中 | 2009/12/07 23:22
外相にも”今が日米同盟を根本から見直す絶好のチャンス”ということはご存知の筈。日米軍事同盟というものがそもそも今の時代に必要なのか?同盟にも他の形があるはず。 国民の気持ちを無視した自民党政治に失望した私達をまたがっかりさせるのですか?
もう何年もこの問題で苦しんでいる沖縄の人たちをお願いですから救ってやってください。
アメリカが機嫌を損ねても一時的なものでしょう。
大切なのは日米同盟より市民の心なのです。
そして、アメリカもそれを理解できる国です。
(韓国やフィリピンの例を思い出して下さい。)
岡田外相が国民(沖縄)の味方である心ある方であることを信じています。
安孫子 建
投稿情報: 安孫子 建 | 2009/12/08 02:11
読みました。
直球が健在なことも良く判り敬意を表します。
日米同盟を大切にするなら、(辺野古)沿岸部への移転以外に方法は無いでしょう。既に、オバマ大統領と首相との信頼関係は壊れています。
日米関係と社民党との連立を比較してどちらが大切かも問題です。
外交上の信頼関係は大切です。岡田外相の政治生命を掛けて守らなければならない事です。
日本の外交が信頼できるか総べての国が見守っています。
投稿情報: 伊藤 良夫 | 2009/12/08 08:52
アメリカは本当は日本を守ることなど全く考えていないと思います。最近のニュースを見ていると、日本をおどせばいくらでも金が取れると考えているのではないでしょうか?アメリカもそろそろ外交方針を変えてもらわないと、日本に住んでいる者としては印象が悪いです。外交戦略としては、日米同盟を重視して日本に戦力を置かない方法が現実的かもしれませんね。結局世界を見渡せば、いつになっても戦争は終わらないのだと思いました。
投稿情報: 支援者 | 2009/12/08 08:54
大変厳しい選択をせまられているのはすごく感じ、その中でも、誠実に、一番良い答えを出そうとされる岡田さんの姿勢はひしひしと感じます。
理想は県外、現実は辺野古、という私の勝手な解釈なのですが、辺野古になったとしても、このブログや、直接的な説明で誠意を尽くせば、現地の方は別としても、「いたしかたない」と納得する国民は多いのではないでしょうか。
現地の方へも、フォローの仕方はいくらでもあるはずです。
間違えても「社民が反対するから」というような狭い視野で、いつまでも結論を保留、ということは、逆に反感を覚える人は多いと思います。
郵政に対する政府の対応は本当にがっかりしました。
せめて、普天間の問題では、毅然と、広い視野で、最善の答えを導いてください。
投稿情報: ks | 2009/12/08 11:09
岡田克也さま、スタッフの皆さま、こんにちは。
再度の沖縄訪問、本当に、お疲れ様です。
岡田さんの政治家としての責任感と使命感の強さに、ただただ感服しております。
そして、岡田さんの気力と体力。自身の限界まで尽くす誠意。本当に凄いです。
もう充分以上に、外務大臣としての責務を果たしていらっしゃいます。
岡田さんのひたむきな努力に、私などは泣いてしまいました。
どうかどうか体調にだけは気をつけてくださいね。
岡田さんはこれからの日本に、最も必要な、本物の政治家ですから。
かしこ
投稿情報: 井上彩 | 2009/12/08 13:00
米国の軍事抑止力が大事か、普天間の移転が大事か、どちらにスタンスを置いて判断するかにかかると思います。普天間は米軍の抑止力の範囲から見れば部分で全体ではないということ。日本の目指す平和とは他国の抑止力を将来も必要とするのか、答えはNOであると。非軍事の平和構築を目指すのが日本の道と思うが、そうであれば普天間の件から、米国軍事への追随から新政権はまじめに舵を切り返さなくては。普天間は閉鎖、新基地は不要と言ってほしい。
投稿情報: USA | 2009/12/08 13:45
確かに普天間の危険な状況を一刻も早く解決しなければならないのは事実でしょうが、これまで何十年も続いてきていることを、どうして年内に解決しなければならないのか、という理由がいまひとつわからないんですよね。
もちろん、今の機会を逃すと米国が対応してくれない、という話もあります。ただ、それこそ外交交渉の問題ではないでしょうか?米国も世界的な戦略の中で基地を運用しているのでしょうが、有事には短期間で兵を動かすのですから、運用上問題ない移設先が辺野古しかあり得ないというのはあまりに硬直的で却って非現実的だと思います。
県外移設は兵のピックアップなどで問題があると言っても、そもそもジェット戦闘機やジェットヘリなら数百キロ程度に大した移動時間はかからないはず。既存の地方空港の利用が絶対無理というのも納得行きません。
大変な問題だとは思いますが、岡田さんには日本の立場を主張してがんばって行っていただきたいと思います。
投稿情報: のぶちゅう | 2009/12/08 15:02
国会における宜野湾市長の説明によると、アメリカ政府側の資料では、普天間駐留の海兵隊部隊は全てグアムへ移転する計画になっており、辺野古に計画されている基地は、普天間の代替でもなく、極東米軍再編(グアム移転)の一貫でもなく、日本人の血税で作る全く新規の米軍基地というのが実態のようですね。
岡田外務大臣も、そのことは充分承知と思いますが、何があっても、普天間基地が沖縄県内に移転する事態にならぬよう、ねばり強い対米交渉を期待します。
民主党政権が毅然とした態度を取ってこそ、日米は真に対等な関係を構築できると思います。
投稿情報: さとうひろし | 2009/12/08 18:16
普天間基地の問題、大変厳しい状況ですね。
2度目の沖縄訪問に関する報道を見ていても、とても辛かったです。
厳しい状況ですが、良い方向に解決されますようにと願っています。
応援しています。
投稿情報: naomi | 2009/12/08 18:56
初めて、コメントさせて頂きます。
岡田さん、大丈夫ですかぁ?テレビで拝見させて頂き…やつれてる!の一言しかありません。
普天間問題、大変だと思いますが無理せず体調だけは崩さないで下さい。
政治家には期待なんて持った事は無かったのですがぁ…な〜んかぁ応援したくなりました(笑)
投稿情報: Tel me | 2009/12/08 19:33
この問題に関しては鳩山さんが正しいと思いますよ。
日本国内にある基地をどうするかという問題ですから、日本国民、とりわけ沖縄県民の意思が最も尊重されるべきだと思います。
早急に結論を出すのは相手の思うつぼだと思います。
投稿情報: 小林洋介 | 2009/12/08 21:24
米国在住のものですが、こちらのニュース(CNN)では、日本のニュースはごくたまにしかありません。アメリカは、国益重視の国ですから、経済関係といえば、もっぱら中国の話題ばかりです。どうか、アメリカの表向きの態度にまどわされず、また、アメリカの圧力に負けず、日本の国民にとって正しい選択をしてくださることを期待しております。
投稿情報: Noriko | 2009/12/09 10:08
普天間基地の移設でわ無く、周辺住民の移住わ、出来ない事でしょうか、代替地住居等で経済効果も民間需要が、見込まれます移住範囲は広ければ広い程よいでしょう複数年度で、段階的に重点地区から移転をはじめ、空き地利用は、軍事利用しないでフリーポートの計画をたてコンテナ置き場、またわ太陽光発電基地等利用は良いと思います。
投稿情報: 古田 政春 | 2009/12/09 12:35
普天間基地国外移設とGIVE AND TAKEについて
1.アメリカの強硬姿勢
現在の、普天間基地移設に関するアメリカの強硬姿勢は、ルース米国大使が企業弁護士であったことから推測して、値段を吊り上げるための交渉テクニックである可能性があると思います。まず、その点を様々なチャネルを使って確認することが有効と思われます。
2.GIVE AND TAKE
外交は取引です。ビジネスと同じです。相手の事情をきめこまかく理解し、より適切な条件を提示することが、合意形成につながります。
アメリカが興味を持ちそうな材料を提示し、”仮定の話として”、どの材料と交換なら、アメリカとして、普天間基地国外移設を検討するに値するか打診することが考えられます。
たとえば、
・北朝鮮とのグランドバーゲンにおける日本の分担の設定
・アフガニスタン・パキスタンへの追加支援
・イラン核開発阻止のために日本に出来ることの提案
・温暖化対策の分野での協力(たとえば、CCSの分野での協力)
などが考えられます。
3.数字で調整
アメリカがいずれかの材料に興味を示した場合、たとえば、アフガニスタン・パキスタンへの追加支援なら、あと何億ドルの追加が望ましいか、数字の交渉に持ち込めば、合意に至る可能性は大きく高まると思います。
4.補足
ちなみに、アメリカの安全保障チームの中では、安全保障担当補佐官のGENERAL JAMES JONESがキーパーソンになるかも知れません。彼は、元海兵隊総司令官であり、海兵隊を説得する力があります。また、NATO軍総司令官当時、NATO軍のアフガニスタン派遣に尽力し、軍、政府、議会の全てから、きわめて高い尊敬を受けている人物です。彼に接すると、その落ち着いた理性的な雰囲気に、誰しもが感銘を受けます。 彼を味方に付ければ、話が進むような気がします。
ご検討をいただければ幸いです。
投稿情報: BUSINESS LIBERALISM | 2009/12/09 15:21
現在、橋下大阪府知事が主張している、普天間基地機能を関西空港へ移転するという案は、きわめて興味深い提案だと思います。
まず、知事がおっしゃられている、沖縄の負担を、日本全体で負担するという基本理念が正しいと思います。
また、沖縄県民のみなさんにとっても、悲願の普天間基地県外移設が実現します。
アメリカも、かねてより、普天間基地の”国外”移設に関しては、周辺国へ誤ったメッセージを送ることになるとして、難色を示していますが、関空なら日本国内での移転であり、受け入れる可能性があると思われます。
さらに、基地機能移転にともなう、基地関係者の居住区建設や関連施設の整備拡充は、やり方によっては、りんくうタウンなど周辺地域の再開発・活性化のきっかけになるかも知れません。
関西地域のみなさんは、万が一、紛争が発生した場合、関空が攻撃対象になることを懸念されるかもしれませんが、それは、基地周辺のどの住民もが負担していることであり、なによりも関空は、海で市街地から隔てられているため、万一攻撃されても、市街地への被害は最小限にとどまると思われます。
今後、関空案に対して、どのようなデメリットあるいは反対意見があるのか、限られた時間の中で、綿密な検討が必要と思われますが、専門家を大量かつ集中的に動員し、さらに関西地区の経済界・住民のみなさんの意見を広範に求め、至急、具体的に検討を進めるべきであると思います。
投稿情報: Tremendous_Rapid | 2009/12/09 17:17
日本人はアメリカ人との信頼関係を大切にしたい。それゆえに沖縄の悩み/困難を分かりあえる関係を築き上げたい。普通のアメリカ人は沖縄の人間を尊重して友愛の世界を作りたいはずだ。それを信じるしかない。それが分からないアメリカ人はこれからもつき合うのが難しいはずだ。一事が万事。
投稿情報: nsoderland | 2009/12/10 02:03
普天間問題御苦労さまでございます。岡田さんの御努力の結果を国民は了解できると思います。
また別のことなのですが、来年度の予算編成が無特性なものになっては大変おしいと思います。経済政策にも理念は必要ですから、新しい産業を興していく方向性を明確にしてほしいと思います。私としては、「クリーンエネルギー元年」とでも銘打って、日本の環境技術関連産業を発展させること、この技術を必要としている途上国への積極的輸出を打ち出してほしいと願っています。
投稿情報: 飯島 | 2009/12/10 11:01
普天間問題は非常に頭を悩ませますが基本的にアメリカの国内問題と非核3原則の改定及び自衛隊解釈論の改定だと思われます。本来グアム移転が良いかと思いますがそうすると米国の国内問題になります。米国の財政状況を考えるとオバマ政権に解決できる能力はないかと思われます。どちらにしても資金的に米国に投入が必要になるかと思われます.米国債の売りをちらつかせるという考え方もありますが、長期金利が低下の恐れもあり郵貯含めた金融機関の金融破綻も考えられます。悩ましいところだと思われます。時間軸の無さが非常にネックになります。10年前に本格的な政権交代があればと思わざるを得ません。
投稿情報: 荒江 克治 | 2009/12/10 12:44
当面は普天間から辺野古に移すとしても、将来的に辺野古からさらに県外・国外へという議論は続けることになるのでしょうか?
現時点で現実的な妥協のラインとして辺野古だとしても、そのまま固定化するというのでは地元の方にも理解をしてもらうのは難しいと思います。
アメリカ側が合意済と思っているこの件について妥協する見込みは薄いようですので、「辺野古への移転はします、でもその後のことをこれから話し合いましょう」というあたりが現実的かなと思います。
その頃には国際情勢もまた変わっているかもしれませんが・・・
投稿情報: From北海道 | 2009/12/10 16:07
今までの日本政府の最も大きな失敗は、10年以上前にベルリンの壁崩壊や中国の自由経済圏への参加等の大きな外交上の状況変化があったにも関わらず、日米の同盟関係において根本的な見直しを怠ってきたことにあると思います。沖縄の方々の苦労を考えながらかかるイビツな日米関係の是正に真摯に対応されている岡田さんを心から応援します。希望をひとつ付け加えます: 今や国防は軍事力だけで考える時代では無くなってきています。現実問題として米国の有力企業がアジア本社機能を上海等の中国に移転し始めている。東京から逃げ出して上海に実際上の本拠地を置く米国系国際企業も多い。当然ながら米国の政策においては経済的により結びつきの強い国との関係が優先される。この様な傾向は経済的にも国防的にも日本にとっても好ましいものではありません。このような状況を打破する為に、沖縄において、基地に変わる商業施設としての米国への利益供与、またそれによる日本経済上のメリット等を考えるべきだと思います。今後の日米同盟は経済関係により重点を置いて考慮する必要があるのだと思います。(もちろん自由経済の原則は守るべきですが。)沖縄がアジア貿易のセンタとして地政学的に絶好のロケーションにあるので、この様なことを考えてみました。
もうひとつ、民主党が米国に対して堂々と意見を主張していることに対して一部マスコミでは危惧の念を表明していますが、私がネットで調べた限りにおいては米国のマスコミ(NYタイムスやワシントンタイムス)は主張をはっきり述べる民主党政権に好意を示しています。主張することを主張して正面から堂々と議論をする。アメリカ人はその様な相手を尊敬します。この様な姿勢を崩さずに国民の意見を正面から受け止める岡田さんの姿勢は必ず日米関係を良い方向に導いてくれると期待しています。
投稿情報: Y浦野 | 2009/12/10 17:56
米軍基地問題についてですが、日米同盟は日本の国防の心臓です。地元の県民の方々の不満は、県民の方々にとっては、大きい問題であっても日本の国防上、外交上の視点に立って考えれば、比較的小さい問題です。基本的には現行の行程を推進し、その上で県民の方々の不満を汲みとって(騒音だとか、米兵の不祥事の問題を考慮し)日米の日米地位協定を一部見直し、日米の日米地位協定に県民の方々の不満を盛り込むのが最善の選択だと考えます。
投稿情報: 角田勇 | 2009/12/10 23:33
どっちにしても判断が遅い。スピード感がなく、歯切れが悪い。政権をとってから訪沖しますじゃ遅い。昔から、日本は時間がかかりすぎるといわれている。そのかわり、やりだしたら早いとも。
しかし、このテンポではこのインターネット時代は乗り越えられないのではないかと心配である。昔のair mailの時代と違い、今はe-mailの時代である。クリックしたら時空を一ッ飛びする周期の短さである。世の中の周期も短くなっている。すぐ結果がでる。早く決断しなければtime is moneyで結果の方が出てしまう。莫大な損失を被る可能性だってある。
もう一つ言いたい事は、普天間が固定化してしまう不信感があるとかどったらこったら、、、、それより日本との約束は反故にされるから何も約束できないと不信感を問いたいのはアメリカ側の方であろう。
投稿情報: risu | 2009/12/11 07:27
社民党をはじめ、米軍基地不要を唱える方々は、国の防衛をどのように考えているのか?そこの議論なくして国外県外論など本末転倒、時間の無駄なのではないでしょうか?迅速な決断をお願いしたいです。
岡田さんに期待しています。
投稿情報: 小堀 | 2009/12/11 08:32
岡田さん応援します。
日本の戦後外交の幕開けなのです、60数年の自民党政治が出来なかった米軍の沖縄基地を日本の国民に取り戻して下さい。
その為に貴方の全勢力を賭けて下さい。私は応援します、皆さんの多数が支援しています。
投稿情報: goen | 2009/12/11 12:35
精力的な仕事ぶり自民党の外相にまさっていると思います。
先の沖縄県知事選と名護市長選では自民党政権が辺野古移転を受け入れなければ沖縄振興をしないという圧力をかけました。
その結果辺野古移転受け入れの知事や市長が当選しました。
日本一貧困県の弱みにつけ込んだ
やり方で当選した知事や市長のもとで日米合意がなされたのは不条理です。
そのような合意に縛られる必要があるのでしょうか。
白紙ならいろんな提案が出来ますよね。
作業チームで日本側が閣僚なのに米側は大使や次官補などで格下を交渉相手にしているのは日本を軽んじている証左ではないでしょうか。
話し合いのテーブルで辺野古一点張りの米国の硬直した対応は日本国民の怒りを買うことになるでしょう。
一国の総理が会いたいのを無碍に断るオバマさんには落胆しました。
岡田さんは米側の意を汲みすぎて
「限界」「同盟のゆらぎ」「白紙無理」発言でみずからの立場を追い込まないでください。
米側にひきづられる状況は自民党政権と変わらないと思います。
「政権交代」したのですから直球で日本の利益になる外交をしてくださることを望みます。
投稿情報: spacious ground | 2009/12/11 18:05
もうそろそろいいかげん
武力による抑止を必要としない
国創り始めませんか?
岡田さん
真の意味での強い国創り
始めませんか?
岡田さん
今から始めないで
いったいいつの未来から
始めますか?
投稿情報: 武 | 2009/12/12 05:36
岡田大臣殿
私には普天間の問題は正直むずかしぎてよくわかりませんが、民主党政権が、がんがん圧力をかけてくる米国に屈せず、冷静に判断を下そうとしている姿勢には感服いたしております。この問題が早期に日本、沖縄、日米同盟のいずれにもウィンウィンウィンとなる結果にまとまるよう祈ってやみません。
投稿情報: あきさん | 2009/12/14 17:01
この問題は、岡田大臣が今一番頭を悩ましている問題だとメディアを通して私は感じています。
日本とアメリカ間の問題、沖縄の人たちの問題決して簡単に片づくちは思いませんが、岡田大臣であれば板ばさみになっても頑張ってくれると信じます。自分の信念にしたがって、政治判断してくれるものと信じます。
投稿情報: ミヤザキ | 2009/12/14 22:06
明日普天間の問題に政府政府としての方向性を出すということなのでコメントします
まず合意通りに進め、その後沖縄の負担軽減を交渉してゆくという選択肢をなぜ考えられないのか不思議です
いまビジネスではWIN-WINの関係を作ることが成果を生み出す基本となっていますが、相手に何らメリットのない提案をいくらしても乗ってこないのは当然で、一歩ひいて相手を呼び込んでおいて将来の負担軽減を交渉するのが結果的に大きな成果を生み出すやり方のはず
合意を無視し自分の要求だけするのはまるで北朝鮮と同じことでどこの国からも信頼されなくなるでしょう
投稿情報: 海沼 晃 | 2009/12/15 00:02
在日米軍基地をどうすべきかについて、外務省は過去に本格的に突っ込んだ検討を行っています。
それをまとめた文書が「わが国の外交政策大綱」で、その存在については内閣府情報公開・個人情報保護審査会HP(以下のURL)で確認できます。
大臣も是非目を通されてはと思います。外務省がこうした過去の研究蓄積を今日生かしていないのは遺憾としか言わざるを得ません。
そこで大臣にお願いですが、「わが国の外交政策大綱」をまとめるに至った内部の検討記録である「第1回から第4回までの外交政策企画委員会記録」についても公開戴きたいと存じます。この当時の外務省内の討議はおそらく今日においても参考になるはずです。
事件名:「わが国の外交政策大綱」の不開示決定に関する件
答申日:平成16 年3 月31 日(平成15年度(行情)答申第764号及び同第765号)
http://www8.cao.go.jp/jyouhou/tousin/022-h15/764-765.pdf
投稿情報: H.S. | 2009/12/16 08:31
日本の今後の進路に関しては、中国、北朝鮮等の存在がある限り極めて厳しい現状があることを忘失してはならないと考えます。私はその職務上中国、北朝鮮等がアンダーグランドで日本の日常経済活動に負の浸透を続けている活動を垣間見ており、少なくとも日米間の微細な問題は別にしても安全保障の土台は堅持していただきたいと強く熱望します。海兵隊の沖縄への駐留は論議があるが日本に必要とのコメントには非常に心強さを感じました!
投稿情報: H,AMI | 2009/12/19 22:07
鳩山総理が「常時駐留なき日米安保」構想を封印すると発言されましたが、大変残念です。
「駐留なき安保」は決して理想論ではなく、冷戦時代にノルウェーが実践した安全保障政策です。
同国はNATOに加盟しながら、平時における外国軍の駐留を許さず、有事に来援を求める様々と措置を取りました(一例としては米軍重装備の事前集積)。
同国のこの実践については、下記の論文が詳しく紹介しています。
こうした政策が今日我が国でも適用可能かについて政府部内で検討されることを期待します。
等 雄一郎「『抑止』と『非挑発』のはざまで―戦後ノルウェーの安全保障政策―」『レファレンス』(国立国会図書館調査及び立法考査局発行)平成元年8月号。
投稿情報: H.S. | 2009/12/25 19:20
こんにちわ! 頑張られている大臣にお願いがあります、アメリカの日本基地は沖縄近辺でなくてはいけないのでしょうか?私のお願いは九州の国境壱岐、対馬の対馬が心配です、外国人が沢山土地を買い日本人が少なくなっていると聞きます(数年前tvで放送していました)、土地を買い取り日本にして、ここに基地を移してアジアの睨みを利かしてもらいたいのです。(名前は不明ですがエンタープライズかな?)航空母艦をアメリカからリースして長崎や対馬辺りに停泊させて基地にする。どうですか?
投稿情報: 高山しのぶ | 2010/01/31 14:05
岡田外務大臣の物言いはおかしいのでは?米国は既に韓国から多数の兵力を撤退させています。今沖縄に海兵隊を残す必要があるとは思えません。台湾と中国が仮に紛争状態になったとしても米国は介入しないでしょうし、朝鮮は日本に対してミサイル攻撃くらいしかできませんからどの道沖縄に海兵隊を残しておく理由はないのです。米国もグアムへの撤退を想定していて今騒いでいるのは単に撤退費用を日本がどれだけ負担するのかでしか無いでしょう。13年間も放置してきた状況を見れば米国は日米合意なんて本気で信じてないのは明白です。今すぐに工事を着工したとしてもどれだけの完成までどれだけの工期が掛かる分かったものでもありませんしムダでしか無いと思います。
投稿情報: LedLine | 2010/02/12 03:11