週末、久しぶりに地元に帰り、それぞれ100人から150人規模の「国政報告会」を、6会場で開催させていただきました。
会場にはそれぞれ、次の参議院選挙で2回目の選挙を迎える予定の芝博一参議院議員にも来ていただいて、2人ペアで国政報告をさせていただいたわけです。
この国政報告会自身は、良い質問も出て良かったと思いますが、私は、実はその土曜日の夜は久しぶりに地元に泊まろうと考えていましたが、夕方の段階からチリの地震の情報が入ってきまして、これは東京に帰ったほうが良いということで、急きょ土曜日の夜の遅い時間に東京に戻りました。
チリの地震は現在進行中ですが、かなり大きな被害が出ており、日本としても出来るだけの支援をしなければいけないということで、土曜日の深夜から外務省の中で会議を開き、そして鳩山総理にも報告をしながら、準備を進めています。
ただ、つい最近まで、チリのバチェレ大統領からは、海外のそれぞれの国に対して、「援助については、いまいろいろと考えているので待ってくれ。人の派遣も待ってくれ」ということを明示的に言われました。
チリと言えば、1人あたりのGDPもかなり多く、様々なインフラも整った国であり、かつ地震についても何度かの経験をして、それなりに準備体質の出来ている国ですから、そういう国のトップが待ってくれと言うわけですので、我々としては、小規模な調査隊を派遣する以外のことは、見合わせていました。
しかし、一段落してチリ政府からも支援要請が正式に出ましたので、我々としても出来る限りの支援をしていきたいと考えているところです。
当面の医療支援などや、より中長期的な復興支援など、現地のニーズをしっかりと把握しながら、我々も長年の友好国ですので、必要な支援をしっかりとやっていきたいと改めて感じているところです。
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「人もコンクリートも」、という考えで、東京などの大都市の地震対策も進めてほしいものです。
投稿情報: 一国民 | 2010/03/02 00:04
今回のチリ地震も大変ですね。ハイチ地震の復興もあり国際社会の連携の在り方が問われる事態だと思います。ハイチの時の中国の対応は強力で地元の方の心を掴んだのではと思います。日本も支援体制の有効なシステム化をしていく必要があるのではとつくづく思います。そのためには、国内でも、1人が1日暮らしていくために必要な物品はどのようなものでその購入費用はいくらくらいになるかを、伝統的な生活保護の算定基準等を手掛かりにしてきちんと見積もり、シビルミニマムの費用を算定し、国内のホームレスの方々や外国の被災者等の支援の参考にするとともに国内のビジョンを描くときの参考にする必要があるのではと思います。
このようなシビルミニマムを実現するにはいくらかかり、現在の財政力では、このような財源配分のモデルが可能であるといくつかのモデルを示して参院選に臨んでいただきたいものだと思っています。
投稿情報: 飯島 久香 | 2010/03/02 14:07
岡田克也さま、スタッフの皆さま。こんばんは。東京は寒い日が続きます。
もう天災だけはどうにもならない。万全を期して、後は祈るしかない。
遥か遠い日本からですが、チリに住む方々にお見舞い申し上げます。
早朝に大地震は、阪神淡路大震災と同じ。その恐怖は如何ばかりか…
日本での津波について。1度目の津波が終わったら避難所から帰宅した方が多かったとか。もっともっと防災の知識を普及させないと…
投稿情報: 井上彩 | 2010/03/02 17:18
またしても地元にお泊りするチャンスが・・・。残念です。
チリの地震をテレビで見ました。何かしてあげたいのに、何も出来ないのが悔しいです。私に出来る事と言ったら、募金くらいしかないけど、少しでも力になりたいです。
盗みや放火など、日頃そんな事をしない人達が、せざるを得ない状況、考えただけで、心が痛みます。
一日も早い復興を、そしてちょっと余裕が出てきたら、被災者の方達のメンタルケアもしてあげて欲しいです。
投稿情報: いいちこ | 2010/03/05 11:51
地震国日本の国内対策は十分なのでしょうか。
助け合う感情をいつでも有する人間集団でありたいと思います。
世界中で地震が発生し、これに対し支援できる国というか人間集団を作りたいものです。
かくゆう私は、カンパ以外に対応できませんが。
認知症GHの火災にひそむ課題などの基盤を整備し、インターナショナルな視点で活動できたら最高でしょう。
投稿情報: 西依信樹 | 2010/03/16 14:14