パキスタンやアフガニスタン、あるいは、中国やインドといった、アジアの国々で災害が続いています。
特にパキスタンでは、多くの方が亡くなられており、非常に重大な状況にあります。日本に対しても、「ぜひヘリコプターを出してもらいたい」という要請が来ています。
アメリカは、すでにそういうことに対応をしていますが、2,000名近い人が亡くなっているであろう状況、そして、1,200万人の方が避難民になっているなかで、人と物を運ぶヘリコプターの協力要請が日本にも来ています。
どうするか、これから政府の中で調整していきたいと思いますが、ご存じのように、パキスタンはアフガニスタンにおける和平を達成していくうえでも非常に重要な国です。
日本政府として、すでに、無償資金協力などは決めたところですが、人的な貢献も含めて、出来る限りのことをしていくべきではないかと私は思っているところです。
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中国の土砂崩れといい、ロシアの山火事(?)といい、地球が悲鳴をあげていますね。人間もかわいそうだけど、地球はもっとかわいそうです。
先進国が自由気ままに生きてきてしまった事が、結果として他国を傷つけてしまっているという事も無きにしも非ずなわけで・・・。
もっと環境について真剣に考えないとと反省しました。
投稿情報: いいちこ | 2010/08/13 10:11
現地の調査のために、外務省と防衛省の職員の方達が、パキスタンに向かわれたそうですね。
洪水被害では、衛生面の悪化による病気の発生の問題も加わり、心配すべきことも多くて、本当に大変ですね、、。
被害にあった方々の健康と命を救う為に、また、一日も早く落ち着いた状態になっていただくために、日本の支援が重要ですね。よろしくお願い致します、、。
投稿情報: レイ | 2010/08/14 22:45
パキスタンの洪水は、過去80年間で最悪のものであり、現在も各地で数十万人が孤立していると報道されています。2005年のパキスタン地震のとき、政府は、国際緊急援助隊として自衛隊のヘリコプターを派遣しました。今回も、人道上、派遣の方向での検討が適切と思われます。パキスタン政府からの要請に対し、日本政府が、まず現地調査団を派遣したことは、的確な対応であると思います。
ただ、2005年の地震被災地がパキスタン北東部であったのに対し、今回の洪水被災地は、アフガニスタンと国境を接する北西辺境地域を含み、同地域の武装勢力は外国からの救援を妨害すると公言しています。
このため、本格的な援助を開始するにあたっては、まず武装勢力への停戦呼びかけを試みるべきであると思います。
また、大型ヘリ(CH-47)は自衛艦による輸送が必要となり、派遣に数週間を要するため、前回2005年の派遣と同様、航空機で輸送出来る小型ヘリ(UH-1)を派遣すべきであると思います。
さらに、武器を携行しない国際緊急援助隊としての性格上、自衛隊ヘリの活動地域は、アフガニスタンと国境を接しない南部被災地域に限定すべきと思われます。
なお、自衛隊の派遣にあたっては、国会の関与が不可欠です。現在、国会は閉会中ですが、政府は、外務・安全保障委員会、外交防衛委員会に属する議員を中心に、与党および野党の議員からも意見を聞き、事後、議論の内容を公開すべきであると思います。
そして、仮に派遣を決定した場合、どのような危険性があるのか、なぜ派遣が必要なのか、派遣の規模・期間はどれぐらいか、国会への活動報告はどのように行うのか、国民に明確かつ具体的に情報を開示し、丁寧に説明することが必要であると思います。
投稿情報: Abraham_Lincoln | 2010/08/16 06:10
ハイチの自衛隊派遣と同じく、パキスタンにも当然、人的貢献は必要でしょう。言わば、命を救うための平和貢献である限り、優秀で専門性の高い自衛官の派遣とその任務の遂行は、日本の正義を示すものであり、それがアフガンとの和平に繋がるのなら、尚更、必要でしょう。アフガンの戦争を早く終結させるためにもパキスタンに対して日本ができるPKO活動を行うべきです。米国は、イラクやアフガンの派兵から、任務を終え、本国に早く撤退し、戦争終結させたいはずです。イラクやアフガニスタンでは、大勢の兵士や民間人が犠牲になり、命をおとしています。もう米兵たちの精神力も、限界でしょう。この戦争の間違いに米国は、早く気付くべきです。いや気付いているはずです。そこで日本は、同盟国として、戦争終結に向けて、あらゆるメッセージを送るべきです。それは、今、日本が行っている間接的平和貢献だと思います。経済、教育、文化などのいろいろな分野において、資金提供はもちろん、人的貢献、技術的な支援など、日本人の豊かな感性と知性のもとに出来る限りの平和的貢献をどんどん進めるべきです。それを地道に遂行していけば、イラクやアフガンをはじめ、世界の、人類の平和が訪れるはずです。そして、イラクやアフガンに派兵している米軍の兵士たちも任務を終え、本国に凱旋できるのです。それに向けて、日本は、あらゆる支援を今、米国にするべきです。それこそ、盟友としての真の姿ではないでしょうか。岡田外務大臣が、イラクやアフガンの戦争の終結に向け、したたかに取り組まれている平和貢献こそ、沖縄・普天間の問題を速やかに解決する礎であると考えます。応援しています、がんばってください。
投稿情報: Tsuyoshi Tanida | 2010/08/18 18:32