補正予算はいま、参議院で審議が行われていますが、衆議院では火曜日(11月16日)に可決されました。その前の月曜日(11月15日)は深夜まで、野党が出した閣僚の不信任案に対する否決などを行いました。
月曜日の(翌日)明け方5時くらいまでかけてやるという選択肢もありましたが、そこは、最後は話し合いで、月曜日の夜11時くらいの審議で打ち切って、火曜日に採決をすることになりました。
この補正予算の審議、予算審議に関しては、衆議院の優越が認められているので、力ずくである程度スピーディーにやっていくという方法もありました。しかし、そうすると、そのあとの国会における審議がスムーズに進まなくなるので、我慢に我慢を重ね、野党の発言に耳を傾けながら進めてきました。
我々の国会での業界用語で、「荷崩れなしに参議院に送る」という言葉がありますが、つまり、きちんと粛々と採決が行われることです。他の野党は反対でしたが、社民党の賛成をいただいて衆議院で可決され、いま、参議院で議論しています。
この間、中井洽(ひろし)予算委員長、中川正春予算委員会筆頭理事――たまたま2人とも私と同じ三重県の出身ですが――や、その他の関係者の皆さんの大変なご努力と忍耐の中で、今回のことが成し遂げられました。
かなり途中でいろいろあり、大変ではありましたが、衆議院で補正予算が可決されホッとしているところです。社民党の皆さんには、最終的に賛成していただいたことを大変ありがたいことだと思っています。
これから、参議院で補正予算を審議し、関連法案を衆参で審議します。1つでも成立させなければなりませんので、まだまだ気の抜けない国会です。閣僚の問責決議案なども言われていますし、様々な問題も抱えています。
この国会をいかなる形で乗り切っていくかということが、より大きな困難が待ち受ける通常国会の審議のあり方にも影響を及ぼすので、気を緩めずにしっかりとやっていきたいと思います。
とにかく、国民生活に極めて大きな影響が出る補正予算を、少なくとも衆議院では可決して一定の見通しを得たことは、本当に良かったと思っています。
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困難な状況の中、丁寧に、物事を進めなくてはならないという尋常ならざる努力の結果、皆さんいつもよりさらにお疲れになって、色々な問題が出ているのかもしれませんね。そういう努力などが、報道されたり評価してもらえないのは、本当に残念なことですね、、。
菅総理が18日に始められたカンフルブログ(TV)で取り上げて欲しいですね!(一週間前に書いたコメントで、偶然とは言え、このTVの誕生を予知していたみたいな気分になって、びっくりしました!)
ともかく関係者の皆さん、本当にお疲れ様でした・・!!
岡田さんも、なんとなく1週間ほど前から風邪をひいていらっしゃるように見えましたが、大丈夫でしょうか!話し合いのお部屋などで、ちゃんと加湿器などで乾燥を防いでいらっしゃるでしょうか。冬は、エアコンによる乾燥があるので、本当に危険ですよね!私は、冬の季節には洗濯物の部屋干しで、景色と歩きやすさは良いとは言えないですけど、部屋は程よく潤い、洗濯物は気持ちよくカラカラに乾いて、そういう意味で心豊かにいい季節ですけど!(笑)
投稿情報: レイ | 2010/11/19 10:09
あまり遅くまで話し合うよりも、ちゃんと休んで次の日しっかり話し合った方が、効率も良くなるし、大正解だったと思います。
にしても、この大仕事、相当なストレスだったのではないでしょうか?リフレッシュの方も忘れずにしてくださいね。健康第一♪
岡田さんが、幹事長の席にいると、他の政治家さん(与野党共)が悪い事出来なくなって、よりクリーンな政治になりますね。その分、外交は荒れ模様ですが・・・。岡田さんがもう一人いたら良いのに・・・。
投稿情報: いいちこ | 2010/11/19 12:28
本当に御苦労様です。いろいろな駆け引きなどがあってさぞかし大変だったと思います。こういう時代だからこそ与野党の全国会議員は本当に苦しんで困っている日本国民のために謙虚な姿勢で仕事をしてもらいたいです。
投稿情報: 溝口 | 2010/11/20 17:07
拝啓。岡田先生。補正予算案の衆議院可決大変な御努力でしたね。後苦労様でした。臨時国会での審議をNHKなどで放送しておりますが私は拝見したことがありません。閣僚に対する問責決議案に関して今、柳田法務大臣の発言が「国会軽視だ!」として問題になっておりますね。野党各党からすれば当然の反応だとは思います。確かにあの発言は思慮に欠ける部分があったと言わざるを得ません。岡田先生の様な「九思一言」という慎重さが民主党内の議員の皆さんに浸透すればいいなと思っております。政治家という者は常に自身を律する高邁さと謙虚さが無ければ身を滅ぼしてしまう事も多いと思います。司馬遷の「史記」を読めばその辺の呼吸は解るのではないでしょうか?ともあれ私は民主党を指導し引っ張って行けるのは岡田先生だけだと思っております。多事多難な政治状況が内外共に続きますがどうか御健康に留意され日本国の発展のために御尽力下さいませ。御健勝を御祈り致しております。敬具。
投稿情報: 西川くん | 2010/11/20 17:59
この国会を乗り越えるも何も、辞めさせるべき人を辞めさせないでいたらトラブル続出でしょう
あなた方が身内に甘いのはよくわかりましたから
とっとと去ってください
投稿情報: いちろう | 2010/11/21 00:04
会期延長をされるんですね!民主党が野党時代には、その手法をかなり厳しく批判していましたが、やはり有効ですよね!
過去の方針などかなぐり捨てて、一日でも長く政権にしがみつくのが大切です。
次の衆院選まで、まだ年月が有ります。絶対に解散しないでしょ?必ず負けますからね。二度と奪えない政権の座です。いっぱい楽しんで下さい。
民主党の議員さんのブログは批判的カキコを掲載しませんから、どうせ掲載はしてもらえませんよね。でも、スタッフさんは目を通しますよね。スタッフさん…胸に手を当てて考えてみて下さい。野党時代に輝いて見えたものは今も輝いてますか?皆さんが求めた未来は今、現実のものになっていますか?
法相を庇うのは良いですが、二年前の民主党ならどう言ったでしょうか?嘘と欺瞞のためだけに民主党に入ったんですか?それが、貴方の正義ですか?
投稿情報: 田舎の日本国民 | 2010/11/21 01:01