この週末(11月20、21日)、東北地方を中心に、宮城、山形、福島と行ってきました。
柳田法務大臣の問題を抱えて、移動中に車の中で同乗者の方に聞こえないようにいろいろ電話をしたりという慌ただしい週末でしたが、そういう中で、非常にいいものを1つ見つけました。
それは山形の鋳物です(※鋳物の映像は、岡田かつや公式ホームページのビデオメッセージでご覧いただけます)。山形鋳物というのは産地として非常に有名ですが――もちろん私の地元の桑名も鋳物で有名なのですが――この山形の鋳物は、そのなかで、西暦1604年から今日まで15代続く菊池保寿堂さんがお作りになったものです。
鋳物製の茶器で、デザインも非常に変わっており、非常にユニークで、私が見ていても素晴らしいデザインだなと思いました。
このデザインに関わったのが奥山さんという、スーパーカーのフェラーリやポルシェデザイン等で様々なデザインに関わってこられた方で、生まれ故郷の山形に戻って、そして山形でいろいろなデザインにも取り組んでおられる方です。
大変人気があって国内でも品切れで、欧米でも一流のホテルなどで購入されて使われているとのことです。それぞれの地域における伝統産業の1つの生き方を示すものであり、長い歴史と伝統、そして、新しいデザイン、それを組み合わせて非常に技術的な裏付けのあるいいものを作る。これが、産地の1つの生きていく方向だと思います。
この茶器は、いまなかなか手に入らないとのことなので、私は「少し値段を上げたらどうですか」と申し上げたわけですが、「そういうことはあまりしたくはない」という社長のお話で、そういったことにも1つのポリシーが感じられました。
地方を歩いていますと、いろいろ新しい発見があり、非常にいいもの、面白いものに出会うことが多いです。
週末の各都道府県回りは、なかなか体力的にはきついですが、もう少し年末にかけて続けてみようと思っています。
※ブログの動画版はこちら
鋳物製の急須ですか~、私は使ったことがないですが、これでお茶を淹れると、鉄分が補給できたりもするらしいですね!
伝統産業と新しいデザインの融合も、本当に素敵です!!そして、なによりモノ作りには志の高さがあってこそ、素晴らしいものが生み出せるのですね!
岡田さんの地方行脚のおかげで、外相時代は世界の国々のことを勉強できましたが、今度は、林業や農業や、こうした伝統産業など、日本の地理を学んでいるようで、楽しいです。
投稿情報: レイ | 2010/11/24 23:12
我が家にもありますよ!!鋳物の急須。でも、普通の昔ながらのものですが。最新のデザインとコラボすると、こんなに素敵になっちゃうんですね♪欲しい♪
伝統ある技術の元作られたものは、ずっと大切にじっくり使いたくなるものです。
私はちっちゃい頃からガラス細工が好きです。割れたらどうしようという不安もありますが、ガラス小物が所狭しと並んでます。見るだけで癒される、宝物です。
ところで岡田幹事長、ちょっと(いや、かなり)働きすぎでは??移動中くらい仮眠を取るとか、土日はしっかり休むとかしないと、身体壊しちゃいますよぉ。
心配なので、土日は働かないで下さい。お休みとって、息抜きしてくださいね。
投稿情報: いいちこ | 2010/11/25 10:31
神戸に講演に来て頂き、ありがとうございました。とても嬉しかったです(^o^)昨年はすぐに中座された印象がありましたが、今回はゆっくり話が聞けて、本当に良かったです。幹事長が帰られた直後から、会場の雰囲気が急に悪化し、早々にお開きになりました。会場の後ろのほうからヤジや、批判などが相次いで起こり、聞いていて、痛々しかった。びっくりしたのは、年配の女性が壇上にいる方々に対して挨拶が長すぎるとマイクで言ったり(*_*)自民党支持のかたなんだろうなぁ…と感じました。怖かった…幹事長に最後までいて欲しかった。
投稿情報: くみ | 2010/11/25 22:14