第83回アカデミー賞の作品賞をはじめ、4つの賞(作品賞、主演男優賞、監督賞、脚本賞)を「英国王のスピーチ」が取りました。
日曜日(2月27日)に妻とこの映画を見た直後だっただけに、大変うれしく思います。
この映画は、様々な困難を乗り越えながら、第2次世界大戦でのナチス・ドイツとの開戦にあたって、英国王ジョージ6世が、国民を鼓舞する素晴らしいスピーチを行うまでの経過を描いたものです。
英国王の相談相手であり、医師ではないのですが治療を行ったオーストラリア人との友情や、国王妃になる奥さんや子どもたちといった家族の支え、兄弟の葛藤などを描いた映画で、私は非常に素晴らしい映画だったと思います。
少し前に、このアカデミー賞の作品賞を争った「ソーシャルネットワーク」も見る機会がありました。
学生が「フェイスブック」を起業するに至る過程を描いたもので、こちらはこちらで大変興味深かったのですが、気持ちに訴え感動を与えるという意味では、「英国王のスピーチ」に一日の長があったと思っています。
いずれの映画も素晴らしい映画ですので、機会があれば、是非ご覧いただきたいと思います。
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アカデミー賞を取った上に、評判も良さそうだし、私も見に行こうかなあと思っていたのですが、岡田さんのお墨付きとあらば、これはもう確実にいい映画ですね!、、何だか記者会見でのお話もあったので、もう見てしまって満足したような気分になってしまいましたけど!
それにしても、岡田さんがちゃんと映画に行かれる程のお時間があって安心しました!奥様も、SPさんと映画体験をされたのですね!うーん、ある意味、臨場感があって世界観に最も没入できる環境だったかもしれませんね、、、☆
投稿情報: レイ | 2011/03/03 22:24
「英国王のスピーチ」見てきました~!
自粛を控えた方が、復興の基盤となるべき日本経済の為に寧ろいいとは言え、映画館に行くのにはやはり抵抗があったのですが、、。多分、そんな感じの人たちが多くて、映画館は空いているだろうと思ったのですが、思いの他、ほぼ満席でした。自粛だけではなく、震災のショックと余震の影響で、皆元気がなくなっているということもあって、街は人が少ないようでしたが、、。
映画は、終始映し出される舞台が、王室のいかにもという仰々しさが殆どなくて、警護の人たちすら殆ど描かれていなくて、岡田さんの方が凄い扱いだなあ、、などと思っていました!そして、その代わりに、非常にアットホームと言うか、18世紀くらいのイギリス貴族の映画などに出てくるお屋敷に見慣れている身にとっては、やや質素とも言えるような特別でない感じの国王の生活が描かれているように思われました。そのせいか、なんだか主人公の国王が身近に感じられて、最後のクライマックスの場面では、フィクションの中の感動的な場面、というよりは、少し国王に乗り移ったような気分になって、、そして、それ以外でも、戦争へと向かう世の情勢も「過去イギリスがそうであった」という感じよりも、「そうだ、こういう感じで戦争へと向かうのだろう」という感覚が、とても明確に感じられました。
けれど、こういう感覚を得られるようになったのは、震災直前、後の日本を生きていることによって、日本人として「戦争は何故起こったか」ということの理由が、実際肌で感じられるようになってきたせいもありますが、、。かつては、本当に「ホロコーストは何故起こったか」という問いと同様に、まるで解き難い遠い謎であるかのようであったのですが、、、。実際、一瞬映画内でも映像として映ったヒトラーですらも、かつてのように不思議すぎる存在には見えなく、「こういう人物が出て、そしてこういうことが起きるのだ」とかつてなくリアルに思えました。そして、私達は、常に気を張って、なんとか、そうした流れに抵抗するように、積極的に考えていかねばならないのだ、、、ということも考えさせられました、、、。
王室の人物というより、身近な描き方をしているお陰で、そんな風にも感情移入というか思考移入できたわけでしたが、けれどやっぱり王室だからなのか、、、あまり踏み込みすぎた描き方ができないからなのか、、、なんとなくどこか固いというか、、、、国王の抱えている問題の原因について、もう一歩国王自身に感情移入できるだけの説明が淡白だったような気がしました!
心理描写と演出の過剰なハリウッド映画の見すぎかもしれませんが、、、。説明は勿論足りているのですが、ドラマ仕立てで、そこに向けて盛り上げて行ってくれてなかっただけですかね、、やっぱりアミノ酸過多の調味料の濃さに慣れてしまっているだけかもしれませんね!
逆に、その、演出過剰でなく淡々としているところが、また、ある種の感情移入を生じさせてもいました。例えば、、、国王となってしまった状態について、、、「本当に自分が・・!?」という感じなど。
それから、お兄さんが国王を辞める事情など、、、英国王室って、すごいなあ、、日本人としては、想像できない世界だなあ、、。とも思わせられて驚きました!
あとは、ドクター、、ではないドクターの最後の最後の表情が良かったですね。それこそ、困難を共に乗り越えた人の見せる表情が素晴らしかったです、、、。岡田さんが、「友情が良く描けている」と仰っていたのがとてもよく分かりました!(確か記者会見でおっしゃっていたと思いますが、、)
あとは、終始ほんのちょっとコメディー的な演技を見せていた国王妃の最後の表情も、ちょっと感動しましたね。
投稿情報: レイ | 2011/04/27 21:21
たまには奥様とゆっくりとして下さい。
リフレッシュして力を貯めて下さい。
岡田さんにはまだまだしていただかなければならない事がたくさんあると思います。
投稿情報: 売国奴 | 2011/11/19 16:24