平成23年度第1次補正予算案の概要が、22日に閣議決定されました。
まず、その内容についてお話したいと思います。規模は4兆153億円で、補正予算としてはかなり大きなものです。
阪神淡路大震災の際の第1次の補正予算(平成6年度第2次補正予算)の規模が約1兆円でした。補正予算は2年間にわたって3度組まれましたが、第3次でも約3兆円でしたから、(今回の補正予算案は)1回目で約4兆円を超えることとなり、かなり思い切った大型の補正予算です。
内容としては、瓦礫(がれき)の除去に3520億円、仮設住宅の建設などの災害救助関係経費に4830億円、道路や港湾、下水道などの壊れた物に対する整備など、災害に対応した公共事業に1兆2020億円、学校施設や社会福祉施設の復旧に4160億円、その他、緊急雇用支援や6カ月間働く自衛隊の皆さんの手当などに8020億円ということで、かなり大規模な予算になっています。
歳出そのものについては、多くの野党の皆さんも異論はほとんどありませんでした。一部意見が出ていた、例えば、学校施設の耐震化など野党の意見も取り入れて、最終的にこの歳出額が決まりました。
歳入のほうは、子ども手当の3歳未満1万3000円から2万円への上積みをやめたことで2000億円、高速道路無料化実験の廃止で1000億円、高速道路の休日上限1000円の見直しなどで2500億円、ODA(政府開発援助)の削減で500億円、国会議員の歳費を1人当たり年額300万円削減で22億円などで財源を確保しています。
一番問題になったのは、国民年金(基礎年金)の半分を税金でまかなうことにしていますが、そのための経費として計上されていたものをこの補正予算の財源に使うことで、約2兆5000億円。
将来増税した際にそのお金でまかなうことにしているのですが、もっと明確な約束でないと、年金財政の健全化を損なうのではないかというご批判があって、まだ議論が行われているところです。
いずれにしても、この第1次補正予算案については、是非、野党の皆さんの賛同を得て、早く成立させることが大事だと思います。
幸いにして、先般、与野党幹事長・書記局長会談を開いた際に、各党の幹事長・書記局長から大型連休中に審議を行うことについて了解を得ました。したがって、4月29日から5月2日あたりで衆参予算委員会を開催し、早期にこの補正予算を成立させるという方向性が確認されたところです。
被災者の一刻も早い立ち直りのために、瓦礫の除去や仮設住宅の建設に遅れが出ないように、しっかりと対応していかなければいけないと考えているところです。
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この予算をぜひ効果的に活用し、一刻も早い復興に役立てていただきますようお願いします。
政治屋が暗躍し金もうけの手段にする不心得な輩や、焼け太りには厳罰も課すよう同時に成立を図ってください。
地方選での敗北の責任を問う声が党内で出ているそうですが、責任は菅総理に在って、岡田さんには決してありません。岡田さんはこの国のため命をかけて国家のための法案を成立させてください。
投稿情報: 招福 嘉智 | 2011/04/26 06:09
この危機的状況において、
なお菅辞めろと民主党内部から発言があることに対して疑問に思います。
今ここで日本のリーダーが辞めたら、世界に見放されると思います。
こういう時こそ民主党一致団結して政治を行わないと、
今、内部の権力争いをしていては、
次回の衆議院選挙惨敗は確実だと思います。
がんばれ日本
投稿情報: へのへのもへじ | 2011/04/26 11:06
連休中の審議、お疲れ様です。
与野党の方々が、「この国難時に、当然だ」と一致団結されてのことと思いますが、だからこそ、せめてお互いに労われる心をもって、臨んで下さいますように、お祈り申し上げます、、。
岡田さんも、震災についての問題に当然集中すべきだとお考えの時に、それに集中しきれない言動が周囲に出てきたり、本当に見ていて辛いですが、、。自分の利益に神経を集中するような悪の力を少しも使われない岡田さんや執行部の方々のやり方が、こうも一部の人たちにとっては不満の材料になり、まるで悪扱いされているかのような状態であるというのは、皮肉な話ですね。
特に岡田さんは、本当に直球健在でいらっしゃるので、いつでも正しい道を向かわれていて、、。それによって、皆さんの信頼を得ることとなっているので、結局大事な場面で、岡田さんご自身はいつでも大丈夫なことが多いと思います。私も岡田さんお一人のことだけを考えるのならば、それで本当に、永久にそうして頂きたい、何故ならそんな岡田さんが素敵だと思うからもあります。
しかし、その他のそれ程徹底して信頼を得ることのできない、あんまり大丈夫じゃない方々のことを考えると、ちょっとばかり、なんというか、なんと言ってよいか、、という気持ちになります。その人の責任と言ってしまえばそうなりますが、、、やっぱりそういう人達が、結果岡田さんにとって困ったことになるから、私は気になるわけですけど、、、!岡田さんは良い方過ぎて、ご自身の為にならないからといって、その人達を手伝うのが逆にためらわれたりするんじゃ、、などと、考えすぎなことを考えたりもしたりします!または、他の人も岡田さんご自身のようにできるはずだ、何故なら、自分のやっていることは、たいして特別なことではないのだから、、と思っていらっしゃるんじゃ、、などとも考えたりします!!
勝手な想像ばかりですが、いずれにせよ、これからもいつでも大事なことになってくると思いますので書かせていただきます、、、、岡田さんは、まぎれもなくご自身が特別であることを、いつでもご自覚されますように!!「特別」、、という言葉が岡田さんの謙虚を愛する心にとって抵抗があるならば、、「特殊」とか、、なんなら「ちょっと変わってる」、、とかではどうですか!あんまりピンときませんが、このくらい書かないと、岡田さんの謙虚魂の殻を破れませんから!
なんだか、意味のないことを書いているのかもしれませんが、なんとなくたまにふと考えることを書いてみました。あまりお休みにはなれないでしょうが、ノンビリされる一瞬を少しでも岡田さんが持たれますように、お祈りしております。
投稿情報: レイ | 2011/04/26 12:01
毎日お疲れ様です。党内にもキツネや狸がたくさんおり、昨日も小沢派の「官さんおろし」勉強会があったようですね。。原発政策の責任は、自民党の時代(元自民党議員)それにそれを支持してきた国民にあるのに、そのことをすっかり忘れているのか、知らないふりをしているのか、自分たちには責任はないような顔をして自民党は民主党を責める資格がない!野党が民主党に野次を飛ばしたり、揚げ足を取っているのを観ると本当に腹が立ちます!
投稿情報: いちご | 2011/04/27 14:02
復興に全力尽くす事、もちろん全国民が協力し、出来る事をそれぞれが分担し行うべきだと思う。ただ政治家のみなさんと一般庶民には生活レベルの違いが大きくて同じモノサシでは図れないと思います。私達子供を3人も抱え、夫婦共働きで学校や保育園に預けている家庭では大変な思いをしております。前回子供手当ての増額により、扶養控除が全廃止されかかってくる税金が大きく変わってきました。それに応じて勿論保育園代も上がってきます。社会保険料等もよく改定が入り、必ず%が上がります。ですがこの不況で給料は全く上がらず・・。この様子だと改定前の方がまだ生活が落ち着いてたように思います。更に子供手当て13000円が10000円にという報道まで・・。このままでは、私達共働きの一般庶民はどうなるんでしょう。住宅を構え、子供に満足な食事を与え、水道光熱費を払い、生活が成り立っていくのか。不安でたまりません。お願いします。現場の声を聞いてください。
岡田さん、私は現場の声をもう少し聞いて頂きたいと心から思います。勇気を出して投稿しました。
投稿情報: きょうちゃん | 2011/04/29 21:22
この国難を 克服出来ますように。
私は 政治家の皆様が 真に己の仕事を完遂してくださいと祈るのみです。
己の職務をマットウしてほしいのです。
我々庶民は それを望んでいるのでは ないでしょうか。
権力争いは 望みません。
国難に 一致結束するために 何が必要でしょうか。
時には 万難を排して やる事が 必要では ないでしょうか。
その時には 当然 その立場に ある人は 覚悟が必要です。
「其々の職務を 」と私 一庶民は 今 思案しています。
投稿情報: moriwaki | 2011/05/01 00:48