先の統一地方選挙についての議論の総括を行う目的で、土曜日(21日)に全国幹事長・選挙責任者会議を開催しました。
一部のメディアは「批判が噴出した」と報じていましたが、全体的に非常にいい議論が行われたと思います。
まず、今回の統一地方選挙について、私からは、「政権与党になって初めての統一地方選挙であるから、本来、大きく議席を増やさなければいけないというときに、逆の結果になり、議席が減ったことについて、主として中央の問題である。つまり、政権の支持率が低迷し、震災対応にもご批判をいただいたり、党の中がまとまっていないという印象を与えたりといったことが、今回の結果につながった」とお詫びし、幹事長として非常に大きな責任を感じていると申し上げました。
今回は、この21日の会議に先立って各都道府県連でご議論いただき、党本部からの詳細なアンケートにお答えいただき、その集計表も示したうえで、幹事長会議でご議論していただきました。
様々なご意見をいただきました。もちろん、中には菅総理や執行部の責任を問う意見もありました。しかし、それは「噴出した」ということではなく、いくつかそういう意見があったということです。
私からは、「こういうときこそ党の結束が重要で、菅総理のもとにしっかりまとまっていかなければいけない。辞めれば済むというものではなく、国民から選ばれた菅総理のもとで、これからの民主党をしっかりと組み立てていかなければいけない」と申し上げました。
党がなかなかまとまっていないこと、例えば、一部の党所属議員が、野党が出す内閣不信任案に賛成の動きがあることなどについては、許すべきではないというご指摘もいただきました。
今回の統一地方選挙でご自身が落選された幹事長なども出席され、総じて大変厳しい状況を踏まえたうえでのご意見だったのですが、そういう中にあって、しっかりと党がまとまり、国民の期待に応えていかなければいけないという前向きな発言が非常に多かったです。
それぞれ地方で根を張って活動されている県会議員を中心とした方々が県連の幹事長になっていただいており、よりしっかりと地に足を付けた発言が多かったと感じています。これは、前回3月に開催した際にも、そういったことを強く感じました。
いずれにしても、4年後の統一地方選挙に向けて、これからしっかりと足腰の強い党をつくっていかなければいけません。どうしても候補者が出しきれないていない、十分な候補者を出している県もありますが、なかなかそうでもない県もあり、よく聞いてみると、現職の地方議員や連合との関係の中で、候補者を出しきれていないというご指摘もありました。
あるいは、県議会などで民主党らしい条例を提出するとか、情報公開をしっかりやっていくとか、二元代表制のもとでしっかりと首長に対するチェック役を果たすとか、そういったところについて、お互い物足りなさも残るという問題もあります。
そういったことについて今後よく協議をしながら、民主党の存在感を地方において示していくことが重要です。4年後の統一地方選挙に向けて新しい歩みを始めなければいけないと思います。
同時に、国会では今週から「東日本大震災復興特別委員会」が開催されて、復興に関する議論が始まりました。
しっかりといい議論がなされて、被災地の皆さんが本当に希望の持てるような国会にしていきたいと思います。
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国民は政治に今何を期待しているのか。その期待と民主党の言行はどの点で一致しどの点で不一致なのか。課題に対してどのように対処しようとしているのか。
公約は情況により変化することはあってもよい。ただその変化の説明は必要である。しかし基本的な理念は曲げてはならない。
民主党の基本的理念は何かを再確認、明示するべきである。
岡田さん 期待していますよ。
横粂君の言い分を良く聞いてやってください。単なる選挙目当てならさっさと切り捨てなさい。
投稿情報: 知花 嘉明 | 2011/05/24 07:59
地に足の付いた「本当のお仕事」をされてきている方達は、日々実際頑張っていらっしゃる岡田さんのご苦労が分かっていらっしゃるようで、なんだかほっとします。
党内のまとまっていないこと、、、これは、一部の人達の動きが主なわけでしょうが、岡田さんの感じだと、実際どういう風に見えていらっしゃるのでしょうね!「一部を除いて、上手くいっている人達同士は皆かなりいい感じで協力して頑張っているのに、そういうのは一切伝わらないし、言ってもメディアは気持ち良くスルーするだけだろうしなあ、、、」とかいう感じもあったりするのでしょうか、、?(笑)
なんにしても、以前テレビで見させられた一部議員の人達が執行部にワーワー言う、あのショーだけはもう見たくないですし、あれの再現だけは阻止して頂きたいです、、。もう一度見たら、岡田さんの敵憎さで、民主党が大嫌いになってしまいますよ、岡田さんがいるっていうのに!!(笑)
投稿情報: レイ | 2011/05/24 22:15
統一地方選挙の民主党惨敗は まとまっていないからじゃなく 国民の生活第一というスローガンに沿った政治をしてないように見えることが原因と思えるのだけど。文部科学省の20ミリシーベルトの基準もそう
福島の子供たちはレントゲンもできなくなる基準。いくら線量を下げると言っても数値を決めると数値が一人歩きするからね。文科省は線量下げるために何をしてる?
政権与党の民主党にみんなそっぽむくよ
投稿情報: 山中辰彦 | 2011/05/25 12:46
新聞なりニュースなり見て色々な事を聞きますが、管首相の下で結束する事ができないなら、違う党へ行くなりすれば良いと思います。
考えの違いはあるでしょうし、それに対して議論するのは大変良いと思いますが、どうも一致団結が出来ていない感じがします。
ただ執行部もなぜそのような事が起きるのか、議席が減ったのか考えるべきだと思います。
民主党政権になり、それなりの時間が経ちますが、政権交代しても何か変わったとは思えません。
地震の対応が問題とも言われてますが、誰がしても問題はあると思いますし、上げ足を取るような事はしてくると思います。
首相も以前、小泉さんに『やるやる詐欺』と攻撃してましたが、民主党も政権を握っても野党に『やるやる詐欺』と攻撃されてもおかしくない面もあります。
批判されたくないなら、されないような行動をお願いします。
投稿情報: 岡田洋生 | 2011/05/26 23:32
最近 アイスクリームを食べていますか。いろいろな考えのある社会の中で詳細な情報を集め集約し、その情報を咀嚼する時間を大切にしていただきたいと思います。何かを考える時の状況として、馬上、枕上、厠上と言うそうですが、ゆっくりアイスを食べながらカエルの置き物でも眺め未来を考えるのも良いのではないでしょうか。
投稿情報: baryon | 2011/05/27 04:33
岡田さん
今の管政権は、私たちが選んだ民主党の形ではありません。
直ちに、私たちが選んだ時の民主党に戻して下さい。
「国民の生活が第一」で選んだ政党は、こんな冷血政党だったのですか?
投稿情報: 李ひとみ | 2011/05/30 14:22
岡田さん
岡田幹事長に大変期待しています。
だいぶお疲れの様です。顔に出てますね。どなたかの様に人相が悪くならないうちに、仲間は選ばれた方が良いと思います(強面とは違います)。
貴方は、総理になるべき人です。
休養も大切だと思います。
投稿情報: 長橋昌也 | 2011/06/03 10:18