ようやく、子どもに対する手当の制度について、自民党、公明党との3党による協議が整い、3党の幹事長・政調会長で合意書にサインしました。この件について、今日は少しお話ししたいと思います。
まず、一部のメディアが「児童手当に戻る。子ども手当は廃止する。それは、マニフェストで掲げながら、いわば白旗を揚げたようなものである」というような伝え方をしました。これは全くの間違いであると申し上げたいと思います。
確かに、来年度から「児童手当法」の改正ということになりますが、これは法形式の話です。しかし、中身はいままでの児童手当とは全く違い、単に法形式が児童手当法の改正という形を取るだけで、「白旗を揚げる」ということは間違いだと断言したいと思います。
我々はマニフェストの中で、子ども手当は1人あたり2万6000円ということを掲げて総選挙を戦いました。今回の合意は、基本的には1万円(3歳~12歳、中学生)で、3歳未満と第3子以降の3歳から12歳は1万5000円という内容です。
そういう意味では、様々な事情があって、特に与野党で合意して法律を通すためには、当初の我々が掲げた数字から言うと、小さくなっていることは事実です。
他方で、従来の児童手当は原則5000円(3歳~12歳、中学生への支給なし)ですから、倍増していることも事実です。児童手当の予算総額は約1兆円。我々が今回合意した内容は2.2兆~2.3兆円です。
ですから、基本的にその違いがあり、(3歳~12歳は)5000円から1万円、(3歳未満と3歳~12歳の第3子以降は)1万円から1万5000円に変わったことと、従来の児童手当では給付ゼロだった中学生に対しても、1万円給付することになったことは、全く従来の児童手当とは異なる手厚い支援策になっていることを申し上げたいと思います。
そのうえで、我々は、従来より「控除から手当へ」と言ってきました。年少扶養控除、所得税の控除制度というのは、所得の多い人ほど有利な仕組みになっているので、我々はこれを止めて手当に変えました。
あわせて、所得制限を入れました。これも党内にもいろいろな議論がありました。限られた所得の中で、所得の多い方に我慢していただくことは、私はやむを得ないことだと思っています。
いずれにしても、これで合意がなされました。財源は限られ、一部は震災復興により優先度を置いて使わなければなりません。何よりも、自民党、公明党が反対すると、結局昔の児童手当に戻ってしまいます。そういう状況の中で、ときには耐えがたきを耐えて粘り強く交渉し合意をしたのが、今回の新しい制度です。
もちろん、我々はもっと額が増やせればいいと思っていますが、現状ではやむを得ません。そして、子育て世代に対して、社会全体でこれを支えていくという理念は全く変わらず、民主党としてこれからも「チルドレン・ファースト」で、子育て世代や子どもたちに対して、財源の許す限り、しっかりと支援を行っていくことを改めて申し上げておきたいと思います。
それにしても、メディアが非常に部分的な現象を捉えて、本質を見失うかのような報道がなされるのは残念です。さらに加えれば、民主党の中にも、メディアを真に受けて制度の中身を十分承知しないまま批判をする。そういう傾向は民主党の中にはあることですが、大変残念なことです。
民主党の国会議員が口をそろえて、この制度がいままでと違うこと、素晴らしい制度であることを、しっかり語ってもらいたいと思います。
※「子どもに対する手当の制度のあり方について」3党合意はこちら
http://www.dpj.or.jp/download/4345.pdf
※平成23年10月分から同24年3月分までの「半年間の特別措置法案の骨子」はこちら
http://www.dpj.or.jp/download/4345.pdf
※ブログの動画版はこちら
山口県在住の38歳のサラリーマンです。三党合意?お疲れ様でした。進むも地獄、退くも地獄。なんだろうなと思います。ただ、民主党が「子供」に着眼していただいたことで私たち庶民は生活に希望が持てるようになっています。「子ども手当」は金額がとっても目玉になった感があります。多く支給されるに越したことはありませんが、子供を一人前に育てるための政策を、これからもお願いいたします。
投稿情報: しんた | 2011/08/06 01:14
はじめまして山口県在住の38歳のサラリーマンです。三党合意、お疲れ様でした。政治家の方々は結果なのでしょうね。私はこのたびの「子ども手当」は政治が子供も持つ親に対し、希望を与えてくださったと思います。金額等は別に、子育ての環境をより良くする政策をメイン取り組んでくださる民主党さんをこれからも応援していきます。
投稿情報: たろう | 2011/08/06 01:31
子ども手当と児童手当の違いなど私には良くわかりませんが、所得制限が年収960万円というのが特にわかりません。
ワーキングプアといういう年収300万円以下で生活をしている人が多々おりますし、そういう人を特に優遇するようにすべきではないかと思います。
960万円も年収がある家庭に支給する必要がどこにあるのでしょうか?
投稿情報: 岡田洋生 | 2011/08/06 02:29
今までと内容が全く違う児童手当と仰るなら、子ども手当の名称で其れを施行したら良いでしょう。
何故に前政権が作って、その不備を改めるべくマニフェストとして掲げた勝利した民主党の大義を曲げるのでしょうか。
単なる野党のメンツを守る取引としか思われませんね。
斯くして政権交代の実効をなし崩しにされることに加担してませんか。
自分らが間違っていたと臆面も無く表明するに至っては誠に情けなく、その責任のとり方も全く分かってないようです。
選挙の敗退など、何処まで不始末を続けたらお分かりになるのでしょうか?。
投稿情報: HY | 2011/08/06 07:44
確かに中身は児童手当とはまったく違ってより手厚いものになっています。
幹事長の記者会見でのご発言からも今回は一時的な退却であってより良い制度を作ろうとのご意志にいささかの揺らぎもないことはわかりました。マスコミや野党のみならず民主党内からも、なにか負けたかのような声が出ているとすればそれは不思議な、というより異様なことに思えます。
子育てを社会全体で支える、そして控除から手当へ、という根本の理念さえ変わらなければ良い、そしてマスコミには大事な子育て政策を政争の具にして恥じない自民党と公明党の愚かさをしっかり伝えてほしいと思います。自公政権時代の子育て政策が良かったのなら少子化がこれほど進行していないはずです。
民主党政権には国民の生活、とりわけこれまで十分とは言えなかった若い世代を大切にして、安心して子どもを生み育てることができる国づくりを行っていただきたいと思っております。
投稿情報: さんぴん茶 | 2011/08/06 14:03
要は、所得が多ければ、控除も、手当も必要なく暮らしていけるという事と、どのくらい違いがありますか?
たとえば、社会全体で育てる事には、賛成しますが、子供を授からなかった世帯などへの配慮に欠けると思います。
なぜ、子ども手当(児童手当)が必要なのか?
子供は、後生の納税者だから?
ですか?
納税者を生むために、子供が授かる訳では、ありません。
投稿情報: 傍観者 | 2011/08/06 21:25
様々な意見が入り乱れる中、岡田さんはよい意味で非常に現実的なお仕事をされていると思います。
まだまだ暑い日が続きますがお身体に気を付けて。応援してます。
投稿情報: tony | 2011/08/06 23:53
自分の子供は自分の稼いだお金で育てる。と言っている人がいました。たくましいというか当たり前に思えました。国もお金を国民にあげるというのは、上から目線だと思います。
子供手当て不要でしたね。
投稿情報: KL | 2011/08/07 01:20
子育て世代に対する支援はスケールは少し小さくなってもなされるという合意で良かったと思います。 今は東日本大震災からの復旧、復興にプライオリテイーを置いて一日も早く元気な日本を取り戻したいですね。 “絆” と云う言葉を毎日見聞きします。今のつらい状況下で 家族、友人といった人と人の繋がりが以前よりも強くなったのを感じます。人が人として本来持つべき良い側面を見て日本人も捨てたものでは無いなと思ったりしております。 原子力エネルギーは両刃の剣で一たびシビアアクシデントを起こすと環境、生き物に甚大な被害を与え、収束のめどさえつきにくくなってしまいます。 私としては、安心して生活できる他のエネルギーの開発に一層の努力をと思う次第です。
投稿情報: 楽友 | 2011/08/07 19:28
民主党のマニフェストが、どんどん崩壊していきますね。子供手当も所得が多い人は、我慢して頂くしかやむ得ないのでしょうか?私どもには、中学2年生を筆頭に6人の子供がいます。当然今回の所得の制限に引っ掛かり子供手当を支給してもらえなくなります。子供手当が復興の支援に充てられるのならそれは、我慢します。ただ支給を受けられない家庭には、受けていない証明がほしいです。
子供の友達、または父兄からは子供がたくさんいて手当一杯もらっていいねと、言われます。このことが子供のいじめにも繋がることも理解して頂きたい。子供の扶養控除もなくなり、子供手当も貰えない。負担が増えるばかり、頑張って働こうという気がなくなり、ますます日本経済のマイナス。少子化がますます増え、高齢化が進むだけ。今の政治家は口ばかり将来のことなんか、何も考えていない。自分の在任中だけ頑張ればいいと思っているんですよね。
これから大きくなる子供は可哀想です。
投稿情報: 岩津 尚生 | 2011/08/08 09:41
10月以降のこども手当てが、どうなるのか注目しておりました。我が家には、こども手当ては無くては生活が成り立ちません。6歳3歳の幼稚園児を抱えた、年収400万世帯です。私も早朝からパートに出て、子供には辛い思いもさせております。金銭的にも、無理をした生活です。所得制限の額がいくらで決定したのか、育児に追われる日々で勉強不足ですが、960万世帯の方々に、手当てが本当に必要でしょうか?不思議です。
投稿情報: 現役主婦 | 2011/08/08 10:07
世間では比較的高所得の部類?に入るのでしょうか。当家にも未就学の児童が二人いますが、扶養控除全廃で一人15万円程度。二人で30万円も増税です。「所得が多い方には少し我慢」をと言われますが。選挙の時と全く話が違いますよね?年30万円って・・少しの我慢のレベルですか?
国民をばかにしないでください
投稿情報: 子育てぱぱ | 2011/08/08 10:09
なんでこてさきだけで、政治って成り立っていくんでしょうかね?
私は、不思議です。
子ども手当て、児童手当と名前が変わるたび、額が変わるたび将来性が見えなくなり、かえって子どもを作ろうとどんどん思わなくなってしまいます。もっと将来を見据えた大きなビジョンを示していただいた上で、今回はこうなりますみたいな政治家っていないんですかね・・・本当に。
岡田さんももっと地方の末端の声をもっと聞くべきです。
私は、今まで政治に対して、選挙の一票に対して無責任でした。ですので、このままじゃいけないと思い、縁あって前回の統一地方選挙のお手伝いをさせて頂きました。そこで、市議会・県議会と上に行けば行くほど、末端の生活の事がわかっていない事に本当に驚かされました。
今回の子ども手当て児童手当なんていうまえに、各自治体が子どもの医療費免除の制度がどうなってるのか?出産費用の貸付がどうなってるのか?等々もっと知っておくべきです。その上で、現状何から手をつけこういう風に改善していくみたいな指針が欲しいと誰もが思っていると思います。
それを知らずに、この制度はいいと本当に心から思えますか?
岡田さんには、そんな末端からの声を大事にしながら、本当の意見が言える政治家になっていただきたいです。
投稿情報: 小川勝美 | 2011/08/08 10:21
いままでの児童手当だと、18歳を超えた子供は子供の数に数えられなくなりました。
家は4人兄弟で18歳・11歳・5歳・4歳です。
すると、長男が抜かれて11歳の子供が第一子扱い、5歳の子供が第二子扱い、4歳の子供が第三子扱いになり、支給額も減らされました。
未成年の長男を扶養しているにもかかわらず、こんな対応は納得できません。
来年度の児童手当も、この制度が復活するのでしょうか?
投稿情報: 丸山 | 2011/08/08 10:48
目先のもらえる金額だけ「多くなったと」といってごまかしてるが、扶養控除がなくなった分結局今はマイナスなのが現状。
最悪の制度です。
所得制限もする意味が分からない。所得があろうが無かろうがそれはその家庭の事情。頑張った分だけ補償から外されるならみんな頑張らなくなる。こんな事バカでも分かること。
投稿情報: 通りすがり | 2011/08/08 10:57
長野県に住む専業主婦です。昨年6月まで一般企業で働き、その間に出産~育児を経験しました。旧来の児童手当ても現行の子供手当ても、「普通の働く母親」「子育て中の専業主婦」が子供をまた産もうと思える内容ではありません。
【働くお母さん】
①収入がある
②時間に余裕がない
③保育園料金がかかる
【専業主婦】
①収入がない
②時間に余裕がある
③保育料金かかる・かからない両方
まず、働くお母さんに関しまして特筆すべきは「収入に差がある」という事。未満時の保育はここ長野県でもかなり割高で、正社員でないパート勤めのお母さんは働けど殆どを保育料に持っていかれます。
投稿情報: 井上典子 | 2011/08/08 11:06
法の名前は同じでも中身は異なることの周知は大事ですよね。
所得制限は所得の再分配の機能としても意味があると思います。
一番大切なのは、もらうための手続きの周知徹底だと思います。生活に追われていればいるほどお役所へは行けないものではないでしょうか。
投稿情報: 自主研 | 2011/08/08 11:09
先ほど未完で送信されてしまいました。すみません。
【続き】
つまり、働くお母さんには保育料の免除、学費の免除が有益ですが、専業主婦のお母さんには現金支給が有益と思います。本当はいずれにするか自由に選べるといいのですが。
なお、3歳児未満15,000(5,000上乗せ)は不要です。なぜなら、「一番お金がかからない時期」だからです。
以上。
投稿情報: 井上典子 | 2011/08/08 11:10
「ものは言いよう」という言葉がぴったりですね。
確かに、児童手当の時に比べて金額は倍増しました。
うちの場合、小学生の娘1人なので、年間6万円の増額ということになりますね。
しかしながら、扶養控除が廃止されてしまったことで支払わなければならないお金が増えたことは、どう説明されるのでしょうか?
所得の多い方が得をするという書き方をされていますが、一般市民にとって、そんなことどうでもいいんですよ。
それよりも、自分達の生活にとって、どれだけ痛手になるかをもっと考えていただきたかった。
私はシングルマザーです。仕事もしています。
子どもの将来のために、一生懸命働き、貯金をしようと頑張っています。
だけど、控除から手当に変わったことで、源泉徴収額が増えただけでなく、所得制限によって頂けていた児童扶養手当や、一人親家庭の医療費助成が受けられなくなり、年間でかなりのマイナスになります。
もう一度言わせてください。
所得が多い方が得をする法律だろうと何だろうと、私たちには関係ない。
自分の生活にとってマイナスになるか、プラスになるか。
これが大きな問題なんです。
投稿情報: シングルマザー | 2011/08/08 11:11
初めて書き込みさせていただきます。
今回、子ども手当てから児童手当に変更になり減額されるということを聞き、わが家は衝撃を覚えました。
子ども手当てを廃止しろという意見を耳にしますが、低所得家庭にとっては教育費としてとても助かっていました。
確かに、保育所の設置などは必要かもしれませんが、心身の事情で働きたくても働けない場合があり、共働きで働けない人も大勢います。
どうか高校無料化じゃなくなったり、児童手当が従来の額に戻ったりすることの無いように宜しくお願いします。
投稿情報: a | 2011/08/08 13:01
ケインズやドラッカーの専門家が言う事には、景気の低迷時には弱者を社会が救わなくてはならないという事です。もちろん経済が成長期に入った時は爆発的な自由競争に勝つための競争力も必要なので、そのための仕組みを育んでおくことも大切な事ですが、まずは「控除から手当へ」ということで与野党で合意ができた事を喜びたいと思います。
投稿情報: baryon | 2011/08/08 18:13
メディアの報道の仕方に、疑問を感じていました。
故意としか思えない記事が多すぎます。私も、最初はだまされました。
メディアの多くは、こども手当が完全に廃止されたかのような印象を与えるタイトルを使用していますよね。ちょっと酷いなと思っていました。
自民党は、こども手当の名前を変更させることによって、メディアを巧みに利用し、国民を半分だますような極めて安易な手法を使っているともいえます。
自民党にも、知恵を使うなら本当に国民に有益なところに使ってほしいです。
高校無償化は、守り抜いてほしいです。
投稿情報: machi | 2011/08/08 18:52
子供手当(児童手当)の件、大変ご苦労様でした。これで制度として定着するはずですから、とても嬉しく思います。欲を言えば3人目以降にはもっと大きな金額が必要とは思いますが、自民党時代と比べ大進歩だと思います。
口先だけで何もしてくれない政治家ばかりですが、岡田さんは違うということもよく分かりました。
これとは別に、国民としては貰うばかりではなく、増税の必要性も一応理解しているつもりです。谷垣さんが言っても説得力がありませんが、岡田さんが言う場合は信じようと思います。
投稿情報: 40代会社員、2児の父 | 2011/08/09 18:23
はじめまして。毎月の給料がもらえるだけでも幸せといった感じの世の中で、960万円の手取りを維持していくことのむずかしさ。明日は職を失って収入ゼロになる可能性もあるのです。いつの所得で子供手当を支給、不支給を決めるのでしょうか、毎年見直しですよね。私も明日の仕事があるのかがときどき心配になる自由業なのです。今は960万円こえでも来年はどうなるかわからい世帯は多いのではないでしょうか。
投稿情報: 労働者 | 2011/08/09 18:56
民主党は毎月2万6千円くれると言ったから、2年前私は民主党に投票しました。
2万6千円くれないのであれば、私が投票した1票を返してください。
投稿情報: あ | 2011/08/09 22:42
二歳と三歳の二児の親です。
所得税・住民税の年少扶養控除が0円となったため(以前は所得税38万円・住民税33万円)給与収入はいままで変わっていないのに課税所得金額は76万円増えてしまいしました。
おかげで所得税率も5%から10%になり扶養控除もなくなりで、所得税が以前より11万4千円も多く課されるようになりました。
住民税も扶養控除がなくなるため6万6千円増えます。合わせて18万円も増税になります。
おまけに、年少扶養控除が無くなり課税所得金額が増えたので国民健康保険も保険料が増えました。
子供手当を月3千円や5千円児童手当より増額されても、税金等で手当の増額以上を負担させられています。
いっそのこと、税制も子ども手当も自公政権時の制度に戻してくれたほうが子育て家庭には優しいです。
投稿情報: アラフォー二児の父 | 2011/08/10 15:34
この合意書については、一部のメディアというより、殆どのメディアがまずは「子ども手当て廃止」という見出しを付けていた気がします。あまりに断言しているので、私もテレビで最初見たときは「何のこと!?」と一瞬びっくりしましたが、どこもかしこも色々と説明したあとに、最後には、「それでは、結局、、」「はい、実は子ども手当てとあまり変わってないことになります、、」というやり取りで終わって、「じゃあ私達の付けたこの見出しは一体、、」という風でした、、!(笑)
それにしても、年少扶養控除が所得の高い人が随分得をする仕組みだったのを、表にしたものを見たのですが、、やはりかなり不思議なことだったと思いました。
・・・・しかし、そうは言っても、年少扶養控除がある状態で子どもを産み、そして現在育てている最中にいる方達にとっては、子どものための手当ての額が一番最初の額よりもうんと減った以上、ぎょっとするような増税になってしまって、とんでもない気分でいらっしゃるでしょうね、、。今まであったものがなくなる、、、というのは、この時代特にかなりダメージが大きいものです、、。
私も配偶者控除が廃止なんてなると、、、家の中で岡田さんの応援をいよいよ隠れてしなくてはならなくなるか、諦めなくてはならないかもしれません・・!(笑)
ところで、三歳未満の子どもが1万5千円というのは、、なんか感じがいいですね~、、これから子どもを産むかもしれない人たちにとっては・・!
なんというか、実際に子どもを産み育てているいる人たちからすれば、馬鹿馬鹿しく思われるかもしれませんが、、結婚したり子どもを産む前の人たちとの中には、、目先の楽しいことを考えてそれをするようになる人たちも多いのではないでしょうか!例えば、今は地味婚が多いかもしれませんが、、華やかな結婚式のそのわずか一日への憧れが全くなかったとしたら、かつてそんなに若いうちにドンドンと女性は結婚しなかったのでは、、と思ったりします!
(勿論、周囲の圧力が、今の何十倍くらいあって、それが決め手だったのだと思いますが。私の親の世代では、ある年齢に達して結婚していないと、四方八方から手が伸びてきて、話が強制的にまとめられてしまうということも多かったそうですね、、!その非人道性(!)の嫌な記憶か、または子どもとの関係が悪くなることを避けるためにか、親世代が無理に子どもに結婚を求めたりしなくなって、、非婚と晩婚化が進んだ部分も大きいと思いますが、、、、。)
そして、結婚式の華やかさと同じで、子どもを産んだ直後のお金がなにやら多いというのは、単純に「華やか!おめでたい感じ!嬉しい!ほっとする!やったー!」という風で、私は物凄くいいことだなあ、、と思いました!子どもを産もうという時、最初は特に楽しい気分が少しでも多くあるべきなのではないでしょうか、、!
結婚だって子育てだって、まずはなんだっていいから始めればいいのでは、、と最近では思います。始めてしまえば、どうにでもなるのでは、、とも。並外れた大変さがあったとしても、それらをした場合に、しなかった時には決して得られない種類の一つの成長が得られることも確かだとも思いますし、、。
そして、その最初の一歩を踏むために、ちょこっと多い手当て!というのが、、私の感じではなんかいいなあ、、と思ったりしました。
投稿情報: レイ | 2011/08/10 17:33
財源が苦しく、震災も起きたのだから、支給額がマニフェストより少なくなるのは仕方ないとしても、政権交代前より少なくなるのは問題だ。
年収400~800万円の中堅層の子育て世帯は、扶養控除廃止で7~11万円の増税になる。
手当が昔の児童手当に比べて6万円しか増えないのでは、差し引き負担増になってしまう。
これでは、何をやったのかわからない。
この対策は、きちんとしていただきたい。
投稿情報: ゆうくんパパ | 2011/08/11 09:40
14日(日)の岡田さんが出演されたテレビ見ました!
ここでも、まだ「子ども手当て廃止」とか、その他のマニフェストの内容についても全然間違った認識だらけのボードが出てきましたね、、。しかも岡田さんが説明されても、あまりピンとされていないような、、。
それから、色々な代表戦のためのVTRを見ていて何度目かにまたもやハッキリしたことですが、せっかく岡田さんが、ギリギリの選択とご努力で、日本にとって最悪の状況を避けるために、野党の方々との話し合いを命がけでまとめられたということを、、同じ党の方達が全く理解していない場合が多いというのは、、、、がっかりを超えて、、人間ってこんなものなのかなあ、、と妙な悟りを開いてしまいそうになりました。・・そして、政治家として、岡田さんがグループと言われるものを作らないのは、本当にとことん正しいなあ、、、ともハッキリ思いました。
グループは、、集まって数回同じ愚痴などこぼしたりしているうちに、もはや外のことを受け付けられなくなって、自分達の中で色々言っている主張の正しさがドンドン不動のものとして確定してしまって、それしか信じられなくなってしまうものかもしれませんものね。
このテレビでも、何か菅総理の震災時の初期対応について「皆がこう言っている」というようにに主張されている方がいらっしゃいましたが、、皆、、というのもある意味その方のグループのことだと言えると思いますし、、そういう言い方は、なかなかあまりみっともいいものでもないと思いました。
こういう弊害以外にも、しがらみができるので、政治家として限りなく曇りない心で行動されたい方には、グループなんてない方が絶対いいだろうなあ、、と思いました。
投稿情報: レイ | 2011/08/14 19:02
リーマンショックの景気後退で、三人目の胎児を産むことを断念された御夫婦のことが朝日新聞の声欄に、過去に掲載されておりました。
御主人の職業は、車の営業ということでした。奥様は泣いておられ、御主人は自分のおこずかいを減らしてでも産んだほうがよかったのかと悩んでおられました。
心が痛みましたが、私は。
その投稿を読まれたからか、4人の子を育てておられるお母様が、ぜいたくはできなくても育てられますよと思いやりある言葉で投稿されていたと記憶しております。
ふたりめを育てながら産むのに、子供手当が支給されることを期待されて、保育園代、ふたりぶんを子供手当で支払おうと思われて、出産したが、このままでは保育園代がはらえないという記事は、7月に雑誌の記事で読みました。
こういう方々はたくさんおられます。私達夫婦の子供は支給される年齢ではありませんが、人ごととは思えず、私は泣く泣く堕胎してしまわれる御夫婦が増えると懸念しております。大切ないのちが消えるだけでなく、夫婦にとり、一生の心の傷となる場合もあります。予算のことはわかります。
私は感情論でもうしあげてるのではなく、成立しない案を安易にだしてしまわれて、落ち込まれたり、希望をなくされたりする夫婦が増えたという現実を受け止めていただきたいと思います。
投稿情報: ラケル | 2011/08/15 22:16
今回の合意にはがっかりです。
政治には思想や理念が大事で、ある意味宗教的であるべきだと思います。
子供手当の思想は「社会が子供を育てる」ことにあったはずで、所得制限を行ったことでこの思想は形骸化したと言わざるを得ませんん。
支給金額の問題ではなく「社会が子供を育てる」という思想を貫いたかどうかです。
金がないなら半分でも三分の一でも十分の一でも、「社会が子供を育てる」思想を貫くべきだと思います。
今回の妥協点はまさに児童手当と同じ、自公政権と何ら変わりない政策になったとがっかりです。
言いたいのは金額の問題ではなく思想を捻じ曲げることこそが悪だと言いたいのです。
960万円という基準も意味がわかりません。
思想を捨て財政第一で所得制限を設けるのであれば、もっともっと低くていいはずで、何とも中途半端な妥協点だと思います。
投稿情報: ことぶき | 2011/08/16 19:38
年収960万もらっているからといって楽な暮らしをしていません。遅くに子どもを授かったため、教育資金と老後資金を同時に貯めなくてはなりません。高い税金を納めているのに払うだけ払って頂けないのでしょうか?一層の事、手当てを失くして、平等な教育が受ける事が出来る国にして欲しいです。
投稿情報: オカダ | 2011/08/16 19:44
宮城県在住の43歳オトコです。
私には小難しいことは分かりませんが,子ども手当→児童手当はムカシに戻る感はあります。
いろいろな駆け引きの中で,決まっていくことなのでしょうが,有権者不在の状態で,何でも決まっていきますね。
地震でこれまでのシステムが何もかにも破壊されました。
復興するのにどれぐらいの期間とカネがかかるのでしょうか?
国の役人やら国会議員やら。
誰が責任を取って復興していくんでしょうかね。
岡田さんには期待してます。
「いかにも」の官僚出身の政治家にはならずに,ご自分の理想とする政策をやってほしいです。
政権を維持することすら,難しいでしょうけれど,あなたには期待したいと思います。
投稿情報: オレメカ | 2011/08/16 19:48
子供手当の担い手は?
国会村の住人の皆さんは50年後の未来には無関心なんでしょうが、手当をもらっても、使うのは「親」、結局払うのは「将来の自分」ではいたたまれません。将来景気がよくなって税収が上がればなんておとぎ話を言ってますが、「ゼロ成長時代」、「超高齢化社会」という重圧の下で説得力ある話しとも思えません。将来の子供、孫世代に後ろ指差されないようにしてください。
現在の高齢者含め、今から痛みを分かち合うべきだと思うのですが。
投稿情報: Ben | 2011/08/16 20:45
子供手当?
子供は社会全体で育てる?
いえいえ、子供は親が責任をもって育てるのです。
育てることができないなら、子供を作ってはいけません。
そんなあたりまえのことも分からない政治家が日本をだめにするのです。
子供手当反対です。
投稿情報: 日本国民 | 2011/08/16 20:55
静岡県在住のものです。
我が家には中学生を筆頭に3人のこどもがいます。年収はわずかに960万円を超える程度で今回の扶養控除の廃止で45万程度、子供手当不支給のため40万程度所得が減ります。年間にこれだけ減ったら大学進学もままなりません。960万の定義をはっきりさせてください。一番お金のかかる世代に説明なしの増税は絶対にゆるしません。このままでは民主党は消滅しますよ。
投稿情報: koyama | 2011/08/16 20:59
子ども手当に所得制限を付け、しかも年少扶養控除廃止を元に戻さないとしたら、一定所得以上の子育て世帯狙い撃ちの大増税ということになります。また、この痛手は子供の数に比例して大きくなります。まさに該当世帯に対する「懲罰」に等しい仕打ちと言えます。
子供5人で、所得税率33%なら所得税だけで62万7千円の増税ですよ?!さらに住民税分の負担増も加わります(民主党は選挙の時は、控除廃止は所得税分だけだと言っていたのに...)。子育て世帯の中の少数派だから、無視ですか?国際的に見ても、先進国でこんな酷い制度変更は聞いたことがありません。
「子供は社会全体で育てる」という美辞麗句の下、自分の子供だけ育ててもらえないという、被差別感。
年収何十億あろうが、子供さえいなければ一銭も増税にはならない不公平感。
所得を完全には捕捉されない自営業者や農家は、実際には同じ所得でも申告所得を圧縮することで子ども手当を受け取ることができるという不公平感。
昔は子育て支援などまるでなかったと言う我々の親の世代でさえ、扶養控除の恩恵には浴していたのに、それすら剥ぎ取られる絶望感。
そういった、所得制限対象世帯の思いを御理解の上での仕打ちでしょうか?
また、民主党の基本理念が、「控除から手当てへ」ということで、控除はお金持ちに有利との刷り込みをされているようですね。果たして、本当にそうでしょうか?
控除のない場合、
課税所得500万だと、所得税率20%、所得税57万
課税所得1500万だと、所得税率33%、所得税341万
(所得は3倍になるだけなのに、所得税は6倍になってしまうという不満はここではとりあえず置いておきます。)
年少扶養控除対象の子供2人とすると、扶養控除による税の減税は
課税所得500万で減額分は15万で、所得税57万に対して26%の減税
課税所得1500万で減額分は25万で、所得税341万に対して7%の減税
減税率から言えば、課税所得500万の人の方が、圧倒的に有利ではないでしょうか?
取られる税金の実額には、(おそらく意図的に)全く触れずに、(このケースの場合)減税の実額が10万ぽっち多くなるだけのことを、「金持ち優遇」と大騒ぎして槍玉に上げるのはおかしいと思います。
投稿情報: tokyo101202 | 2011/08/16 21:30
子ども手当をいただけなくなる1割の我慢層に属します。
たった1割なら、その子供たちは国から大切にされなくていいのですか?
4人の子供たちの扶養控除廃止のみが残り、私共は年間19万×4=76万円 の大増税になります。何らかの補てんが付いたとしても、子供=増税の図式は我慢の範疇ではありません。
納税割合・額にすでに大きな差があるのです。還元は本当に困っている人以外は平等にしてほしいです。
身を粉にして働く人や、人より頑張った人が損をするような制度では、未来は暗いです。
子ども手当に年収制限をつけるのならば、支給は子供を育てるのが困難なワーキングプア層だけで良いのではないですか?
投稿情報: 4児の母 | 2011/08/16 22:32
我が家には小学生、幼稚園児、2歳の3姉妹がいます。
この景気で年収は半分になり、こども手当は生活に欠かせないものとなっています。
習い事もさせてあげたい、お金があれば産んであげられたはずの4人目の子…正直いつまで支給され続けるかわからないこの状態で安心して子どもを産むことはできません。低年収でも将来がみえるようなそんな世の中にしていただきたいです。
政権の駆け引きや人気取りで、子ども手当満額支給するとかしないとか、やっぱり半分のままだとか5千円に戻すとか、困ります。子ども手当なくなるから習い事やめてねって、子どもに言わなければならなくなるようなそんな一年後、
五年後は困ります。もっと全てのことに責任もってやっていただきたいです。
投稿情報: 30代主婦 | 2011/08/17 01:36
結局、子育ては「しんどい」と思う人が多いから少子化な訳で、今回の結果は本当に残念です。子供のいない世帯がうらやむ位でないと効果ないのだから、手当と待機児童解消が「どちらか」なんて論外、両方でしょう?自公の、お金の行き先が自分達の既得権層じゃないからという「バラマキ」という失礼な物言いを一度もたしなめていませんし、本当にがっかりです。合意相手党は以下の様にコメント出してますよ。「ねじれ」程度の困難で早々と腰砕けて今の有様、ここでつっぱって頑張らないでどうするのですか?⇒民主党がいかに「子ども手当の理念は堅持された」と強弁しようと、それは無理というものです。石破茂ブログ(8月5日)
投稿情報: 次は投票しません | 2011/08/17 02:04
僕も扶養控除廃止のことを書こうと思ったのですが、他の方も書いて下さっていますね。しかし、扶養控除廃止による増税って、そんなもんですかね?この間の夏のボーナスも大増税だったので、実感としてはもっと上がっている気がするのですが、、
あと、別件ですが、所得制限ってどうして世帯年収じゃないんですかね?もちろん働いていればその分税金を払っている、というのは分かりますが、どうしても共働きが多い公務員をのためにしている気がしてならないのですが・・・
投稿情報: 30代男性 | 2011/08/17 17:04
公務員の平均収入を国民平均収入と同額にしたら、公務員の収入は国民より高い。国家公務員と議員の収入も国民の平均なみに考えてほしい
投稿情報: hiroki | 2011/08/28 08:28