野田内閣がスタートしました。大変若いフレッシュな人が多い内閣で、野田総理自身も、戦後、安倍晋三さん、田中角栄さんに次ぐ若さだということですが、フレッシュな野田内閣に、是非、期待をしていただきたいと思います。
私が親しくしてきた安住淳さん(財務大臣)や玄葉光一郎さん(外務大臣)、中川正春さん(文部科学大臣)、鉢呂吉雄さん(経済産業大臣)といった同志が、それぞれ内閣の重要な立場で仕事をすることは、大変嬉しいことだと思っています。
私自身、いろいろとメディアで報じられ、財務大臣とかいろいろな大臣の名前が挙がっていたようですが、そういうのは全く事実に反することで、何の打診もありませんし、私から何かを申し上げたこともありません。
ただ1つあるのは、官房長官について、昨日(1日)の朝、野田さんから打診があり、私はお断りをしました。
いろいろ考えましたし、野田さんを何とかしっかり支えたいという思いは強かったのですが、やはり、官邸は総理を中心にやっていかなければいけません。官房長官がやり過ぎてはいけないし、逆にやらなくては官邸が回りません。総理と官房長官は、非常に難しい微妙な関係にあります。
やはり、今回官房長官になられた藤村修さんのように、非常に信頼できて――もちろん、私も野田総理とは非常に強い信頼関係はあると思ってはいますが――女房役的なほうが、総理と官房長官はうまくいくというのが私の持論です。
そういう観点からは、私が官房長官を受けることは、内閣を円滑に運営していくという点からは望ましくないと判断して、お断りをしました。
「ただ、いかなる立場になろうとも、しっかりと野田さんを支えていく。いままで、長く兄弟のように信頼関係を築き上げてきた野田さんですから、どういう立場であってもしっかりと支えていく」ということを申し上げました。
民主党の政権にとって、野田さんが3人目の総理ですが、この先はありません。しっかりと実績を上げ、時期が来れば解散をして総選挙で勝つ。
何よりも、目の前には被災地の皆さんがいます。そして、経済、景気、円高。中長期的な成長路線をどうやって定着させていくか。税と社会保障の一体改革に向けて、消費税の増税の法案。消費税増税の実施はまだ先のことになりますが、法案は来年度中に成立をさせるということになっています。
そういう様々な大きな課題に直面しているのが、新しく始まった野田政権です。全員野球でしっかりと頑張っていきたいと思います。
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激動期の幹事長お疲れ様でした。
新内閣の船出を陰ながら見守られて心の整理と充電期間をとられるのですね。
首相であれ、被災地現場で奮闘された自衛隊の皆様、警察官の皆様等々、いずれも人間ですから休みは必要です。
また新たな御力を伴われて前線に立たれる日まで少し緩まれてください。
本当にお疲れ様でした。
投稿情報: 堀 力夫 | 2011/09/02 21:45
やはり、岡田さんにはなにかの責任ある役職についてみんなのために活躍していただきたい、という思いが強かったのですが、一方で
表に立たなくて、陰から支えたり、
オールマイテイとして、隠しゴマでいざと言うときの人としてとっておいたり、
民主王国三重の地盤を固めたり、
などなど、
私なりに考えています。
この機会にちょっとだけ、休息したり家族と触れ合ったりができるといいですね。
長い大臣、幹事長お疲れ様でした。精神的に一休みしてください。
投稿情報: ひとみ応援しています | 2011/09/02 22:13
財務大臣、打診すらなかったんですね!昨夜頃「内定らしい」という情報に心から驚いて、無駄に疲れてましたよ~、「岡田さんのお休み計画は一体!?」と思って、、!「音楽を聞きながらの、車の運転解禁の岡田さんの喜びはどうなるの!?」なども!(幹事長みたいに大臣も運転出来ないってことですよね?)
それはともかく、岡田さんは挙党一致などを主に、「どうしたら政治が一番良く動くのか」ということをともかく目指して徹底的に熟慮されて、ご自分の道を選択されている、、ということを、このブログやご出演のテレビなどで岡田さんご自身の言葉によって知ることのできる自分は、なんとも幸せだなあ、、、という気持ちに今日なりました。本当に、政治家の方の誠実さとその言葉を心から信頼できるというのは、格別に幸福なことだと実感します。逆に、それが出来ない不幸が、いかに大きいことか、、。ですから、徒に不信感を助長する人たちは、想像以上に罪深いなあ、、とも今思ってしまいました。なにしろ、人生の希望の礎ともなるような、この豊かな安心感を味わえないのは、、、ちょっと、勿体なさすぎます、、。
投稿情報: レイ | 2011/09/02 23:52
野田総理が中間層からこぼれ落ちた人たちを救うとおしゃってました。
私の周りでも今まで年収400万円くらいだったのに200万円以下になってしまった人が急増しています。
経済のグローバル化によって日本でも格差拡大がどんどんひろがっています。低所得者と無所得者の人々には早急に手当てをするべきだと思います。
投稿情報: 溝口 | 2011/09/03 06:25
幹事長のお仕事大変お疲れさまでした。野田新総理からの官房長官就任以来は固辞されたとのことですが、それは大正解だと思います。岡田さん程の器の人が、野田さんの下で官房長官をやるのは、宝塚のトップスターが脇役をやるようなものです。主役を食ってしまっては、却って舞台はうまくいかないと判断されたことは大変賢明なご判断だと思います。以前は、岡田さんに1日も早く総理大臣になってほしいと思っていましたが、今はもっとあとでもいいと思っています。管政権下の幹事長職は、まさに渦中の栗を拾うお仕事だったと思いますが、この修羅場を見事に潜りぬけたことは、岡田さんをさらに大きな政治家へと導くことに繋がった思います。
そのご苦労からか、人間的にも丸みも出て、最近の笑顔は本当に素敵です。今後はポジションにこだわることなく、自分の信念を貫き、マイペースで頑張って下さい。
これからも応援しています。
投稿情報: 松本亮子 | 2011/09/03 06:49
岡田さん、幹事長大変ご苦労様でした。
小沢さんの処分にマニフェストの見直し、選挙は連敗連敗で、普通の人なら嫌になり、
放り投げているかもしれません。国民からしたら、何でもやると、飴をぶら下げて選挙に勝ったら、事業仕分のパフォーマンスだけ
野田さんは鳩山、菅政権の失敗を見ているので、修正してくると思いますが、これでも党内がバラバラで権利争いしているなら解党しないとダメでしょう。
国に金がないなら、内容を明らかにして、寄付を募って勲章を与える何でもやらないといけません
投稿情報: たけ | 2011/09/03 07:42
とても実直な考えをされており、とても分かりやすいです。
官房長官という職務は、内閣では要であり、また民主党政権にとっても「最後の内閣になるであろう。」と言われております。
その様な状況の中考えられた最善の結論であると理解しました。
要職からはずれたからこそ、出来る事もたくさんあると思います。その誠実な人柄で野田内閣を支えて下さい。
私は政権交代の時、民主党に投票しましたが。政権交代した事は今でも間違ってないと思っております。
ただ思った様な結果が出てないのも事実。
また、今は日本国民にとって非常に危機的状況です!
民主党の意地と底力最後に見せて下さい!!
投稿情報: タマ | 2011/09/03 23:33
ソロモンの言葉に「天が下のすべての事には季節があり、すべてのわざには時がある」という言葉があります。
民主党政権の危機的状況中、天命として幹事長職を引き受けられ、見事にその重責を果たされたのですから、次はゆっくり休養して下さい。
野田新総理からの幹事長就任依頼を、固辞されたのは当然のことだと思います。野田氏はご自分を「どじょう」に例えらていますが、多分「金魚」は前原さんでしょう。
それでは、岡田さんは何かというと「黄金の錦鯉」だと思います。いくら「どじょう」が想いを寄せてもどじょうと錦鯉のカップルは成立しないと思います。岡田さんの座右の銘は「大器晩成」とのことですから、政治家の集大成としていつの日か、総理大臣になられることを心から願っています。ですから急ぐことはないと思います。現在の政治情勢であれば、与党野党に限らず、足の引っ張り合いばかりで、誰がなっても総理大臣は短命になってしまうと思います。岡田さんが総理になられる頃は、安定した長期政権を望みます。日本で一番信頼できる政治家は、岡田さんだと確信しております。今後もこのブログを楽しみにしております。
投稿情報: クラウディア | 2011/09/04 06:51
私は、岡田さんの大ファンです、民主党の中で一番信頼できる人物と思っています。
今回の人事について、注目していましたが、残念ながら役職に付かれる事はありませんでした。挙党態勢に配慮して固辞されたと見ていますが。
震災復興、社会保障からの観点から増税は必要不可欠です。国民にしっかり説明して、理解を得て下さい。
投稿情報: 松田康治 | 2011/09/04 11:32
長い間お疲れ様でした。
思えば政権交代前に幹事長に就任されてから3年も最前線で激務をこなされていたのですよね。
「走りながら考える」事も大事ですが、「沈思黙考」の時間を取るのもリーダーには重要と思うので、じっくり英気を養っていただければと思います。
小沢さんの処分に対して党内に「しこりを残した」点を気にしているかの報道もありますが、私は民主党の出した処分は妥当だし、公職に付いている方に求められる倫理観は高くあるべきと思います。国会が議員のお金の話ばかりする場でなく、日本の将来を語る場にするためにも、岡田さんの今後の活躍を期待しています。
投稿情報: 井上 健 | 2011/09/04 12:30
長い間お疲れ様でした。
思えば政権交代前に幹事長に就任されてから3年も最前線で激務をこなされていたのですよね。
「走りながら考える」事も大事ですが、「沈思黙考」の時間を取るのもリーダーには重要と思うので、じっくり英気を養っていただければと思います。
小沢さんの処分に対して党内に「しこりを残した」点を気にしているかの報道もありますが、私は民主党の出した処分は妥当だし、公職に付いている方に求められる倫理観は高くあるべきと思います。国会が議員のお金の話ばかりする場でなく、日本の将来を語る場にするためにも、岡田さんの今後の活躍を期待しています。
投稿情報: 井上 健 | 2011/09/04 12:30
幹事長のお仕事お疲れ様でした。
今回は要職につかれなかったことに賛否両論ありますが、
私も「しばらくは休養される」方がいいと思います。
幹事長として小沢処分を巡って小沢グループを敵に回したので、
今回は官房長官を固辞したとの報道がなされましたが、それは
違うと思います。
岡田さんが与党の幹事長として、毅然として小沢さんを処分した
ことにより、民主党はその良識を世間に知らしめたと思います。
もし小沢さん怖さに、何の処分を科さなければ、国民の多くは
とっくに民主党を見捨てたでしょう。
小沢さんという政治家は、良くも悪くもあまりに特殊な政治家です。
岡田さんも一時期は、政界の父と崇めた人ですから、その苦悩は
計り知れないものがあったと思います。
その小沢さんの処分とは、誰もが恐れる「巨大黒猫」の首に鈴を
付けに行くようなものです。本当に勇気のいる行為だったと思いますが、
その役割を見事に果たされました。~パチパチパチ~
最近の政治家の方は利害関係ばかりで、岡田さんのように何が
正しい事かを基準に物事を考える人が少なくなってきたように
思います。
岡田さんは民主党の良心であり、日本政界の宝だと思います。
期待はしていますが、野田政権もいつどうなるかわかりません。
その時は、岡田さんまたよろしくお願いいたします。
投稿情報: 中村涼子 | 2011/09/07 08:52
幹事長本当にご苦労様でございました。
民主党も日本も多難が予想されます。
まるで、日本には、統一した意志機能がないみたいなバラバラな対応だけは止めてください。政権党であることは、支持者の代弁機能であることに加えて国政全般の責任を負うことなのだという認識を党員の方すべてに持っていただきたい。内部で何が現在の第一順位であるかについての議論をしっかりして、外部に対するアピールのしかたについてもよく検討し、役割分担をきちんとしてください。
政策決定のシステムを創ってください。このグローバルな時代に一個人の頭の中だけで決定するようなことは止めてください。
内閣、行政の責任をもつ官僚、研究者含めて検討し、せっかくのスーパーコンピューターを利用してその政策のグローバルな影響を評価し、それが日本にとって本当にためになるかまで検討できることを期待しています。
投稿情報: 自主研 | 2011/09/07 10:41
国会議員の全員では無いでしょうが基本は議員を志望してなったと思いますので岡田さんには「ご苦労さん」とは云わずに当方としては「職務まっとうできましたね」と云う言い方が適当かと思います、理由はあくまで仕事はその人に課せられた職務だと思います、嫌なら代わる事はできた、勿論単純仕事と割り切れない部分はあるのも承知で云ってます。
さて今後はどうされるのかは別ですが議員と官僚の情報保有の違いは十分理解されているかと思いますが当方の経験では現在の官僚は知識はあるでしょうが今や実務情報はほとんど持ち合わせてないと思います。
そこが今後民主党としてどう官僚と付き合って行くかのポイントだと思います。
官僚は情報(数値)は持ってますがその数値の実態は理解出来てません。
数値を並べることで国民や議員をさしずめ自己を優位に立たせる仕草を
していると理解しています。
「節電」に関しても東電が出した数値をそのまま使い「節電」を言い回していますがじゃあ残った電力は電力は東電はどうしているのか迄は
官僚は突き詰めていないでしょう。
ここが官僚の弱みです、80%の使用電力だったある夏の日の残り20%の電力は何所に行ったのかです。
毎日その日に捨てているとしたら無駄を認めている訳です。
国家予算も同じでは?。
ここいらを岡田さんは考えて欲しいのです。
投稿情報: 柴又の寅さん | 2011/09/08 11:28