先週末(3日)は、鳥取県の米子市に行き、「社会保障と税の一体改革」について、約200人の皆さんの前でお話ししました。その対話集会では、非常に有益な意見もたくさん出て、先般の長野に引き続いて、いい集会だったなと思います。
ただ、長野に比べると意見の数が少なく、よく言われますが、「長野県民の皆さんは議論好き」ということとの違いが出たのかなとも感じました。
米子の集会会場に行く前に、幼保一体型の「かいけ幼稚園・かいけすまいる保育園」を視察しました。土曜日ということもあって、子どもの数は少なかったのですが、各年代の子どもが集まって、元気に遊んでいました。
なかなかいい幼稚園・保育園だなと思ったわけですが、そう思ったのは、子どもたちとゲームを一緒にしました。お尻のところにヒモを付けて、赤組と白組に分かれてそれを取り合うというゲームです。私も頑張ろうと思ったのですが、園児たちは非常に素早いので、あっという間に私のヒモを取られてしまいました。1点差で我々白組が負けてしまいましたので、周りの園児たちに「ごめんね」と謝ったわけです。そのときに、何人かの園児たちが心配そうに私を見てくれまして、「謝らないほうがいいよ」と慰めてくれました。よく教育が行き届いているなということを改めて感じた次第です。5歳ぐらいでしょうか、子どもたちに慰められたということで、大変いい思い出になりました。
ただ、この幼稚園・保育園は一体型で運営していますが、いろいろな問題もあります。もちろん遊んでいるときは一緒ですが、この子は幼稚園、この子は保育園ということで、いわば席があります。理事長がおっしゃるには、予算要求をするときに、幼稚園は教育委員会、保育園は県と、分けて要求しなくてはいけない。そして、補助の体系も異なっているという問題があります。子どもたちのためというよりは、必要以上の手間がかかる。(幼稚園と保育園が)完全に一体化した施設ができると、そういう手間も省けるわけです。
「幼稚園大事」、「保育園大事」という声もいまだにあります。「教育と保育は違う」とかいろいろな議論はありますが、子どもの立場から見ていただければ、基本的には両方の良いところを取った新しい施設に移行していくことについて、私は多くのお父さんやお母さんの賛同が得られると思っています。
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※「明日の安心」対話集会 in 鳥取の動画はこちら
岡田さん
幼稚園・保育園に足を運ばれたのですね。
園児達と一緒にゲームをされて
ヒモを取られてしまったそうですが、
その状況は、私もよく分かります。
我が家の長男も5歳ですが、
日に日に体力もついてきて
私のほうがかなわないこともあったりするんですよ。
成長の速さに驚きますし、
体の面だけでなく、
子供の持っている純粋さや優しさに、
癒されたり、励まされたりすることも多いです。
子供達の未来が輝き、
安心して暮らせる時代であってほしいと思います。
投稿情報: naomi | 2012/03/07 21:28
岡田さん おはようございます。
幼い子供が安心して幼児保育及び教育を受けられる施設を新たに整備し構築していくことは将来の日本のためにも大切だと思います。また、若い奥さんで仕事を続けたい、働きたいという方も大勢います。安心して子供を預けられたら、経済の活性化にもつながると思います。先般虐待などの報道もあり、すべてがうまくいっているわけではありませんが、そのような中でも、みんなの子供を大切に育てるという気持ちで、まさに絆を大切にし、少子化対策に取り組んで頂きたいです。
投稿情報: ぽぽりん | 2012/03/08 10:13
鳥取の対話集会の動画を見ました
対話集会の冒頭で岡田さんは「だんだん歳を感じる」とおしゃっていましたが季節の変わり目で体調を崩しやすい時期なので体調にはじゅうぶんきをつけてください。
土日も休みなくフル回転でお仕事されてるみたいですが、たまには休んで充電するのも大事だと思います。
岡田さんを補佐する立場の人達も忙しくて大変ですね。
対話集会の最後で「国の借金が増えたのは国会議員として責任を感じる」とおしゃっていましたが我々国民にも半分責任があると思います。
行政に関心をもって税金の無駄使いはないかを厳しくチェックしておけばこんなことにはならなかったと思います。
危機感が足りなかったと思います。
長野の対話集会の時よりも厳しい質問をした市民が多かったと思います。
岡田さんは市民一人一人の質問にきちんと丁寧にこたえていて素晴らしいと思いました。
投稿情報: 溝口(静岡県) | 2012/03/08 16:08
幼稚園・保育園での子どもたちとゲームをする岡田さんの様子、見たかったです。
予算請求の時の、それぞれそんな手間があることは知りませんでした。
両方のいいところをとった施設に移行することが、これからの子供たちにとって一番いいですよね。
投稿情報: あひる | 2012/03/09 00:04
こんばんは。
屈強な大男が園児と「しっぽ取りゲーム」というのは見てみたいような、見てみたくないような・・・(笑)
子供達は岡田先生がどういう立場にある人か絶対に分かってないと思いますが、そういった純粋な心が小さな子達の持つ素晴らしさだと思います。
そういう日本の将来を担う子供達の良き心の発達の場となるように、また「社会」の最小単位である家庭が守られるように、政治家の方に、特に岡田先生に頑張っていただきたいです。
投稿情報: 翼 | 2012/03/10 21:23
四日市の学生です。まだまだ勉強中の身ですので、おかしな日本語も多々あると思いますが、目を通していただけたら幸いです。そして、たまには反対派の厳しい意見にも耳を傾けてください。
たった一つの、一体化された園に足を運んで分かった風に物を申されても、何の説得力も感じません。とてもじゃありませんが、上の人達がいくら議論したところで、保育の現場、現状は理解できないと思います。
幼保一体化のメリットばかりを強調して、デメリットは隠蔽してしまっていませんか。もちろん、子どもたちのことを第一に考えるのは大切です。しかし、いいところだけを、いいように感じる世代にだけ押し付けた、まるで子ども手当てと同じ臭いがします。
そして、公務員の大幅削減。
対象がどのジャンルまで及ぶかわかりませんが、地方公務員の住居手当ても無くなると聞きました。また、給与も減らし、人数も減らす。要は、国に仕える人材を切り捨てたのとも同じことではないでしょうか。若者として、これからの公務員の魅力を何一つ感じませんし、就職への意欲が激減される要素だと感じます。
自分の身を守ろうと必死な人々が、傷つかまいとして国を動かしていくほど恐ろしいものはありません。
どうか未来が正しい方向へ
ぜひ、地元の誇りと言える人になってほしいです
投稿情報: kame | 2012/03/13 23:13
こんばんは。
映像や画像があれば、是非見てみたいものです。
なかなか岡田さんが子供たちと遊んでいる姿が想像できないので…。
でもきっと微笑ましい光景だったのだろうなと思って、ほっこりしました。
岡田さんにとっても楽しい時間でリフレッシュできていたら良いなと思います。
それにしても安心対話集会の予定が一気にでてきましたね。
大変だと思います。
どうかお身体には本当に気をつけてください。
副総理だから休みなく働け、などとは私は絶対に思いません。
大勢の一般人相手に消費増税に関しての講演、いくらベテランの政治家さんといえど、とてつもない重荷であるのではないでしょうか。
どうか無理だけはなさらないでください。
投稿情報: いさか | 2012/03/17 00:54