今日は先ほど衆議院本会議が開かれ、日銀の総裁・副総裁の人事の件がかかりました。
ようやく総裁については、副総裁からの昇格という形ではありますが、決定することができました。私はなるべく早く決めるべきであると思っていましたので、少しホッとしているところです。
しかし、副総裁についてはまだ決まっていませんので、これは少し時間が空くかもしれませんが、速やかに副総裁も決めていかなければいけないと思います。
続きを読む "日銀人事―党幹部がバラバラな印象を与えるのは得策でない" »
今日はこれから本会議が開かれて、日銀総裁の件が衆議院においても承認か不承認か問われるわけです。
もちろん、我々民主党はじめ国民新党以外の野党は、総裁については不承認ということで、副総裁2人はこれで決まるものの、総裁については空白と、大変非常に残念なことになります。
このことについて、いくつか申し上げたいと思います。
続きを読む "日銀総裁人事――霞ヶ関に取り込まれている福田総理" »
いま、衆議院の本会議が行われて、日銀総裁の承認の件が取り扱われました。もちろん、衆議院は与党が多数ですから、武藤さんを承認するということになりました。
しかし、ご存じのように、衆議院・参議院それぞれで承認がない限り認められません。参議院において昨日、武藤総裁案は不承認ということになっていますから、これからそのことを踏まえたうえで、次の提案が総理からあるということになると思います。
この問題は、私が申し上げてきたことは、「財務省の事務方トップを務めた人が総裁になることに違和感を感じる」ということでした。
続きを読む "日銀、予算…司令塔不在を立て直さねば内閣は長くはない" »
今日はちょっといつもとは違って、電機業界について私が感じていることをお話ししたいと思います。
この業界は従来から「総合家電」ということで、それぞれのメーカーが数多くの製品を手がけていて、そのことがかえって強みにならずに弱みになっているのではないか、もう少し再編が必要じゃないかということがしきりに言われてきました。
しかし、最近は「選択と集中」という動きがかなりはっきりとしてきたように思います。
続きを読む "携帯電話機事業からの三菱電機の撤退" »
週末、いくつかの新聞が、私の次期日銀総裁についての発言を引用し、コメントしていました。私はかなり間違った取り上げ方がされていると思いますので、そのことと、そして、私の基本的な考え方を改めて申し上げたいと思います。
私が従来申し上げてきたことは、財政と金融の分離、財金分離というのは民主党にとって基本的な政策である。したがって、財政の事務当局のトップを務めた人が金融政策のトップを務めるということについて、私自身は違和感がある、ということです。この私自身の基本的スタンスは、何ら変わっていません。
続きを読む "次期日銀総裁に関する私の考え方と発言について" »
今日は、昨日発表された日本経団連の政党に対する政策評価について、少しお話をしたいと思います。
この話は、もともと経団連が各会員企業に対して献金の斡旋をしていた。それが様々な「政治とカネ」をめぐる問題が起きて、そして、平岩会長の時代に一旦そういった斡旋は行なわないことを決めたわけです。
それが前会長の奥田さんのときに、従来の形では行なわないものの、各政党の政策を経団連として評価して、いわば通信簿をつける。そして、会員の企業に対して、「自主的に」という前提は置かれているものの、その評価を参考にしながら政党に対する献金をしてください、こういう仕組みが出来上がっているわけです。
続きを読む "経団連の政策評価――民主党はDと言うならもっと説明を" »
昨日、日本銀行の金利の引き上げが決定されました。これは独立性を持った日銀が決めるべきことで、あまり政治がとやかく言うべきではないというのが私の持論です。
前回、日銀が1カ月前に同じく金利を上げようとしたときには、政府の側からいろんな異論が出てきました。
続きを読む "日銀利上げ――経済・金融の正常化に向けて半歩踏み出した" »
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