豚インフルエンザが非常に拡大の兆しを見せています。
まだ、日本においては患者は確認されていませんし、症状そのものも、懸念されていた鳥インフルエンザと比べると、そう厳しいものではないと言われています。もちろん、メキシコでは多くの人が亡くなっていますから、楽観はできません。
問題はその広がり方の急激さです。このまま行くと1週間、2週間後に一体どうなっているのかという思いがしてなりません。
そういう中で、私も、実は来週から1週間ロンドンとワシントンを訪れるということで、様々な調整をし、アポイントも取り付けてきたわけですが、我々は国民の皆さんに渡航自粛をなどいろいろと求める立場にあります。
そういうことを考えますと、総理が政府専用機を使って行かれるのはともかくとして、私のような立場の国会議員がこういう時期に海外に行くということは、やはり、出来れば控えたほうがいいのではないかと考え、今回は取り止めようと先ほど決断したところです。
1週間、大変楽しみにしていた地球温暖化や、あるいは核軍縮・不拡散問題についての議論、そして、現時点におけるオバマ政権をめぐる様々な意見、そういったことを期待していたわけですが、こういった事態ですので、残念ながら中止をさせていただくことになりました。
空いた1週間をどのように過ごすべきかと、いま考えているところです。
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その1週間は、選挙応援につかっていただきたいと思います。
誰とは言いませんが、候補者の選挙応援に来て、自分の名前だけ車で連呼していく人もいるようです。
岡田さんにはそんな非常識なことはしてほしくありません。
誠意をこめて、候補者応援をして、自分が応援した候補者はみんな当選させる、そのような意識で、政権交代気迫力でがんばってほしいと思います。
小沢代表は、地元にも帰らずがんばっています。
ぜひ、小沢代表の地元応援にも行っていただきたいと思います。
代表辞任要請をするとかしないとか、党内のたがも緩んでいます。
小沢代表が、辞任するかどうかはわかりませんが、民主党にいることは確かです。
今こそ党内結束という岡田さんの主張も正しい。
ぜひ、ご自分の地元他、選挙応援を必要としている人のために、動いていただきたいと切に思います。
小沢辞任で代表戦選挙にでもなれば、党内ごたつきますし、亀裂も起きる可能性があります。
その隙を狙って、自公が解散を仕掛けることも、代表辞任を唱える人には、考えてほしいものです。
脇が甘い人多い気がします。
もちろん、岡田さんは違います。
豚インフルも怖いですね。
米国の働きかけで、新型インフルと呼ぶようになったと言うことですが、釈然としません。
投稿情報: 地球人 | 2009/04/30 22:25
ウイルスに対し、特効薬が確立してないわけですから、感染の不安要素がありますので、海外出張は控えるのが望ましいと思います。しかしながら、TVを見れば、日本も含めメディアは過熱しすぎ、過激であると思います。たとえば、つい最近、SMAPの草薙さんの件がありましたが、彼に対してある大臣が裁く意見を述べたので、ファンからの怒りを買い、その大臣のブログは集中砲火状態になりました。
http://www.hatoyamakunio.org/001/2009/04/post-d487.html
失敗の許されない時代ではありますが、かつてその大臣も知人にテロリストと友好関係があると失言をしました。メディアで大きく取り上げられ、大臣は大変な思いをされたはずですが、その教訓をすっかり忘れられたようで、相手の立場に立って思いやる心は全く無かったようです。
弱者の視点、弱者の立場に立って考えるのが政治家の仕事だと思います。今一度、政治家は国民に支持されて民意を反映する立場であることを忘れて欲しくないと思いました。
投稿情報: とりぷる | 2009/04/30 22:45
移動で乗り物を使うことが多い岡田さんに一言。
人というのは、よく見ています。
もうおなくなっりになった自民総理O氏の、大ファンの人がいました。
その大ファンの人ももうなくなりましたが、その人の孫が、故O氏とグリーン車で乗り合わせたそうです。
で、とっても秘書にえばっていて、靴下を秘書にはかせていたそうで「えばった嫌な人だった」とその大ファンの人に言ったのです。
もちろん、その親も見ていたわけです。
でO氏大ファンの人は、子、孫からきいたあまりの感じ悪さに、アンチO氏になったそうです。
O氏は、非常に疲れていて、そのような態度をとったのかもしれない、事情があったのかもしれないのですが、それで、票を失うこともあるのです。
ですから、岡田さんはそのようなことはないと思いますが、お気をつけていただきたいとおもいます。
投稿情報: 地球人 | 2009/05/01 11:37
今回、岡田さんが地球温暖化対策・核軍縮などの重要課題につき、ワシントンやロンドンで、意見交換されることを見送られたことはたいへん残念です。しかしながら、大切なお身体であり、何よりも健康第一ですので、インフルエンザ問題が終息した際に、また意見交換される機会をもたれるよう、ぜひお願いいたします。
そのアメリカでは、いよいよ温暖化対策法案(THE AMERICAN CLEAN ENERGY & SECURITY ACT)の本格的審議が始まったようです。同法案は、下院エネルギー・商業委員会のWAXMAN委員長とエネルギー・環境小委員会のMARKEY委員長の共同提案によるもので、再生可能エネルギーへの支援、省エネルギーへの支援、排出権取引の導入、移行期間措置の4つの部分から構成されています。[注1]
委員会審議においては、パネリストとして、民主党のGORE(ゴア)元副大統領が法案に賛成の立場からきわめて力強い証言を行ないました。GORE氏は、温暖化対策法が、(1)新たな雇用、(2)中東に依存しないエネルギー自立、(3)二酸化炭素抑制という3つの大きな効果を持つと主張しました。[注2]
一方、法案に反対する立場からは、共和党のGINGRICH元下院議長が証言を行い、排出権取引導入は、新たな増税だとの論陣を張りました。
現地の報道によると、温暖化対策法案をめぐっては、絶対反対の石油業界、排出権の大幅な分与を求める電力業界、二酸化炭素回収技術の支援を求める石炭業界、エコカー開発支援を求める自動車業界、等々、業界ごとに立場が異なるようです。
また、民主党内でも、環境保護推進派、中道派、石炭産業を選挙区に持つ議員、自動車産業を選挙区に持つ議員などで微妙に立場が異なるようです。
共和党は基本的に法案に反対の立場ですが、共和党の中には、排出権取引の代わりに炭素税(環境税)を望む議員がいるなど、様々な意見があるようです。
法案をめぐっては、まず、それぞれの異なる意見・立場が明らかとなることが大切だと思います。その上で、今後、意見・立場の相違を前提として、話し合いを通じて連携と妥協がはかられ、大きな方向性が生まれてくると思われます。
ちなみに、先日、共和党中道派のSPECTER上院議員が共和党から民主党へ移籍したため、民主党は、上院において、60対40の特別多数を得る可能性がでてきました。その場合、民主党は、たとえ共和党が長時間討論による議事妨害戦術を試みても、法案を通過させることが可能となります。温暖化対策法の成立へ向けて大きな影響があると思われます。
日本においては、先日、民主党が「地球温暖化対策基本法案」を参議院に提出しました。そのため、アメリカにおける審議の状況は、日本における排出権取引や地球温暖化対策税(環境税)の導入について、たいへん参考になると思われます。[注3]
日本の委員会審議でも、パネリストとして、GORE元副大統領のような大物、あるいはGORE元副大統領自身を招くことは出来ないでしょうか?。
[注1]アメリカ温暖化対策法案の原文・要綱などの資料は、米下院エネルギー・商業委員会のホームページで参照出来ます。URLは、以下の通りです。
http://energycommerce.house.gov/index.php?option=com_content&task=view&id=1560&Itemid=1
[注2]GORE元副大統領の委員会での証言は、次のURLで参照出来ます。ご覧いただくと、氏の熱意が伝わってきます。
http://www.c-span.org/Watch/Media/2009/04/24/HP/A/17836/House+Energy+and+Commerce+Subcmte+on+Climate+Change+Legislation.aspx
[注3]民主党の「地球温暖化対策基本法案」および要綱は、次のURLで参照出来ます。
http://www.dpj.or.jp/news/?num=15814
投稿情報: BUSINESS LIBERALISM | 2009/05/01 14:21