今日は、私の訪米中止について少しお話をしたいと思います。
私が米国に行って、クリントン国務長官はじめ関係者と会談をしようと考えたのは、もう2週間以上前のことです。
つまり、オバマ大統領が日本に来られる。その際に何を議論するか、どういうふうに議論するかということは、いま日米間で事務的には様々調整をしているところですが、最終的な局面で私が行って、首脳会談の粗ごなしをしてこようと。
日米首脳会談は、是非とも成功させなければいけない重要な会談ですから、その前に両国外務大臣と国務長官が会って、最終調整をしようと。そのために、訪米を計画していました。
結果的には、これは予算委員会を衆参でやっている最中での問題であり、他方でクリントン長官も、いま世界を駆け巡っておられますから、ワシントンにいる日が限られている。
そういう中で、米国からは非常に好意的な配慮をしていただきましたけれども、つまり、クリントン長官の日を空けて、2~3日、日本の国会との調整状況を待つということをしていただいたわけですが、これ以上お待たせするということは、私としてもクリントン長官に大変申し訳ないし、衆参予算委員会の見通しもまだ立たない状況の中で、断念をさせていただいたわけです。
もともと私は、国会との折り合いがつかなければ行けないわけですから、そのことを前提で米国側と調整をしてきたと。したがって、日米間で物事をめぐって何かしこりができたとか、そういったことは全くないと思います。
私が非常に難しいなと思ったのは、この間の報道の過熱気味です。
まず、私は先ほど言ったとおり、日米首脳会談の粗ごなしということで米国へ行くことを考えたし、そういう説明もしていたわけですが、とにかく普天間基地のオバマ大統領訪日までの決着を目指して米国と交渉するんだ、という報道が相次いだわけです。
以前から申し上げていますが、この普天間基地の問題は、日米両国で合意したからそれで決着するという問題ではありません。地元沖縄の皆さんに対する、ある程度の納得ということも必要になります。
そんなに、あと2週間でというようなタイミングで物事が決められるはずはないということは、普通に考えれば分かるはずですが、マスコミの報道は過熱しました。米国まで行って決めてくるんじゃないか。あるいは、少なくとも、この普天間移転の問題を協議するために米国に行くのではないか。そういう報道が相次いだわけです。
私が何度否定しても、繰り返し報じたメディア、新聞、テレビもあります。この辺に来ますと、私としては、当事者が完全に否定していることを、「メディア側が想像している」というふうに書かれるならともかく、それが既定の事実であるかのように表現して記事を書くというのは、一体何なんだろうかと思えてなりません。
そして、日米の政府間も、もちろん、新しい政府がスタートしたわけですから緊張感があるのは当然ですが、そんなにギクシャクしているわけではありません。
お互い信頼関係に基づいて話はできているわけで、米国が日本のいまの政府に対して大変怒っているといった類の報道は従来パターンの報道で、もう少し両国政府が、信頼関係に基づいていろいろな話をしているということが、多くの皆さんに伝わればいいなと考えて、今日は直接皆さんにこうしてお話をさせていただいているところです。
外務省における私の記者会見などもインターネットで直接見ることができますので、そういうところも見ていただければ、大変ありがたいなと思っています。
※ブログの動画版はこちら
呆れますよね...マスコミの報道は見ました。
でも支持している人は 岡田サンの直接の言葉の方を信じると思う。鳩山総理も管さんも言われたい放題書かれているしメディアを通じて耳にはいるけど
マスコミは所詮マスコミですから、大丈夫ですよ。
いきすぎた報道もあるので精神的に参ってしまわないかと心配になります。
大丈夫でしょうか?
投稿情報: めろんぱん | 2009/11/07 13:21
メディアの報道については、大臣のおっしゃることが理解できなくもありません。ですが問題の本質は、本当に閣内がギクシャクしているかどうか、アメリカ政府が怒っているかどうかの問題ではないのではないでしょうか。
問題の本質は、閣内の意思統一がはかられていないまま閣僚級の会談をしても、諸外国にとってみれば会談の成果が担保されないという、信頼性の点にあるのではないでしょうか。諸外国の立場でいうなら「誰と話をしたら確実なんだ?」ということです。そんな確実性のない複数の窓口にリソースを割かざるをえないというのは、フラストレートな行為以外のなにものでもないでしょう。日本だって、北朝鮮との交渉で似たような(いつ交渉の成果がひっくり返るか分からないという)フラストレーションを感じてきたはずです。
民主党は組閣以来、コンセンサスをあまりに軽視してきているのが目に余ります。(組閣以降)地元との充分な対話もなしに、一方的に結論ありきで話を進めるやり方もしかり。時として、党や官邸との連絡や意思統一すらはかられないまま、閣僚個人の独断で拙速に方向性を決めてしまうやり方もしかり。コンセンサスは、本来、政治にとって最も重要な事柄のひとつであるはずが、それがしばしば蔑ろにされていることに大きな危惧を感じます。「発言(言動)が軽い」というのは、イコール「発言(言動)に対する信頼性が低い」ということで、政党や政治家として、もっとも忌むべきことのように思います。大臣のお考えはいかがでしょう。
投稿情報: ゆう | 2009/11/07 14:49
岡田克也さま、スタッフの皆さま、こんにちは。
本当に忙しい毎日をお過ごしですね。
寒くなりましたが、お体にだけは気をつけてください。
マスコミというところは「思い込み」が激しいですね。
色眼鏡を外さない、相手の話を聞かない・・・
邪推で申し訳ありませんが、岡田さんが大臣記者会見を開放した英断。
この件で、記者クラブ所属マスコミが逆恨みを持っている可能性は否定できません。
マスコミには国民に「正確な情報を伝える責務」があるのに情けない話です。
きっと、いつまでも、マスコミは正確な情報を伝えてはくれないでしょう。
でも今はネットがあります。
岡田さんの動画ブログ、大臣記者会見ノーカット動画。
本当に有り難く感じます。
岡田さんの姿勢を、分かっている国民は分かっています。
いつまでも岡田さんの信念を貫いてください。
それで国民のひとりである私は励まされます。
大好きです。岡田さんが幸運に恵まれますように。かしこ
投稿情報: 井上彩 | 2009/11/07 16:13
岡田外相の嘉手納基地統合案は、誰も望んでいません。
沖縄県民の究極的な願いは、米軍基地の県外、あるいは国外移転です。しかし、これは現実的ではないから、しかたなく辺野古や普天間の話が出ているだけです。
民主党が、本気で沖縄県民のことを考えているのなら、岡田外相は最初から米軍基地の国外移転を主張すべきであり、誰も望んでいない統合案を持ち出すこと自体が外相としての致命的ミスです。
オバマ大統領の訪日日程うんぬんそれ自体は、沖縄基地問題全体からは枝葉末節の問題です。
岡田外相はメディアの報道姿勢を批判しておられますが、首相、防衛相、外相の発言がばらばらで、国会でもちぐはぐな答弁に終始していたのが、最大の原因ですので、メディア批判の前に、さっさと政府の統一見解を決定していただきたいものです。
投稿情報: 暇人 | 2009/11/07 18:35
岡田さんの訪米は、政治主導の外交ということで、調整も官僚まかせにしないという姿勢を支持していました。
マスコミも民主党が野党だったころ政治主導を讃えながら、いざ、大臣が動き出すと、そのかまびすしいこと。
わたしたち国民は、もうちょっと冷静に、事態を長い目で見守っています。報道をまったく意に介しない、というわけにはいかないでしょうが、どうか、国民とご自身を信じて、ねばりづよくお仕事なさってください。応援しています。
投稿情報: アンダンテ | 2009/11/07 19:02
今晩は毎日(24H)NETでのご活躍拝見しています。
メデイアでの批判記事を読んで、動画を見ました。確かに、真意と違う内容ですね。ただ、普段から編集しているので、「それは本当?」と何時も思っているので、何事についても複数のNET記事、プログ等で再確認しています。
うがった見方をすれば、外相のHPはNETに一番親切な扱いなので、世の中では米国、日本のマスコミはNETと共存しなければ、生き残れない時代に来ている事がささやかれていますから、無理ないかもしれません。
また、新しい時代には失業者が増える事も真実かも知れません。
日本の国益を前面にアピールして、国民を守り、頑張って頂きたくお願いいたします。
投稿情報: 池田 弘毅 | 2009/11/07 21:58
日本のマスコミは右も左も外国の威を借る報道をするから始末に負えない。
マスコミ報道など気にせず日本の国益のために頑張ってもらいたい。
投稿情報: ナナシ | 2009/11/07 23:22
アメリカ国務省のウェブ・サイトでは、9月の日米外相会談後のヒラリーへのインタビューが掲載されています。
http://www.state.gov/secretary/rm/2009a/09/129447.htm
QUESTION: How much of a blow would it be, Secretary Clinton, if the Japanese ceased the Indian Ocean refueling mission for Afghanistan?
SECRETARY CLINTON: Arshad, we’re going to be discussing a wide range of issues. Our relationship between Japan and the United States is so broad and so deep that there isn’t any one issue that defines it. It is comprehensive and it has stood the test of time for many years. And I’m looking forward to working with the minister, and on behalf of the Obama Administration, really rolling up our sleeves and determining how best we can broaden and deepen this already very strong relationship.
QUESTION: Are you going to talk about the bases?
STAFF: Thank you, guys. Thank you, guys.
インド洋給油の停止は国務省にも理解されているようですが、基地問題をどう話し合ったかどうかについては、国務省の職員が質問を遮った形です。
しかし、朝日新聞の英語版では、米軍再編について話し合ったとされています。
http://www.asahi.com/english/Herald-asahi/TKY200909230047.html
Okada, Clinton OK talks on bases
NEW YORK--Foreign Minister Katsuya Okada and U.S. Secretary of State Hillary Rodham Clinton agreed Monday to continue negotiations on the realignment of U.S. forces in Japan.
まあ、何をどのように、どこまで話し合ったかについて議論するよりも、会談後の行動を見守るのが重要でしょう。
いずれにしても、オバマ訪日時には、「なぜビンラディンの生死、所在地が分からないのか。アフガニスタンとパキスタンから反米勢力がなくなるまで部隊を駐留させるのか」など、本音を聞いてほしいものです。
ヒラリーにも同じことを聞いて確認してほしいものです。
まだ、10年はアフガニスタンでの戦闘は続くように見えますから・・・
投稿情報: 一国民 | 2009/11/07 23:42
岡田外相の動向や発言がいかに注目されているかということです。
誤解された報道が一人歩きしないように、ていねいに説明することが肝心でしょう。
沖縄の負担が少しでも減るように、粘り強くアメリカと交渉してください。
県外移転の有力候補の一つは成田ではありませんか。元々、米軍も使う予定で作ったのに、冷戦が終わって不要になったのですから、改めて成田に海兵隊を置くことも可能でしょう。羽田を拡張して、成田の一部を米軍に使わせる、それが成田空港を作った理由だったのですから。
投稿情報: ろく | 2009/11/08 00:46
10/24に投稿しましたが、普天間問題の政府の対応は問題です。
沖縄県民、米国、日本国民全てが60点の答えを出さないといけない。
答えは、「沖縄近海の日本領土の離島を米国に貸与、普天間基地もろともそこに移転、島民には相応の保証付きで代替地に移住して頂く」です。
この方針さえ打ち出せば、あとは時間の問題です。ダム建設と同じで住民への説得と保証があれば実現するでしょう。
辺野古移設以上に時間がかかるので米国の説得は大変でしょうが、彼らも沖縄県民感情との軋轢には閉口してるでしょうから、自由にできる土地が確保できれば納得するでしょう。
投稿情報: saikan | 2009/11/08 04:41
いろんな議論において、「車の両輪・論」 くらいばかばかしい分析のしかたはないなと思ってんですけどーーー何何がなければ、何々が成り立たない、みたいな。。。
基本的にはどの問題も別もんですよねーーー結局、ある意味、利権が絡むんだろうなーーーおれ、川口元外相の話きいてて、違和感もったな。
で、ひるがえって、岡田外交なんですけどーーー外交上の決定が遅すぎるとはいいたくないし、やるだけやってるのはわかるような気がするんですが、プロセスは明らかにしないな、というか伝わってこないな。
もっと過去における外交上の情報公開がバコンバコンされて、改善が計られるのかと思った。
なんか弱いね。
投稿情報: 朝倉 健 | 2009/11/08 09:48
お疲れ様です。
メディアの短絡的な報道と、それを鵜呑みにする一般人。
支えていくべき人を叩いて何になるんでしょうか。
私は岡田さんを信じます。
国会中継なども見られる時は見ていますが、最近お疲れの色が見え心配です。
ご多忙とは思いますが、ご自愛ください。
投稿情報: ゆみ | 2009/11/08 13:27
申し訳ないですが、メディア報道の加熱は、まさかこの時期に訪米して外相会談までやって、普天間基地移設問題で何の決着もないということは考えられない、というメディアの健全な常識を反映したものです。それまで予定されていなかった外相会談が突然、大統領の訪日前に模索されたこと自体、日米両政府がこの問題の打開にむけて相当デスペレートになっているという印象を有権者及び観察者に与えますから、そこで何の成果も上がってこないということはまさかあり得ないだろう、ということです。それですから、メディアを含む関係者が「当然こうあるべき」と考えた行動を日本政府や外相が採らないとすれば、日米関係の信頼間の「きしみ」にメディアが注目するのは当たり前のことです。民主的なリーダーとしては、メディアの報道姿勢に注文をつけるのはお控えになったほうがよいのではないでしょうか。
投稿情報: 福田潤一 | 2009/11/08 13:28
本当に。メディアが各社の考えを含める時には、「~のように想像できる」とか「~と思われる」という書き方をすべきです。メディアを通しての情報には何らかの脚色があるのだろうとは思っていましたが、最近こういう具体的な物を見ることが多く、今までもそうだったのだろうと思うと恐ろしいような気もいたします。
ですので、民放の番組にお出になるとお聞きし、また出演者から変な質問をされたりするのではないかと心配しておりました。が、全くもって動じないお姿に、「やっぱり岡田さんだ」と誇らしいような気持ちになりました。
いつも番組で見る田原さんは、相手を感情的にさせたり口を滑らせたりさせるのがとてもお上手で、議論しながらご自分も感情的になり、見ているこちらがハラハラすることも多かったのですが、今日の田原さんは岡田大臣の突っ込みどころがわからず、ちょっと拍子抜けしているようでした。それでも果敢に「党内不一致」など無関係な言葉をサブリミナル効果のように織り交ぜていつものように議論をごちゃ混ぜにしようとしていましたが、無駄でしたね。
「嘉手納統合が実現できない場合に辺野古を考えるのか」ということを何度も何度もいろいろな聞き方で答えさせようとしていましたが、岡田さんのお答え、最高でした。
また、田原さんが「オバマさんに手土産」などと変なことを言った時も、岡田大臣は「そういう発想は違うと思う」とサラリと否定されました。本当に、その通りです。
前政権の頃、総理や閣僚の方々のインタビューはいつも、平安時代の和歌のような比喩や隠語ばかりで、「一体、何が言いたいのだろう」と思ったものでしたが、「手ぶらで帰せない」とかいう発想も何やらとてもお座敷の匂いがいたします。
本来、欧米の人々には「何かを持たせて帰す」みたいな考え方はありません。外交の場ではそういう和風な習慣があるのでしょうか?だとしたらそれは前政権がアメリカに教えた習慣なのではないでしょうか。
岡田大臣は、フェアプレイの精神をお持ちになった、国際的に通用する貴重な存在でいらっしゃると思います。戦後初めての対等な関係を築けるのはこの方なのでは、と思います。
投稿情報: asuka | 2009/11/08 13:53
オープンな会見がされても、意図的に編集されては意味がありません。テレビニュースなど限られた時間で放送する場面で映像のみでキャスターが声をかぶせていて結局発言は聞けないことも多々あります。字幕テロップを出して、例えば「外務省会見を時間の都合上、編集しています。全編は、外務省HPで視聴できます。」と必ず表示させたらいいと思います。国民も全体が把握できて理解しやすいです。切り取った部分でキャスターと評論家のやり取りでは、一方的で誤解を生みます。本来マスメディアは政府と国民のパイプ役なんですが、そのパイプの通りが悪いです。
投稿情報: 満天 | 2009/11/08 16:44
普天間の基地の問題は、最初米国がヘリポート基地でよいといったのを、日本側が利権目的で話を大きくしたと、新聞で読みました。
アフガンも、現地の日本医師の報告では「反タリバン」の地域が、米国により危険地区として攻撃されました。
そのような情報の食い違いを出来るだけなくし、米国と日本との関係がうまくいけばよいと思います。
普天間が、日本側の利権の問題で、基地の話が大掛かりになるなど、自公政治家の国に対する背徳と思います。
米国側の意向ではなく、日本の政治家の利権がらみで、話がおおきくなったケースは、他にもあるのではないでしょうか。
善良な米国人、日本人の間に、よからぬ人々が金儲けで入りこみ、国をもますようなことはしないでほしいものです。
投稿情報: 地球人 | 2009/11/08 22:03
初めて政治家のホームページを拝見させて頂きました。実務に即した状況の説明は、国民の一人として判りやすく政治を見近に感ずる事が出来ました。
今度オバマ大統領が来日されるのですが、沖縄の米軍基地問題も大切ですがアフガニスタンの問題の解決が見えない現状では、目先で基地能力の削減にアメリカ側から回答を出せないのでは無いかと思います。むしろ、アフガニスタンでの日本の有り用をアメリカに対し提示できれば、嘉手納かグアムへ海兵隊を移転させる事にもアメリカ側のコンセンサスが出来るのでは無いでしょうか。
以前から思っていたのですが日本は職業訓練等の民生支援をアフガンで行う或いは行って来た訳ですが、危険な国情で消費、需要の見込みの無い職業訓練では、実行性が低い上に貧困からの脱出をアフガンの一般市民させる事は出来難いと思います。発展途上国未満の後進国であるアフガンに於いて清廉潔白な政府が出来る事に越した事は無いですが、先ずは搾取が有っても一般国民に仕事と賃金がいきわたることが必要で、其のためには建築や土木の技術と費用の移転を行う事が雇用数も多くなり有効だと考えます。但しにほんが国家として治安安定に寄与し、国際的に認められる援助と言うのであれば、いっそうの事、治安管理を含めながらアフガンの首都移転を提案、遂行すれば良いのでは無いでしょうか、最初から土木に関する技術指導をしながら空港を含めたグランドデザインを作り上げ、アフガン人の作業員家族宿舎の建築、商店街の建設、国家機関の庁舎建築、その子息たちが技術を学ぶ学校の建設,アラブ世界への技術者としての出稼ぎ斡旋センターの建設、灌漑施設の建設、農業技術センターの建設日本が20年戦後掛けてやって来た事を10年でして行くと良いのじゃ無いでしょうか
投稿情報: Toko | 2009/11/08 22:50
米側からのメッセージを思いっきり見逃してませんか?三沢基地からのF16引き上げの話など、どう見ても日本政府への「考え直してほしい」という牽制だと思うのですが。
過去のアメリカの外交交渉を再度研究したほうがいいと思います。
外務省の事務方なら資料を持ってるのではないですか?
投稿情報: ぴゅんぴゅん丸 | 2009/11/09 00:04
今回の日米首脳会談については、普天間基地移設など、具体的な問題に結論を出すというよりも、温暖化対策分野での協力、朝鮮半島の非核化、核軍縮へ向けての協力など、大局的な観点から、中長期的な方向性を示す場として位置づけるべきだと思います。
北朝鮮が6カ国協議に復帰する可能性が出て来た現在、北朝鮮問題に関し、日米首脳が発するメッセージはきわめて重要だと思います。
また、年末の国連気候変動会議(COP15)まで、いよいよあと1ヶ月となりました。このタイミングで、日米首脳が温暖化対策へ向けての決意を共有し、世界の先進国および途上国へ強いメッセージを発することは、COP15における国際合意の形成へ向け、きわめて大きな効果があると思います。
ちなみに、アメリカ上院では、現在、温暖化対策法が審議中ですが、共和党のLINDSEY GRAHAM議員が、共和党議員にもかかわらず、温暖化対策法に賛成するという立場を表明し、注目を集めています。
GRAHAM議員は、中東からの原油輸入に頼るのでなく、地元サウス・カロライナ州などアメリカ本土の沖合油田の開発を主張し、その収益を温暖化対策へ充てることを提案しています。その結果、地元の商工会議所と環境保護派、両者の支持を取り付けることに成功しました。
GRAHAM議員は、「沖合油田の開発が本当に必要と信じているか、あるいは、気候変動が事実だと信じているかどうかは関係ない。大切なことは、このふたつを組み合わせ、GIVE AND TAKEを生み出すことだ。」と言っています。私は、ここに、妥協を通じて大きな政治的合意を作り出す、アメリカ民主政治の本当の奥深さを感じています。
GRAHAM議員が温暖化対策法に賛成の立場を表明したことは、他の共和党上院議員だけでなく、立場を明確にしていない民主党上院議員に対しても影響を及ぼしつつあります。温暖化対策法可決に必要な60議席の特別多数確保の可能性が高まります。
参照資料:”Meet Lindsey Graham, the Next GOP Maverick on Climate Change”
By DARREN SAMUELSOHN of ClimateWire, New York Times
October 13, 2009
同記事は、次のURLで参照出来ます。
http://www.nytimes.com/cwire/2009/10/13/13climatewire-meet-lindsey-graham-the-next-gop-maverick-on-13485.html
投稿情報: BUSINESS LIBERALISM | 2009/11/09 11:21
岡田さんが主張する普天間合併案はちょっとでも軍事を勉強すれば不可能とわかるものです。空軍の固定翼機と海兵隊のヘリコプターを同居させるのは事故のもと、アメリカが納得するはずがありません。前政権の決定とはいえ国どうしの約束を政権が変わったことを理由に変更したのでは日本は国としての信用を損ないかねません。国益を考えた妥協もお立場上求められると思います。国益固守の観点からの柔軟な対応をしていただきたいものです。
投稿情報: 茂木徹 | 2009/11/09 12:41
普天間基地の移転は、静岡空港のように飛行機が飛ばない空港を米軍用に整備して使ってもらったらどうですか。あるいは関西空港を米軍と併用してはどうでしょう。日本中に飛行場が余っているのに、辺野古のような自然が残っているところを潰して、新たに飛行場を作るのは無駄もいいところでしょう。なんとか、本土の空港を利用できないものでしょうか。
投稿情報: ろく | 2009/11/09 17:17
岡田さん、連日の予算委員会お疲れ様です。念願の政権交代ですが、問題山積の中ご苦労も多いとお察ししますが、真面目に真摯に取り組まれていると思ってます。国会での答弁を聞いていますと本当にそう感じます。13日にオバマ大統領が来日されますが、日米問題については、何とかいい方向性がみいだされ有意義な会談になられるよう期待してますが…。どうぞ体調にお気をつけて乗り切ってください!
投稿情報: タンタン | 2009/11/09 21:25
私は政治信条を貴方と異にする者です。
しかし、日米関係、特に普天間問題に対する貴方の意見に賛成します。確かにマスコミの姿勢は、60年間続いた自民党政治を乗り越えられずに米国の顔色ばかりがすべての様な報道には霹靂としています。外交は国と国が国益をかけた真剣勝負の場です。これまでの自民党外交は米国追従でした。北朝鮮外交のほうが国際的には全うに見られるでしょう。国民、特に沖縄県民の思いを持って、本格的な日本外交を展開されますことを期待します。
投稿情報: 村田 昌彦 | 2009/11/09 22:51
毎日ニュースでご活躍の様子を拝見しています。本当にご苦労様です。特に普天間基地問題などこれまでの政権がやってきたことを見直そうということは大変なことだろうと思います。沖縄の人たち、アメリカとの関係、世界平和への貢献などさまざまなしがらみのなかで決断をされる難しさをお察しいたします。
ところで基地移転について思いつきかもしれませんが、硫黄島への移転はいかがでしょうか。現在の硫黄島の状況について詳しいことはよくわかりませんが、自衛隊の管理のもとで年に一回とか戦没者遺族たちの慰問があるような事を聞いていますが、それ以外はあまり活用されていないような感じです。いろいろ整備をしなければいけないかもしれませんが、普天間から硫黄島への移転は、現在考えられているものよりは少しはいいかと思いました。まったくの思いつきですが、ご提案をさせていただきました。
どうぞ頑張ってください。
投稿情報: 入方賢史 | 2009/11/10 12:00
大臣閣下、連日の激務の中、マスコミによるご心労まで加わってしまって本当にお疲れ様+ご苦労様でございます。
マスコミが事実を正確に報道していないと、こちらも情報の受け手として非常~~に不安です。
事実を国民に対して正確に伝えることもお役所のお仕事の大事な部分です。が、これでは岡田大臣も外務省の方々も、本当に大変ですね。
お役所や政府の立場で「事実をねじ曲げて報道しないで下さい」と圧力をかける訳にもいきませんし…。
ところで、11日に放送されたクローズアップ現代(NHK)、さっそく拝見しました。
実は私は9月末の日曜討論(これもNHK)を見て以来、岡田大臣のファンなんです。(それ以前はどちらかと言えば自民党支持でした。スミマセン)
ですが、大臣、クロ現の中で、なんだか少し元気無くなかったですか!?
責任の重いお立場ですし、ストレスも多いと思います。でも、ストレスに負けないで下さい!!!
自信を持ってがんばって下さい!!!
野党(マスコミも)による重圧にも負けないでください!!!(それが彼らの仕事?なんですよ。きっと)
外交のお仕事って、(外交に限らないか。)一つ一つを100点満点ですることじゃなくて、バランスだと思います。
国だって人間だって、得意な分野もあれば苦手な分野もありますっ。
細部だけの100点満点なんて求めてません。これから鳩山政権が続いていって、振り返ってみて「全体的によかった」と思えるお仕事をしてほしいんです。一国民としては。
とにかく大臣のお姿をテレビで拝見して、お疲れ???の様子だったりすると、非常~~~~~に辛いものがあるんですよ。
できる範囲でブロク、中継、外務省の大臣会見などを見ています。
応援してます。
根を詰めすぎないで、お仕事の外ではゆっくりお休みになって下さい。
投稿情報: 葦 | 2009/11/11 02:17
岡田さん、少しお痩せになりましたか? お体お気をつけくださいね。応援しています。
投稿情報: S | 2009/11/11 21:45
メディアの報道は、しばしば誤った方向に国民を導こうとします。でも、案外国民はわかっているものです。それでもメディアにはメディアの力で。
やはり、ネットの力は大きいと思います。岡田外務大臣が直接、国民に語りかける大きな術、例えばこのブログがあるのは、岡田外務大臣にとっても国民にとっても有益ですね。真直ぐ伝わります。
シンガポールでクリントン氏となごやかな雰囲気で会われている映像を今日(11月11日)テレビで見ました。映像は感覚でキャッチしますから良いか悪いか直感で判断します。良かったです。
普天間移転問題やアフガニスタン問題など難しい問題が山積していますが、日本の良識を世界に示せるような方法で乗り切ってください。一国民として応援しています。
投稿情報: ダリア | 2009/11/12 00:36
こんばんは。
こんなことを言うまでも無い事とは思いますが、これ以上、沖縄県民の心を揺さぶったり、ましてや弄ぶような事は、誰にもしないで欲しいと思います。
今でも、重荷を背負って貰っているのですから。
投稿情報: ti | 2009/11/14 22:31
外交の基本は「相互の国益」の調整。そう闊歩している評論家が多いし、今の政治家大多数もそう思っているでしょう。それは20世紀の国際政治家のレベルです。21世紀の国際政治は国益主義では解決は困難でしょう。其れはもっと身近な人間倫理観です。それを鳩山総理が言っているのです。21世紀の外交は倫理観であり”曖”...。実にシャープです。
この頃お疲れの様子です、お体には十分に注意してご活躍を期待しています
投稿情報: goen | 2009/11/17 16:55
11月12日の記事から、わたしのパソコンではブログを読んだり、コメントを書いたりできなくなりました。パソコンを買い換えるまでおじゃまできませんが、心から敬愛し、応援しています!がんばってください。
投稿情報: アンダンテ | 2009/11/18 17:48
国対国の約束は政権が変わっても、守るのが信用だと思います。外国との問題は、ちょっと間違いましたからすみませんでは通用しません。民主党は約束を履行してください。また、約束を履行することを信じます。
投稿情報: ゆー | 2009/11/25 20:20