週末(9月3日、4日)久しぶりに地元に帰ってきました。代表選挙もたけなわですから、地元の皆さんとコミュニケーションをすることが必要だと考えて、何回かの集まりを持ちました。
代表選に関しては、三重県選出の国会議員が先般集まって、国会議員としては、菅さんで行こうと確認をしました。
三重県関連の国会議員は8名います。衆議院1区の中井洽議員、2区の中川正春議員、3区の私、4区の森本哲生議員、5区の藤田大助議員、そして、参議院の芝博一議員と高橋千秋議員、そして衆議院比例の金森正議員、この8名で確認しました。
したがって、三重3区の党員・サポーターの皆さんの集まっていただいた会議では、私からそういった国会議員の考え方、そして、私が菅さんを支持する考え方を説明し、最終的には、それは個々の党員・サポーターの皆さんの判断であると申し上げたうえで、皆さんからも様々な意見を言っていただきました。
あわせて、県議や市議といった地方議員で投票権を持つ方々に対しても、私の考え方や8人の国会議員の考え方を伝えながら、支持の拡大を図っているところです。
そういった三重県での集まりに加えて、土曜日の夜と日曜日の終日、近隣の岐阜や愛知、そして東京へ帰る途中の神奈川で、仲間の議員に対して働きかけを行ってきました。
もちろん、移動中は車での移動時間が非常に多かったので、かなりの数の議員に電話をして意見交換をし、私からは、菅さん支持のお願いをさせていただきました。
それぞれの議員にもいろいろと意見があるようですが、特に電話をしたのは、まだはっきり態度を決めておられないと思われる方が多かったので、非常に悩んでおられるなという感じがしました。
「週末に、自分の選挙区の党員・サポーターの皆さんの意見を聞いてから決める」と言われた方も多かったです。私も、それは1つの考え方だろうと思います。
同時に、私が若い議員の皆さんに申し上げたことは、1つは、国会議員になったときの原点に返って、しっかり判断をすべきだということです。
この間、選挙などを含めて、誰に応援してもらったとか、誰にお世話になったとか、いろいろなことがあると思います。私自身も、副代表をやっていた2006年以降、多くの新人議員のところを応援に回りました。3回、4回と回った議員も何十人もいます。
しかし、そういったことではなくて、やはり自らが国会議員、政治家を志した原点に返ってしっかりと判断すべきであり、誰にお世話になったとか、そういう基準で判断していたのでは、国民から選ばれた国会議員として、有権者に対してあまりにも申し訳ないと、私は申し上げました。
そして、もう1つは、最終的に自らの投票態度を明らかにしないのも1つの考え方ですが、投票に際して、あるいは、投票後でもいいのですが、自分はこういう理由で、菅さんなり小沢さんに投票したというのは、明確に説明したほうがいいということも申し上げました。
やはり、これは総理を決める選挙です。どちらの人が総理にふさわしいのか。自分はなぜこちらの人に投票したのかということに、きちんと説明責任を果たすことは、私は、国会議員として必要であると思います。
当然、それぞれの陣営を応援している人が、自分の選挙区にいるわけですから、一方からは反発も出るでしょうが、長い目で見たときに、そこは逃げずに説明責任をしっかりと果たすという姿勢は、必ず、多くの有権者の皆さんから評価されるだろうと申し上げました。
いずれにして、この選挙はまだしばらく時間があります。菅さんと小沢さんには、しっかりと議論をしていただきたいと思っているところです。
※ブログの動画版はこちら
あわせて、県議や市議といった地方議員で投票権を持つ方々に対しても、私の考え方や8人の国会議員の考え方を伝えながら、支持の拡大を図っているところです。
そういった三重県での集まりに加えて、土曜日の夜と日曜日の終日、近隣の岐阜や愛知、そして東京へ帰る途中の神奈川で、仲間の議員に対して働きかけを行ってきました。
もちろん、移動中は車での移動時間が非常に多かったので、かなりの数の議員に電話をして意見交換をし、私からは、菅さん支持のお願いをさせていただきました。
それぞれの議員にもいろいろと意見があるようですが、特に電話をしたのは、まだはっきり態度を決めておられないと思われる方が多かったので、非常に悩んでおられるなという感じがしました。
「週末に、自分の選挙区の党員・サポーターの皆さんの意見を聞いてから決める」と言われた方も多かったです。私も、それは1つの考え方だろうと思います。
同時に、私が若い議員の皆さんに申し上げたことは、1つは、国会議員になったときの原点に返って、しっかり判断をすべきだということです。
この間、選挙などを含めて、誰に応援してもらったとか、誰にお世話になったとか、いろいろなことがあると思います。私自身も、副代表をやっていた2006年以降、多くの新人議員のところを応援に回りました。3回、4回と回った議員も何十人もいます。
しかし、そういったことではなくて、やはり自らが国会議員、政治家を志した原点に返ってしっかりと判断すべきであり、誰にお世話になったとか、そういう基準で判断していたのでは、国民から選ばれた国会議員として、有権者に対してあまりにも申し訳ないと、私は申し上げました。
そして、もう1つは、最終的に自らの投票態度を明らかにしないのも1つの考え方ですが、投票に際して、あるいは、投票後でもいいのですが、自分はこういう理由で、菅さんなり小沢さんに投票したというのは、明確に説明したほうがいいということも申し上げました。
やはり、これは総理を決める選挙です。どちらの人が総理にふさわしいのか。自分はなぜこちらの人に投票したのかということに、きちんと説明責任を果たすことは、私は、国会議員として必要であると思います。
当然、それぞれの陣営を応援している人が、自分の選挙区にいるわけですから、一方からは反発も出るでしょうが、長い目で見たときに、そこは逃げずに説明責任をしっかりと果たすという姿勢は、必ず、多くの有権者の皆さんから評価されるだろうと申し上げました。
いずれにして、この選挙はまだしばらく時間があります。菅さんと小沢さんには、しっかりと議論をしていただきたいと思っているところです。
※ブログの動画版はこちら
菅さんが参院選で議席を大幅に減らした責任は大きいですね。
それを天の配剤とは恐れ入ります。
いろんな場面での議論を聞いてる限りにおいても、誰もが小沢氏の方がレベルが上と思ってます。
それでも尚、岡田さんが菅氏を推すのであれば、他人に促す前に先ずは自らその理由を説明をなさるのが筋ではないでしょうか。
投稿情報: HY | 2010/09/06 21:32
「誰にお世話になったからという基準によるべきではない」・・と断言される岡田さん、、。これこそクリーンな政治を行うべきクリーンな政治家の姿であるべきですよね!!(ご本人に向かって「よね!」と言うのもおかしいですが)
はぁ~、今、こうして本当のクリーンというものに触れて、辺りの空気までもが非常に清浄に感じられたくらいです!
私にとっては、それほど嬉しくはないと思われていたこの選挙全体が、こうした岡田さんのクリーン粒子に満たされたものとなるならば、または、そうしたクリーンさを忘れていらっしゃるか、もしくは元々持っていらっしゃらない民主党の方々がいたとして、その方々が改めてクリーンであるということの意味をよく考えて下さるのであれば、この選挙もまた悪くはないな、、と思いました。
投稿情報: レイ | 2010/09/06 23:38
政治家になるには、周りの力も必要だったと思います。
もちろんそのご恩を忘れちゃいけないとは思いますが、総理を決めるという大事な選挙に、私情は必要ないと思います。
今回の選挙に参加できない国民が大勢いる事を念頭において、選挙権のある方は、じっくりしっかり考えて選んでいただきたいです。
良い結果が出る事を期待しております。
投稿情報: いいちこ | 2010/09/07 11:33
原点に帰ると言うなら、我が国の領土を守る。主張する。と言う原点にも帰ってほしい。
尖閣諸島でまたも中国が侵入侵奪を試みています。毅然とした態度を示すべき。
我々の次世代に残すべき資源や権益を間抜けな安生直のおかげで失われるのは許されない。
投稿情報: 山室 | 2010/09/07 12:42
以前から応援しています。
代表選については各議員自らの判断で決められたらいいと思います。
しかし気になるのは「まとまって、菅さんで行こう~」
って。岡田さんらしからぬ、グループ、集団行動ですね。三重全体でまとまって行動する事がそんなに大切なのですか。各議員がそれぞれ意思表明するだけでは何故ダメなのですか?
がっかりです。
投稿情報: 吉田 | 2010/09/07 13:47
岡田大臣様
それでは、あなたは、なぜ菅さんを支持されるのですか。菅内閣の閣僚だからですか。それでは、菅さんの政治理念も尊重されているのですね。そのあたり、お聞きしたいものです。
もうひとつお聞きしたいことが、小沢さんの政治姿勢を嫌っておられるようですが、民主党を結成以来、難産を繰り返しましたが、なぜ、小沢さんとタッグを組まれたのですか。ただ選挙対策だったのですか。代表選の今になって、民主党政権を結成した同志を、しかもその姿勢を認めていないっていうのは道理に反しているように思います。政治家を志した原点が大切なら、不起訴処分になっている同志を信頼し、その正義を共に担うぐらいの度量が、岡田さんにはあって当たり前と考えますが、いかがでしょうか。
投稿情報: Tsuyoshi Tanida | 2010/09/07 22:13
私もお世話になったから投票をしてもいいと思いますただ、理由は公表してもらいたいです。
代表選候補の、人柄は菅さんがいいし、小沢さんは距離をおきたい感じがします。
ただ地方に在住の私には、菅さんは面白いけど、政策はほんのごく一部しか関係がないですし、速攻性も感じません。
小沢さんは古臭いけど、先見性や合理的な部分に共感し地方も元気や夢をもらえます。
確実に日本の未来には悠長な時間はないですし、代表選に疑問の方もいると思います。
やはりこの代表選を通じて、破綻に向かうようなこの国の借金のカラクリを暴き、危機的な状況にそれぞれ候補のビジョンを国民に理解させないと民主党の将来にも意味はないようです。
民主党の政治家はオープンな方々だと思っています。
ただ過去がクリーンじゃないからという理由でその人の実力を否定するようなら、総理大臣には誰もなる資格がないように思います。
投稿情報: 立川 | 2010/09/08 16:17
岡田さんのおっしゃること、よく分かります。
ブログを拝見し、少し安心しました。
政治とは何でしょう・・・。
国会議員とは何でしょう・・・。
リーダーシップとは・・・。
このほかにも様々な点において、考えさせられます。
安心できる社会へと向かっていくことができますようにと願う毎日です。
投稿情報: naomi | 2010/09/09 22:40
こんばんは。
今回の代表選について、何故管氏支持なのかをお教えください。
岡田さんのブログを読んでも、それが見当たりません。
>人事の話を少人数で集まって、あらかじめ条件のようにして決めるというようなことがもしあれば、それは密室談合になると思います。
まさか、これが理由ではないでしょうね?
各自自分の考えで投票をすると仰っていながら、三重県の議員が集まって菅氏支持を確認しあった・・・と仰っておりますが、おかしくないでしょうか?
菅氏支持の明確な理由をお聞きしたいと思っております。
その答えは今後の投票の参考になります。
投稿情報: 三重県有権者 | 2010/09/10 22:38
民主党は相変わらず呑気ですね。
本当に信じられません。
日本振興銀行の経営破綻し、初のペイオフが発動されるのですよ。
それにもかかわらず、民主党から聞こえてくるのは、
「自民党が悪い。」
という声だけ。
何だかな。
民主党って、本当に政権与党なんですか。
投稿情報: a | 2010/09/11 00:18
この重要な時に民主党が二つに割れて選挙を戦うようになってしまったのは残念ではありますが、今までの様に国民に見えないところで妥協が成立するようなことが無かったのは、日本の民主主義にto
とって大きな進歩であると思います。その中で岡田さんが若手議員の意見に対して敬意を示されていることは立派なことだと思います。未だにA先生を尊敬して何があってもついてゆくといった古臭い態度を取る議員がいますが、その態度こそが民主的でないとしらけてしまいます。今回の選挙では民主党の全議員が国民に選ばれた代表として誇りと自信をもって(自らの判断で)代表を選んでほしいと思います。
投稿情報: y浦野 | 2010/09/12 23:05
管政権続投を支持します。
政治手法の分水嶺の戦いだと、見守っています。
小沢民主党になったら、民主党は支持出来ません。
勝っても負けても大変だろうなぁと思いますが、一有権者として、この戦い、どこまでも貴方方を支持します。
妥協しないで頑張って下さい!
私達、有権者も出来るだけの下支えは惜しまぬつもりです。
投稿情報: チッチ | 2010/09/13 16:29
岡田さん
「…、誰にお世話になったとか、そういう基準で判断していたのでは、…」のくだりですが、その文言がすでに若い議員に対し、誘導的前提を作ってしまっていると考えます。
人には情と理があり、政治家は理で判断をすべきですが、だからといって情を無くしてよいということにはなりません。
両者を交錯させなければよいだけのことです。
この場合の情とは、すなわち、お世話になった人の前に行き、堂々と自分の考えを述べ、お世話になったことに感謝を述べ、自分のとるべき道と決意をはっきりと伝えることです。若手にはそういう教育をしなければなりません。それは政治家ということでなくて、人間としてです。
今回、お世話になった人と袂を分かつことになった方々で、何名の方が、その行動を実行されたことでしょうか。
情の欠如こそが、今の日本に最も欠け、そして世の中を荒廃させている根本原因の一つだと思います。政治家から先頭をきってそんな状況で、この国はどうなりましょうか?
今の民主党は、国民目線とか説明責任とか言い、必要以上にカメラ目線で、議論しているプロセスを見せさえすれば、それは政治として何を実現するかというアウトプットにも勝るかのような、行動量よりも口数が勝るような状況にシフトしつつある状況が気になります。
マニュフェストの実現という大きな約束に、どれぐらいの覚悟をもって、胆力をもって進めているのでしょうか?
今こんなに早い段階で、「やっぱり財源不足」などと言い訳してしまったら、実は自民党から突っ込まれた時分からとうにやれっこないと自分達も思っていたんじゃないかということになってしまいます。
政治は、ディベートでないし、論理だけで実現できるものでない。
「自民党のせいとか、実体がお分かりになっていないのではないでしょうか?」などと、うまいことを言っていないで、自己評価基準を高くし、髪を振り乱して一心不乱に取り組むべきです。
実体が、口先の政治になりつつあることを懸念しています。
そういう流れに対し、バランスをとることができる存在が岡田さんだと考えていました。
表面的な現象に惑わさぬ、本質を見抜ける大きな政治家になっていただきたいと、今後に期待をしております。
投稿情報: hiro | 2010/09/18 00:27