昨日(2月15日)の常任幹事会で、小沢元代表の問題が議論されました。
いままでは、私を中心に役員会の場で議論をしてきましたが、月曜日(14日)に、菅総理にもお入りいただいて役員会としての結論を出し、常任幹事会に役員会での結論を示して、ご議論をいただきました。
役員会で決めた結論というのは、3つの問題――(1)小沢元代表が強制起訴になったこと(2)秘書3人がすでに起訴されていること(3)役員会や代表をはじめとする党幹部の、小沢元代表に対する国会に出てきて政治倫理審査会でお話しいただきたいという要請に対して、いまだ実現していないこと――を挙げ、そのことを踏まえながら、特に小沢元代表自身が強制起訴されたことについて、処分に値するという結論を出したものです。
強制起訴と普通の起訴は、必ずしも同列には論じられません。そのことを踏まえて、裁判で判決が出て結果が固まるまで、党員資格を停止するとなりました。
この問題に関して、常任幹事会で何人かの方から意見が出されました。例えば、裁判で判決が出るまで処分は待つべきだという意見です。このことについては、いままで、例えば民主党でも刑事事件で起訴されたケースでは、判決の確定を待つまで何もしないということはなく、起訴された時点で、ほとんどの場合が除籍処分という非常に厳しい判断を党として行ってきました。
これは、我が党だけではなくて、我々は自民党に対してもこういった厳しい処分を求めてきましたし、あるいは、国会でも起訴された段階で、議員辞職要求などが国会決議されたりしていますので、確定するまで何もしないというのは、これまでの党および国会の考え方に明らかに反すると思います。
もう1つは、強制起訴と普通の起訴は違うという意見です。つまり、90数%が実際に有罪判決を受けるという検察当局による起訴と、裁判によって黒白をつけるという性格を持った検察審査会の強制起訴とは違います。
もちろん、強制起訴も起訴であり、したがって、法的には同じだと思いますが、先ほど言ったような違いについては、考えなければならないと考えています。
だからこそ、裁判が確定するまでの党員資格を停止という、従来と比べればかなり配慮した処分になっています。
処分には、党員資格の停止、離党勧告、除籍の3段階ありますが、その中では最も軽い党員資格の停止にとどめたのは、やはり、強制起訴の性格を踏まえたということです。
それから、挙党一致体制を築くべきだという意見も随分出されました。予算審議を行っているときに、ガタガタすべきではないという意見です。
挙党一致は極めて大事です。しかし、挙党一致という言葉が、実質的には、この小沢元代表のことに目をつむれ、ふたをしろという意味があるのだとすると、それは、やはり違うと言わざるを得ないと思います。
今回のような処分は大変残念なことですが、公党としての責任と、我々がいままで言ってきたこととの整合性といった観点から、決断せざるを得ないと思っています。
常任幹事会で最終的に結論を出す前に、倫理委員会の意見を聴くということで、いま、その段階にあります。
したがって、最終的に決定をしたわけでは必ずしもありませんが、私は、民主党が公党として、国民に対してしっかりとけじめをつけることが、いま、党への信頼を取り戻すために必要なことであると思っています。
※ブログの動画版はこちら
昨今では面白いドラマでも長い期間を放映すれば飽きられるのですよ。
小沢氏の問題は西松からずっとですからもう2年ほどになりますが、とても国民の関心事とは思えません。
さて、信頼というと、言ったことを守るというのが最も重要ではないかと思います。
先日も鳩山氏の「抑止力は方便」発言がありましたが、相変わらず正直な方だと思いました。
ある意味期待を裏切らない方です。
しかしそれにしても政府の動揺ぶりは滑稽ですね。
衆議院選挙で「国外、最低でも県外」といって得票を得た政党と同じ政党とは誰も思えないでしょう。
こういう事が政治不信を生むのです。
ちなみに抑止力について防衛大学で活用されている本をご紹介しておきましょう。
「抑止力を問う」-元政府高官と防衛スペシャリスト達の対話-
http://www.kamogawa.co.jp/kensaku/syoseki/ya/0392.html
著者は小泉内閣から麻生内閣まで安全保障を指揮した柳沢協二氏。
その柳沢氏と安全保障の専門家達による対談集です。
軍事に関してド素人であるはずの政治家の、「海兵隊は抑止力である」「海兵隊は沖縄にいなければならない」などと寝ぼけた発言を耳にする度に、何を根拠にされているのか不思議でなりませんでした。
岡田様におかれましてはお忙しい事とは存じますが、書店においてある本ですので、一度プロの見解に目を通されてはいかがでしょうか。
これは政権与党である民主党関係者にもお願いしたいところです。
投稿情報: キンピー | 2011/02/17 10:46
岡田様
>(1)小沢元代表が強制起訴
岡田様が、プロの検察による起訴と検察審査会による起訴は違うと指摘されている通り、異質のモノであると考えます。
そもそも、検察審査会とは、検察の怠慢を審査するものと理解しています。(検察が身内をかばうなどを審査)
今回、検察は、めちゃくちゃ頑張ったのに起訴できなかったのであり、通常の起訴と同等で考えるのは無理があると思います。
また、仙石代表代行という人が、「起訴猶予」と認識していたということのようですが、これも大問題。このような認識レベルの人が国会議員であり、小沢さんの処分を決めているなど、論外と思います。
> (2)秘書3人がすでに起訴
秘書においても、無実の可能性が高い。
・検察の違法な強要の疑いが高い。(石川議員の女性秘書に対して、子供を人質に10時間も拘束して取り調べなど)
・そもそも、事案自体が悪質でかつ違法な問題なのか?
(裏献金などの事実はなく、収支報告書の記載ミス(ミスでないとう見解も総務省からあるらしいが、、))
*総務省のWEBで公開されている議員の政治資金収支報告書を確認した感想は、不適切な経費の支出が多い(飲食費などで600万超など)と思われる議員の方が他にいるように思います。
>(3)政治倫理審査会への出席
執行部側に、予算可決後にという申出(出ないとは言っていない)に対する真摯な協議があったのか?
など、僕でも、岡田様のブログの内容では、納得できません。
もちろん、両院議員総会などで、過半数が処分すべきというのであれば、仕方ない(民主党はそういう党)ということだろうと思いますが、現状の常任幹事会などの構成からは、党の意見というようにも思えません。
岡田様に実行してほしいのは、処分でなく、正しい事実を確認し、ロジカルな説明をしていただくことです。
まだ、岡田様には、期待しています。よろしくお願いします。
投稿情報: 後藤 | 2011/02/17 11:00
さすが岡田さんらしく、論理的主張と思います。また政権中枢強硬な意見を抑えた所も評価します。
ただ、ロジックだけでは人は動かないと思います。今の民主党は挙党一致とはとても思えません。若手の会派離脱願いはその証拠では。亀井氏の「連合赤軍」発言もそれなりに国民に説得力がありますよ。現政権の露骨な小沢派外しなど、まさしく社会主義政権を見ているようです。
自民党ならここまで露骨な事は行いません。国民の多種多様な価値観に配慮したバランス感覚がありますから。
小沢氏問題は今さら撤回出来ない状況は分かりますが、もう少し処分内容などうまく検討出来ないものですかね。
政権の中枢はあまりにも独善的と思います。そして徹底した小沢派の排除。日本の政治風土には合いませんよ。
このままでは、確実に民主党政権は崩壊します。一部の政権中枢のために。
私は民主党政権になる前、岡田さんに質問したことがあります。「なぜ理念の違う社民党と組むのか」と。岡田さんは「まず政権をとることが必要」と答えて頂いたと記憶しています。今なら考えが違っても政権を維持するために、挙党一致の為の妥協も必要と思います。現在の状況を違うファクターを含めて再度論理だてれば少し異なる結論が出るとおもいますが。
でも政権中枢に徹底した小沢氏嫌い(小沢氏の復権を恐れているかも)が複数いますから難しい問題でもありますね。
投稿情報: 蜃気楼 | 2011/02/17 12:00
>強制起訴と普通の起訴は、必ずしも同列には論じられません。そのことを踏まえて、裁判で判決が出て結果が固まるまで、党員資格を停止するとなりました。
怒り心頭!!
きれいごとを言うのは政治家の一番嫌なところです。
これは実質上小沢氏の政治生命を断つということですね。判決が出て結果が決まるまでって最高裁ですか?
いったい何年かかるんでしょうね。それがわかっていながらよくもまぁ。
笠間検事総長も先般言っている通り供述調書だけで犯人に仕立て上げる検察に問題あり!
しかもその検察が嫌疑不十分で(起訴猶予ではない)不起訴にしている。客観的にどう見ても疑問が残る「検察審査会」の調査も行わず「起訴は起訴」?
もの言いようだ。なぜかメディアも石川議員の公判の報道をしない。こんなでたらめな流れを作り委員を差し替えてまでの多数決で処分とは・・・
国民を愚弄するにもほどがある。
もうサポーターはやめた!!
ついでにもうひとつ。
Wikipediaには議員の不祥事の欄がある。そこには多くの議員の、記載ミスなどよりはるかに悪質な前科が網羅されている。倫理審査委員は小沢氏に言いたい放題言っているがクリーンを求めるなたみずからもクリーンであるべきだ。
〈結論〉クリーン云々より政治家として国を治める資質がない議員に退場していただきたいと思っている。
投稿情報: hiroko | 2011/02/17 13:03
ここまで醜態をさらして、岡田さんの得るものは何なのだ。いくら考えても全く理解できない。あなたが無視している多くの国民の声に耳を傾けるべきだ。今までの人生を無駄にするような行動は一刻も早くやめてほしい。民衆党政権を支持してきた国民の声です。
投稿情報: fshigy | 2011/02/17 16:02
小沢氏には推定無罪の原則は適用されないのでしょうか?
有罪判決を受けて上告中の鈴木宗男氏の新党大地と統一会派を組み、さらに外務委員長に抜擢までしたことと、本件との整合性があるようには思えません。
典型的なダブルスタンダードのように思えてなりません。
投稿情報: ななし | 2011/02/17 17:25
岡田さんに聞きたいのですが、岡田さん他、民主党員の皆様はどこで民意というものを聞き取っているのでしょうか?
週刊誌とかスポーツ新聞ですか?
国民が今望んでいる事は、一刻も早く日本の国力を回復させることですが。
小沢さんの問題、岡田さんのようにアメリカ人捕虜への謝罪といったような行動を果たしてどれだけの国民が望んでいるのでしょうか?
最近の岡田さんは自己正当化する指向がますます強固になっているようでありません。
領土問題、財政問題etc・・・
やはり、確固たる信念のない民主党には荷が重すぎたとおもわれます。
ここらで、もう一度民意を問われてみてはいかがでしょうか?
まあすぐ消すと思いますがね・・・
投稿情報: ろめお | 2011/02/17 18:23
起訴=犯罪者という認識でしょうか。
そして、民主党が起訴=政治生命の終了という慣習を作るということであれば、検察の判断一つで重要な人物の進退を決定できることになるのでは?と、政治に対する検察権力の膨張に憂慮します。
そして、ここからは個人的な意見ですが、政治家のお金の問題にはさして興味がありません。他の国民の方とは異なるかも知れませんが。
民主主義と自由を尊重し、国の将来さえしっかり議論して頂ければ、良いと思います。数億や数十億のお金を政治家が溜めこもうが、それ以上に国の先を読み導く能力があれば構いません。
鳩山さんや菅さんは、その判断次第で、日本の国益の数兆や数十兆円、あるいは将来生まれてくる人間の数さえも左右する立場です。
それに値する能力とバイタリティがあれば、国民として大変有難いと思います。
投稿情報: 長谷 | 2011/02/17 18:25
今回の小沢さんの処分についての結論を出す前に考慮された三つの問題の中で、実際は結論を出す際には最も重視されたわけではなかったという、三番目にここで挙げられた、
「(3)役員会や代表をはじめとする党幹部の、小沢元代表に対する国会に出てきて政治倫理審査会でお話しいただきたいという要請に対して、いまだ実現していないこと」
が、私にとっては、一番目を引くものです、、、。それを処分の根拠の最大の部分に置くべきであった、、と主張したいわけではないのですが、、、、いえ、私自身の思いとしては、やはり置いて欲しいものがあります!
客観的根拠である過去のデータ等を基として判断を下すことは良いと思うので、さすが岡田さん、といつも通りに納得していますが、岡田さんの丁寧な配慮により、党の決定までも無視してどこまでも自由にしてもらっていいものとも思えません。この丁寧な配慮は、党員自身の決定する権利を最大限に尊重している態度の表明であると思っていますが、けれど、その権利を有する条件として、最低限のルールを守る人間である、というものがあるのだと思います。
そして、ここが岡田さんの人の良さだと思いますが、皆それくらいのルールを守る気持ちは当然持っているはずだ、自然持っていなくてはならない、、、ということから、それをルールとして明文化している訳ではないのが問題だと思います。
そのルールは、「『①党の信頼を失うようなことを可能な限り避ける努力を明らかに怠ること』または、『②積極的に党の信頼を失わせる言動を外部に向かって行うこと』をしない。」
というものであると思います。前者①に関連しますが、小沢さんは、理由があるというにせよ、自らの問題が様々な障害・党への少数でない国民による信頼失墜を引き起こしていることに対して、「党全体の協力」を自らお願いするという形で、自ら積極的に対処しようとすべきでした。ですから、党の信頼を失わせることを可能な限り避けることを怠った、、と私は言えると思います。
また、後者②に関連しますが、よく、会議などで内々に話されていることを、記者の人達にペラペラと話してしまっている人達がいるようです。それ自体が情けないことだと思いますし、それだけで党の議員の資質への信頼を失うことを積極的にしていることになりますが、、。しかし、その内容が、党にとって外に発すれば不利益を明らかに生むような、、例えば党内が協力し合っていないことを強調するような内容であったりする場合は、本当に問題だと思います。
そして、今問題の、新会派結成届けなどは、どうやら、そのような届けは決まりとして通るはずのないものであることから、明らかに「外部に向けての党の不利益になる言動をパフォーマンスとして積極的にしているだけ」ということになりますね。そして、この場合、その内容が党の不利益、、というだけならまだしも、そのパフォーマンス自体が、非常に滑稽きわまりないので、完全に党の利益を害しています。そのパフォーマンスを可笑しいと感じられない党員がいる、、、ということがまず不利益であること。そして、そのパフォーマンスの脇にいる人たちまでもが、そのカメラの中に勝手に収めさせられることで、党の全ての人たちが、中途半端なコメディアンのように見えてしまうという不利益を被っています、、。
本当に、党の不利益拡大中ですね、、。
先ほど挙げたルールが、強制力がありすぎる、、いくらでも執行部の好きに扱える、、、などという人がいるというのなら、これではどうでしょうか。
「なんでもかんでも、明らかに党の執行部に反する行動をとろうという場合には、まずは幹事長にお話に来なくてはならない!」というものです!!
しかし、これに関しては、岡田さんが幹事長である場合に限っている気がします、、、。岡田さんの公平な態度というのは、殆ど悪魔的に(笑)徹底していらっしゃると思いますから、どんなひどい内容でも、ちゃんと聞いてくれるはずです。だから、恐れることはないはずです、、、。しかし、実際対面してお話することで、岡田さんの魅力にクラっとして、意見が変わってしまうことを恐れているのならば、それについては、保障はできませんが、、、(笑!)
投稿情報: レイ | 2011/02/17 18:31
そうでしょうか。
強制起訴は検察による起訴とは明らかに違います。強制起訴による政治家の起訴は前例のないことです。岡田氏は「目をつむれ、ふたをしろ、というのは違う」とおっしゃっていますが、それは「悪いことをした」という前提条件があれば納得いきますが、小沢氏の強制起訴に対し検審自身が「白、黒を裁判で判断してもらう」と述べているように、処分される理由が現時点では存在しないと思います。
それより、さまざまな情報を総合的に判断すれば小沢氏は限りなく無罪に近そうですし、ここで執行部が小沢氏を処分して裁判で無罪になったら誰が責任をとるのでしょうか。これからどのくらいかかるかわからない裁判の日々まで小沢氏の政治活動を限りなく制限してしまうのは、小沢氏を支持して民主党に投票した多くの国民を敵に回すことになると思います。
投稿情報: 茨城県民 | 2011/02/17 19:24
いつも以上に慎重に発言されている岡田さんが、とても印象的に残りました。そもそも政治資金規正法違反で検察の捜査を受けること自体、政治家としてほめられたことではありません。今までも収支報告書に記載ミスがあった例はありますが、小沢一郎元代表の場合、そこで単なる修正にとどまらず、検察の捜査が入るにいたったことそのものが遺憾です。その上で検察は「嫌疑不十分」で不起訴にしています。「嫌疑なし」ならばいざ知らず、「嫌疑不十分」ならば検察審査会の俎上にのってもやむを得ないところです。しかも検察審査会で「起訴相当」という判断が2回出て、結果として起訴となりました。鳩山前首相は「不起訴相当」でしたが、小沢元代表はそうでなかったのですから、仕方ないですね。そもそも検察審査会法の改正に小沢元代表も賛成した経緯があります。それなのに今ごろ変な反論をすることに、大きな違和感をおぼえます。
こうやって見つめ返すと、現在の執行部はかなり慎重に「党員資格停止」処分を出しています。それに抵抗するのは不自然です。小沢元代表ならびに彼を支持する人こそ、挙党一致体制を壊していることは明らかだと思います。そもそもお金に疑惑がある人、あるいはその人を支持する人を要職に就ける組織があるとすれば、その方がよほどおかしいわけです。そしてこうした人たちが執行部の行動を妨害して国会での審議を邪魔しようとしている。その名目が「国民の生活が第一」。もうめちゃくちゃですよ。2/17に会派の離脱届けを提出した人は、国会での審議を妨害する国賊ですね。これから同様の動きを見せるような人が万が一にでもいたのならば、その人も国賊ですよ。小沢さんは身内の人たちに「気持ちはありがたいが、ここは国民の生活が第一なのだから、ここは菅内閣を支えなさい」とでも主張すれば少しは見直すのですが、まず言わないでしょうね。自分の元秘書の初公判のとき、釣りに行くような人なのですから。我々ができることは、小沢グループの行動を注視し、おかしい行動があったら非難すべきですね。その一環として、小生はこの欄に記載しました。
投稿情報: reikin | 2011/02/17 19:53
信念を持った正しい行動は、多くの人を敵に回すでしょう。孤立もするし仲間だと思っていた人にも裏切られるかもしれません。しかし一度手をつけた正義は中途半端で幕引きすると謗りを受けるだけになってしまいます。
信念を貫いて頑張ってください。諦めなければ必ず活路は開けます。
疑惑を持たれぬよう細心の行動を心がけている岡田先生だからこその、筋の通った結論になることを期待しております。
ただ、なにより大切なことは岡田先生のお体です。
どうかご自愛ください。影ながら応援しております。
投稿情報: 砂川 | 2011/02/18 00:13
折しも検察による不祥事が露呈してきている最中、また審査会の不透明性がわかってきた昨今、あまりに乱暴な論理、稚拙と見える理屈に失望を禁じえません。
理由はどうでもいい、小沢排除したいだけだ、そう見えてなりません。
衆院比例の16名が、会派離脱届を提出されたとか。
彼らの主張に何とお答えされますか。政権交代を果たした当時の民主党を根底から覆し破壊してしまった現政権、現執行部に理があるとは全く思えません。
参院選惨敗の原因であった菅総理の発言、幹事長・選対の力不足、その後地方選挙での連戦連敗、マニフェストの無効化などなど、現政権・執行部に「公党として、国民に対してしっかりとけじめをつける」などとおこがましく言える筈はないと思います。
「けじめ」を仰るならば、野党時代にさんざん主張したことを果たして下さい。公約を実行して下さい。実行できなくなったことには説明責任を果たして下さい。
行動が足りないのです。説明責任を果たせていないのです。幹事長ご本人も。
小沢処分で国民の信頼が回復するなどと、本気で思っておられるのでしょうか。
だとすると、原因を理解していないのですから、今後も信頼が回復することはあり得ません。
今回の16人の方々は、理解した上で行動に移されたのだと思います。
彼らも処分するのですか。
除名しますか。
そうしたら、もう民主党はおしまいです。
投稿情報: naruse | 2011/02/18 04:29
一つものすごくハッキリ言えることは、岡田さん程、人間的に、この小沢さんの問題を扱える人はいなかったであろう、、、、ということです。
記者会見など見ていただければだれにも分かりますが、岡田さんは、この関連の事柄に対して、実に心痛を覚えていらっしゃることが明らかです、、。
(2月14日の会見、冒頭11分40秒から)「私にも色々な思いがあります。小沢さんとも長いですし、、党の為に立派に業績を残された、、、そういう方でいらっしゃるので、私にも色々な思いがあります、、。」という、言葉の上でも、にじみ出ていますが、、、、。そもそも、ここまで丁寧にやって、「小沢切り」と乱暴に言うのは、少なくとも岡田さんに限っては、あまりと言えばあまりに不適切です。(・・しかし、乱暴な言葉ですね~、口にするも書くのも失礼ですね)
投稿情報: レイ | 2011/02/18 18:16
以前は何もわからず、早とちりでカッカしていましたが、ブログや記者会見の映像を拝見して、やっと冷静になることができました。
公務員も民間企業の会社員も裁判中はたいてい休職扱いで、本人もその間は裁判に集中できるわけだから、とても温情のある、寛大な処分だと思いました。
また「小沢さんは全然悪くないし、処分も要らない。みんながそう言っている」と力説する議員さんを見て、小さい頃の親との会話を思い出しました。
子:あのおもちゃが欲しい。みんな持ってるんだよ。
親:みんなって誰?名前を言ってみなさい。
子:AちゃんとBちゃんとCちゃん…
親:3人だけじゃない!
子:(泣)
内輪だけの意見を「みんな」と膨らませておねだりするのは、大人になっても変わらないんですね。
あとなぜか、やたらと拍手するんですよね、「そうだそうだ」「わーい」って。バラエティ番組のひな壇芸人や、通販番組のエキストラみたいで、かなりウケます…
(尚、岡田さんのお言葉に従い、バレンタインに関してはお祝いメールもナミダを飲んで自粛させていただきました。)
投稿情報: 淳子 | 2011/02/18 21:36
こんにちは。
報道を見て悲しくなって、コメントをすることにしました。岡田さんや菅首相は、全然間違っていないです。起訴された事実を重く受け止め、誠実に国会議員としてとるべき態度というものがあるのに・・・。小沢議員ばかりか、それを支持する多くの民主党員がいるなんて、とても腹立たしく残念に思います。
さらにマスコミまで、退陣論をあおっていますね。首相も幹事長も何も減点するようなことはしていないのに・・・。私と同じ想いの国民は他にもいると思います。岡田さんが政治家である限りずっと応援しています。
投稿情報: 石井 | 2011/02/18 22:20
岡田様
あなた方が今していることは、意図的に恐ろしい川へ突き落とされ、溺れている方に、助ける事もせずに、石を投げているようなものでございます。
莫大な税金を投入して行われた検察の捜査において、二度も不起訴になった方に、これ以上何を説明させたいのでございますか。説明責任とやらは、検察が果たすべきでございましょう。
「期ズレ」にて、このように大騒ぎをし、国民の代表者を排除しようとするなど、到底常識では考えられないことでございます。
民主党を支持して参りましたが、菅政権の民主党は、我々が望んだ民主党の姿ではございません。私共が懸命に支持した民主党をどうか返して下さいませ。
投稿情報: susumu | 2011/02/19 01:33
「党への信頼を取り戻すために必要なことであると思っています」・・・
本当に、そう思っているのですか?1点集中でしか物事を見れない、今の政権与党の幹部たち。国民のために政権交代したはずでは?小沢一郎叩きは、子供たちに「いじめの方法」を伝授していませんか?岡田幹事長も菅総理も「初心」をすっかり忘れています。今、ここで、小沢一郎さんの数歩後ろを歩いてみていただきたい。春風のように暖かいく、そして元気なオーラを感じるはず。先日、私たちは、小沢一郎さんにお会いすることが出来、彼の大きな存在を再認識しました。お会いできた数十人の方々みな、元気をいただきましたよ!!岡田さん、なぜにあなたは今のように変貌してしまったのか、残念で仕方がありません。私たち人間には「反省」して「修正」できるということが可能です。是非、政権交代目指して一致団結(今は、それも疑わしいですが・・)していた初心に戻って行動していただきたいものです。見苦しいです。今の民主党は。小沢一郎さんをつぶしたら、本当に歴史に残る後悔になりますよ。
投稿情報: 村崎 | 2011/02/19 15:20
原理主義者の岡田君が頑なにこだわるのは結構だが、過去の事柄にいつまで時間を使うのか。政治家としての仕事をしなさい。国民のため、という大儀はまったくない。世間からは権利闘争、はたまた弱い者イジメにしか見えてませんよ。残念ながら処分して少しは支持率は上がるでしょうが、今の支持率低下の原因は小沢問題では全くありません。民衆の声に敏感になりなさい。
投稿情報: たっちゃんパパ | 2011/02/20 19:19