予算案が衆議院を通過しました。(3月1日)未明の採決で、若干眠かったのですが、無事に早いタイミングで通過しました。
(衆院の優越で)30日後には自然成立します。今後、参議院において充実した審議を期待したいと思いますが、いずれにしても、事実上、成立することが決まったので、大変うれしく思っています。
国民生活にも大変大きな影響を及ぼしますから、早期に成立が固まったことは大変よかったと思います。
しかし、その予算を実施するための予算関連法案については、これから年度末の3月31日に向けて、協議をしていかなければなりません。
国税の改正に関わるものや子ども手当、赤字国債を出すための特例公債法案などは、法律として成立しないと実際には予算が出せないことになるので、国民生活に大変大きな影響を及ぼします。
子ども手当について法案が成立しないということになると、児童手当に戻ってしまいます。しかも、市町村の対応は準備があるので大変厳しく、結局、子ども手当も児童手当ももらえないことになりかねません。
そうなると、月額1万3000円の子ども手当を前提に、いろいろな計画をしておられるご家庭にとって大変なことになります。特に、母子家庭の平均所得は200万円程度ですから、そういったご家庭にとって、月額1万3000円は非常に大きなウェイトを占めます。
そういったことについて、悪影響を及ぼさないように、ここはしっかりと各党間で胸襟を開いて議論していかなければいけないと思っています。
我々の理想は、もちろん、我々の出している子ども手当法案ですが、野党の賛成がなければ法律として成り立たないので、国民の立場に立って、しっかりと話し合いをしなければいけないと考えています。
理想は理想として、しかし、我々の理想を事実上実現していくために、必要があれば、話し合いや妥協も行われなければならないと考えています。
また、こういった予算の採決の中で、16名の民主党議員が本会議を欠席しました。予算は政党にとって最も重要であり、通常の法案とは意味づけの違う法案ですから、これに意図的に欠席したことは大変重大なことです。
そもそも、一生懸命に昨年から予算編成作業に党内論議も行い、そこに加わってきたはずであるにもかかわらず、そのときには何も言わないでおいて、いまになって突然欠席をするというのは理解しがたいことです。
常任幹事会で代表格の1人については、6か月の党員資格停止の処分、しかし、当選してまだ日も浅い人たちが多いですから、その他の人たちについては、常任幹事会における厳重注意。
本来であればもっと重い対応が必要だという意見もありましたが、もう少し彼らを育てるという視点で、あえて厳重注意にとどめました。
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>国民の立場に立って、しっかりと話し合いをしなければいけないと考えています。
国民って誰?国民は一人じゃないよ。国民の立場に立つって、誰の立場に立つってことなの?あれこれ言い訳せずに、まずは、マニフェストを守ることを考えなさい。
投稿情報: papa | 2011/03/03 02:46
私は、「(新人議員を)育てる」という表現をされる政治家の方を、あまり見たことがございません。
テレビを通して拝見させて戴きます岡田さんは、その思いを行動にあらわされてる方だと感じます。
先日もヤジをとばした議員を叱ってらっしゃいましたよね。
その叱り方に、育てるに通じる思いを感じて、岡田さんは他の政治家とは違うなぁと再確認した次第です(笑)
岡田さんは、誠実さが1番クローズアップされていらっしゃいますが、誠実さだけではない、そういう垣間見えるあたたかさみたいなものが、信頼できる方だと感じさせるのだと思います。
岡田さんのようにベテラン政治家が新人議員を育てるように、
国民が政治家を育てる気持ちでいられるよう、
マスコミも揚げ足取りのような報道ばかりせず、
多方面からより客観的に、日本の政治に対する報道をしてほしいなぁと思っています。
かわいいこども達を見ていると、借金だらけでかつ、安定しない政治が続く、日本の行く末が本当に心配です。
投稿情報: アリー | 2011/03/03 05:57
「彼らを育てるという視点」といっても、国権の最高機関に座する選良です。
対等に扱わないと無礼でしょう。
原則を通して処分しないと便宜主義の非を公言したに等しいですね。
投稿情報: HY | 2011/03/03 09:29
毎日 大変お疲れ様です。
子供手当てどうなるのか非常に気になっています。
バラ撒きとか色んな意見が言われていますが 家には3歳の子供がいて この春から幼稚園に通います。
月に25000円強の保育料がかかりますが 現在の子供手当ては半年分になり助かります。
が、しかし、ある国では 子供の口座を作り そこに子供手当てが振り込まれ 子供が18歳?もしくは成人?の時に 子供本人でないと引き出せないシステムになっていると聞きました。
とても良いシステムだと思いました。
子供の為の手当てなのですから こういったシステムも有りだと思います。
何にせよ 子供手当ては今年の家のやりくりに非常にヒビク問題ですので 早期決着を望みます。
投稿情報: ぴょんちゃん | 2011/03/03 11:04
細かいことは良く分かりませんが、まさしく政治の現場のど真ん中におられる方々の現場感覚・判断を信頼していますので、予算案の早期通過、良かったですね!
関連法案についても、野党の人たちと話し合って、まとめた結果こそが望ましいと思っています。・・思い出すと一年半前頃に国会をぼーーっと眺めながら、「なるほど、、マニフェストについては「国民の皆さんの意見も取り入れて」と首相も言っているし、国民の多くが嫌だなあと思ったり、現実的に実現しないことが明らかになったことは、修正していくんだなあ、、それは本当に、いいことだなあ、なにしろ国民の為の政治なんだから」と思って納得していたものでした、、。
一度掲げたマニフェストを徹底して完全に実現させるべきだという主張を持たれたり、マニフェストの内容を本当に頼みにされていた方たちには、本当に残念なことであるとは思いますが、、、、。そういう方たちは、裏切られたとお思いになるでしょうし、怒って当然なのかもしれませんね、、。
しかし、、、私自身もそうであるように、マニフェストの内容自体に強く固執はしておらず、より実現への現実性を持った、主張と精神は守りつつも、より多くの国民の為になりそうな形になった方がいいと考えている方たちもたくさんいるのではないかと思います。
マニフェストの検証のようなことも、その種の作業を常になんらかの形で国民が追跡(フォロー)させていただけたら、安心というか、生き生きとリアルで本当のところの実際の政治を国民も共有できて、民主主義的でいいだろうになあ、、と一年半前にこれまた国会をぼーーっと眺めながら考えていたものでした、、。ですから、唐突感は全くないどころか、私にとっては、しごく自然なことです。
ぜひ、話し合いを、ザクザクとやられて、バッチリ決めて頂きたいです!(なんだか軽っ!笑)
本会議欠席若手議員への深いご配慮、、確かに、若い芽は、優しく扱ってあげなければならない、、とも感じます。この配慮がどう出たとしても、、岡田さんは正しいと思います。
投稿情報: レイ | 2011/03/03 18:53
今まで子ども手当にはあまり賛成できなかったのですが、子育て中の友人と話して最近考えが変わりました。その友人は「あれは本当に助かる。なくなると困る」というのです。生活に余裕がなくて、子にあたっていた→子ども手当が入る→少し余裕ができて、子にあたらずに済む→子の発熱の回数が減った…
「なるほど」と妙に納得しました。親の機嫌が良ければ、子供も精神的に安定しますよね。子ども手当は生活費に回るから無駄だという評論家もいたけれど、子の教育は勉強だけではないのだから決して無駄ではないと思います。上手くまとまると良いですね。
余談ですが、先日の神奈川県連の決起集会でのヤジの場面がTVで放送されていましたが、岡田さんのワイルドで勇猛な魅力に触れることができて、とてもかっこいいと思いました。ホレ直しました♪
投稿情報: 淳子 | 2011/03/04 19:41
私は子供手当をバラマキと思っています。
本当に子供のことを考えている親なら、将来的に子供に借金を背負わせる子供手当を望みません。
上のぴょんちゃんさんにも是非読んでいただきたいですね。
民意を考えて下さい、岡田さん。
投稿情報: ファン | 2011/03/04 22:35