民主党の代表選挙が先ほど行われて、野田佳彦さんが新代表に選ばれました。第1回目の投票では、海江田さんが143票、野田さんが102票、前原さんが74票、鹿野さんが52票、馬淵さんが24票でした。
当初、野田さんが100票を超えるのはなかなか難しいかなと私は思っていましたが、これを何とか超えることができたことで、2回目に215票という大量得票につながりました。
1回目で前原さん、鹿野さん、馬淵さんに入れた方の多くが、2回目で野田さんに投票していただいたことになります。大変厳しい選挙でしたが、この間、一生懸命に頑張っていただいた仲間の皆さんに、心からお礼を申し上げたいと思います。
この選挙は、順調なようで実はそうではありませんでした。一時、野田さんが、財務大臣として円高や予算などを抱えていることもあって、代表選挙の陣頭指揮を執ることができず、そういう中でやや停滞感がありました。前原さんが出馬を決められたのも、大きな衝撃になりました。
野田選対の中には、この際撤退すべきであるとか、何とか一本化工作ができないかという声も上がりました。
私は、「前原さんが出ると決められた以上、あとは投票で決着をつけるしかない。そして、勝ったほうが決勝投票に行き、そこで勝利を目指すしかない。総理になると一旦決めた以上、多少のことで動揺してはいけない。とことん頑張るに尽きる」と申し上げました。
若い先生方が、本当に一生懸命に支持を増やしてくださって、素晴らしい結果を残せたことを、本当に嬉しく思っています。
野田さんも、決選投票のときに言われましたが、この選挙は、単なる民主党の代表を選ぶ選挙ではなくて、実質的に日本国総理大臣を選ぶ選挙です。そして、本来であれば、1億2500万人の国民1人ひとりが投票する権利があります。それを、民主党代表選挙ということで、398人の民主党所属の国会議員だけが、今回、投票権を得たということです。
「1億2500万人の国民1人ひとりの生活、家族、そして、平和といったことをしっかりと踏まえて投票すべきである」と私は申し上げましたが、最終的に、200票を超える大量得票になったことは、民主党の議員の皆さん1人ひとりがしっかり考えた結果だと思っています。
これを受けて、新しい執行部が間もなくスタートします。国会はまだ続いており、特に、明日(30日)は首班指名があり、総理大臣が指名されることが予想されているので、後任の幹事長が正式に決まるまでの間は、それが順調に行われるように、安住淳国対委員長とも協力しながら、しっかりと協議していきたいと思います。
いずれにしても、新しい野田総理に対しては、しっかりと国民の生活を守るため、日本の平和を守るために、泥臭く頑張ってくれることを期待したいと思います。
いかなる立場であっても、私も全力でそれをしっかりと支えていきたいと思っています。
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おめでとうございました。
岡田さんが選対顧問にというニュースを前々日に見た瞬間
野田総理だな!
と思いました。
これでまたお忙しい日々が続きますね(笑)
複雑ですが、お身体壊さず、お願いします。
投稿情報: S♀ | 2011/08/30 00:06
挙党一致!?ノーサイド!?
おまえら、政権交代して今まで何やってたんだ!と言いたい。
投稿情報: パパ | 2011/08/30 01:07
岡田さん、本当にお疲れ様でした。
これからは、幹事長の時のように、テレビ等でお姿を拝見する機会が減ることになりますね。
支持者としては寂しい気もしますが、このblogで、岡田さんの思いやご活躍を拝見できますし、より、blogの更新が楽しみになりました。
肩の荷がおりますと、ドッと疲れが出たりしますよね。
本当は、まだまだ党の重役で、政治の中心でご活躍して戴きたいのですが…。
せっかくの機会ですし、少し、気持ち的にリラックスして戴いて、よりパワーアップした岡田さんで、日本の政治を引っ張って戴きたいと、心から願っています。
大変な日本を守る政治家でいて下さい。
投稿情報: アリー | 2011/08/30 02:29
野田さんが新代表になられて、安心致しました!!岡田さんも、おめでとうございます!
先ほどの夜10時のBSのテレビでも岡田さんがおっしゃっていましたが、かなり良い投票結果になって、本当に良かったです、、、!なかなか危険でもあって、こういう結果にならなかった場合のことを考えると、恐ろしすぎて、居ても立ってもいられない思いでした。・・というか、実際その場合、日本はどうなるのか・・と、あり得なすぎて、想像するのもあり得ませんでした!
これから、色々なポストがどなたになるのか興味深いです。幹事長は??そして岡田さんは、今度は一体どんなお仕事をされるのでしょう・・!?・・恥ずかしながら、こういう時ばかりは、メディアのノリが多少はピンと来たりします、、(笑)。しかし、このお祭り騒ぎ的盛り上がりを求めて、メディアは総理をすぐに辞めさせたがる風潮があるのですかねえ、仕事がやり易いという利点のみで、、、。それじゃあ余りにひど過ぎるので、まさかとは思いたいですけど!
しかしながら、またほんの少しの間はメディアも野田さんのことを放っておいてくれるでしょうが、すぐに刃を向けて来るのでしょうね、、もう嫌ですね~、同じパターンは!
メディアは、、特にテレビと全国紙の新聞などは、国がより良くなるために自分達ができることは何か、、などという高い理想はそっちのけで、誰でもできるし勉強や責任をあまり必要とせずにすむ政府への批判を中心として、ともかく自分達の仕事のやり易いように、話しやすい・書きやすいようにやっているので、彼らがそのように口にしやすい・書きやすい、言わば目くらましのパフォーマンス的言動をするような政治家が最もしっくりするというのが、残念ながら今の日本の現状になってしまっていますよね、、、。
この残念な状態は、本当にどうにか良い形になって欲しいですが、しかしながら現実問題、すぐには消えてなくなりそうもない今の政治の環境なので、とりあえずそれに対してどうするか、、ということも、新しい首相のもとで、本気で考えるチームをそろそろ作られる必要があるのではないでしょうか、、、。
・・今回の野田さんの使われた「泥臭い」という言葉はとても印象的で、即座に信頼できるイメージが受け取り手に浮かぶ、良い言葉だと思いますが、例えばこれ一つでも、別に何かウソやハッタリが含まれている訳でもないのに、やはり工夫した言葉であるので、メディアは一斉にその言葉に集中しますが、こういうのは、今のメディアの報道の仕方と、政治の発信力がいい形で結合している良い例なのではないかと思います。
先ほどのテレビのキャスターの二木さんや松田さんも「ネーミングなども含めて、国民にどう訴えていくか」「現在は観る政治となっているのでどう発信して行くか」を考えるべきと仰っていましたね。
私はまず民主党のHPでも基本的に政策やその実現の状況・過程などの情報を、(簡潔とは違う種類の)安易な分かりやすさの形を避けて、できるだけ重要な点をもれなく示した体系的な形で示すべきだと思っていますが、それと平行して、メディアから国民に伝わる場合の経路が出来る限り間違ったものとならぬように、万全の手を尽くすべきたと思います。
そのためには、言葉を印象的にするとか、「嘘や誇張のない正しい形のパフォーマンス」とかのことは、やはり必要だと思います。岡田さんは、そういう種類の話はおそらく信条的にお嫌いでいらっしゃるし、多分そうしたお仕事は苦手でいらっしゃるのかなあ、、とは思いますが、、そういうことに向いた方が、民主党の中にはいらっしゃるのでないでしょうか!また、そういうことを、考えることが得意でいらっしゃる方なども、、、。そういう方達に、チームを組んでやっていただきたいです!!
ところで、良いパフォーマンスの例ですが、、岡田さんのホームページにも、良いパフォーマンスが沢山あります!!例えば、プロフィールの「岡田かつやの素顔」というところなんて、もう楽しくって、まさしく岡田さんの素顔が伝わってきて、これがあるので、岡田さんは隙のないお仕事をされる素晴らしい人であるだけでなく、お茶目なところもたっぷりあるのだなあ、、と多くの人が親近感を持つことできるかもしれず、私もこんなに長々と、勝手にリラックスして書きたいことが沢山書けたりできるのだと思います!!
投稿情報: レイ | 2011/08/30 02:45
国民の生命と財産の安全を守る事が国家の使命であり、社会の人々がお互いの自由と平等を尊重する事が民主主義の根幹だと考えられます。<強者は弱者を思い、弱者は懸命に立ち上がろうとする>そんな日本であってほしいと思います。
投稿情報: baryon | 2011/08/30 04:13
野田総理ご誕生、おめでとうございます。
心の底から安心しました。世の中まだ捨てたもんじゃない、と思いました。
ちなみに、翌30日の某新聞の朝刊に、こんな川柳が載っていました。
「ほっとした 我が家のことでは ないけれど」
(あといくつかありましたが、党の人たちをおちょくる内容なので遠慮しておきます。)
岡田さん、庶民をホッとさせて下さって、ありがとうございます!
投稿情報: 淳子 | 2011/08/31 00:30
野田さんは謙虚で真面目であり、かつユーモアのある素晴らしい政治家だと思います。
日本の現状に非常に危機感を持っておられる方なので活躍を期待します。
投稿情報: 溝口 | 2011/09/01 10:46
財務官僚主導で増税路線の野田氏とは最悪の結果です。
馬淵陣営は政策の近い海江田氏に入れてますよ。
因みに私は馬淵氏支持です。
マクロ経済を理解されてますか?
失われた20年はデフレ脱却出来ない事が要因です。
日本経済は世界の反面教師となっているデフレに史上最高値を更新する円高で低迷しています。
この状況で増税(しかも逆進性)とは狂気の沙汰ですよ、国民を騙していますね。
IMFや欧米政府の増税圧力も日本の愚策の結果です。
欧米でもマクロ経済を理解するエコノミストは日本の金融緩和の必要性を提言してます。
まず、為替高ではデフレは脱却できません。
通貨の価値は、その相対量が最大の要因であることは周知の事実です。
欧米の緩和量に比較すれば、相当な円高圧力です。
デフレでもない欧米が大量緩和を実行して、デフレを脱却したい日本に緩和を躊躇する理由はありませんが、増税したいが故に実施しないのでしょうか?(財務官僚判断で…)
増税は高インフレ抑制に実施すべき政策です。
この円高デフレ下で増税すれば、間違いなく、円高デフレが加速します。
そして日本経済はリセッションに陥るかも知れません。
増税して想定の税収増がなければ、その時こそ、信用失墜ではないでしょうか?
その責任をどのように取りますか?
生産人口の減少する日本は成長による税収増でなければ活路はありません。
日本企業には円高デフレという最悪の要因が改善されれば、充分成長の余地がありますよ。
野田氏の政策では日本経済はシュリンクしてしまう…少しマクロ経済を勉強してください。
投稿情報: riri | 2011/09/01 22:36
後がないとマスコミに言われている組閣。同年代の外務大臣、無事に船出されることお、祈るばかりです。増税ありきの総理に期待は致しません。
投稿情報: mg | 2011/09/02 20:20