民主党の新しい党役員人事が内定しました。
まず、幹事長には、現在の輿石幹事長が留任ということになりました。私は、極めて妥当な人事だと思っています。
メディアからは、輿石幹事長のいままでの言動について、いろいろと批判的な意見もありますが、近くで見ていて私が思うのは、本当によく野田総理を支えていただいたというものです。
私が幹事長のときに、輿石さんは参議院議員会長として、ともに党内の非常に難しい運営を切り盛りしてきたわけですが、私も輿石さんには非常にお世話になったと心から思っています。
まず、幹事長には、現在の輿石幹事長が留任ということになりました。私は、極めて妥当な人事だと思っています。
メディアからは、輿石幹事長のいままでの言動について、いろいろと批判的な意見もありますが、近くで見ていて私が思うのは、本当によく野田総理を支えていただいたというものです。
私が幹事長のときに、輿石さんは参議院議員会長として、ともに党内の非常に難しい運営を切り盛りしてきたわけですが、私も輿石さんには非常にお世話になったと心から思っています。
ときには意見が違うこともありました。しかし、最終的にしっかりと意見調整をさせていただいて、幹事長である私の考え方を尊重していただいたと思っています。
野田総理と輿石幹事長の関係も全く同じで、いろいろな思いや意見の違いはあったとしても、最終的にそれをきちんと議論し、決めたことは断固としてやり抜いていくという姿勢は変わらなかったと思います。
そして、基本的に非常に口が堅いといいますか、余分なことを外に向かって話されない方で、非常にいろいろな問題を解決していくうえで、信頼して話もできる、そういう方であったと思います。
その輿石さんに、引き続き党の要として、間近に控えた総選挙、「近いうちに」ということで、いつになるかこれは総理が決めることですが、1年以内には必ずあるわけですから、しっかりと対応していただきたいと思っています。
その輿石幹事長を補佐する役割の幹事長代行として、財務大臣をやっている安住さんが就くことになりました。
彼の能力、特に野党に対する人脈、あるいはいろいろな瞬間的な瞬発力、そういったものに対して、私は従来から大変高く評価をしていますが、その安住さんが輿石幹事長をしっかり支える役割を担うことになったということは、私はベストの組み合わせではないかと思っています。
もちろん、財務大臣も極めて重要な仕事で、いまこの時期に職を離れるということについて、ご本人も心残りはあったかも知れませんが、いわば修羅場で、選挙の実質的な指揮も執らなければならないという役割を立派に果たしていただける、誰がやっても難しい仕事ですが、きちんとやってもらえると思っています。
そのほか、細野さんが政調会長、山井さんが国対委員長ということになりました。
山井さんは、安住国対委員長、そして城島国対委員長のもとで、しっかりと支えてきた人で、あまり一般に名前は知られていないかもしれませんが、安心して任せられる人だと思います。
そして細野さんは、原発担当大臣・環境大臣として、しっかりとした実績を残し、人の話に耳を傾ける人ですから、これから政調会長としてマニフェストをとりまとめ、様々な意見集約を行っていくうえで、しっかりとした仕事をしていただけると思っています。
全体としては若返ったわけですが、新しい顔ぶれでしっかりと引っ張っていってもらいたいと思っています。
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この10月にIMF世界銀行の総会が東京で開催されるのに、各国の閣僚や代表によく知られた安住大臣を交代させてしまうなんて、よくよく先読みのない人事だなぁと思います。今更、安住さんを党の仕事などしてもらってもしようがないと思います。また細野さんも最後の最後まで福島のために仕事をしてもらい、御本人もそれで総裁選を辞退したのですから、今回の人事はほんとに何考えてるのだろうと思ってしまいます。どっちにしろ、あと6人飛び出してしまえば、過半数割れになるわけですから、どうにもなりません。マニフェストももうだれも信用していません。これでは安住さんも細野さんも気の毒です。
投稿情報: のらくろた | 2012/09/25 21:17
岡田さん、こんにちは。
私個人的には幹事長に安住さんがついてくれたら良かったと思ってしまいました。
テレビ出演時の好感度は抜群だと思います。
岡田さんは、財務相の噂がありますね。
幹事長・外務大臣・副総理を歴任された岡田さんには是非ついて欲しいポストでした。
大変な毎日が続きますが息抜きしながら、お願いします!
投稿情報: 20代主婦S | 2012/09/26 00:13
久しぶりにコメントします。
輿石さんの留任には驚きました。私はメディアはあまり信じていませんが、批判的というか、世間の受けのようなものは良くないような印象です。岡田さんが近くで見て実際に感じた事と、世間がメディアを通して感じた事にはズレがあるように思います。ただ、じゃあ誰がとなったとき、ほかにいないという意味では、確かに妥当だったと思いますが(偉そうにすみません)。
私は家族とよく政治の話をしますが、行き着くところは結局、「メディアも世間も政治家も、マニフェストに拘り過ぎ」というところです。やってみなければわからない事のほうが多いんですから、柔軟に対処し、一つずつ最善を尽くして頂きたいです。今回も(総理の再選も含めて)その為の人事である事を願います。
これからも大変だと思いますが、体には気を付けて下さい。長々と失礼しました。
投稿情報: 結花 | 2012/09/27 00:53
岡田さん、おはようございます
党役員人事が内定されましたね
自民党の新しい総裁も選ばれました
皆さんそれぞれのお立場で、
決意を新たにしていらっしゃると思います
より良い方向に向かって、
一歩一歩進んでいくことができますように、願っています
投稿情報: naomi | 2012/09/27 06:30
こんにちは。いつも御苦労さまです。
役員人事ですが、残念ながら細野さんの政調会長起用には、大きな疑問符が付きます。代表選のあの騒ぎは何だったのかと肩透かしをくらいました。政策の意味合いが非常に薄い、ほぼ政局の為の人選だったと思っています。
また、今の中国との関係は本当に大丈夫なんでしょうか?そもそも野田総理と野田内閣が「社会保障と税の一体改革」を推し進めた理由は、将来世代につけを回さない、財政危機による日本経済圧迫を引き起こさないことだったように思います。
今、中国に対しての行動は、その「社会保障と税の一体改革」を支えた考えと全く逆行しているように思えます。歴史を見ると上昇する大国と下落する大国に小競り合いが生じるのは常ですが、それを教訓として中国の関係は考えなければいけません。尖閣諸島購入という「火」に領土問題は存在しないと言い続ける「油」を注いでいるように思えてなりません。正直、中国側の主張は意味が分かりませんが、政権中枢にいる者同士が、柔軟な姿勢を示さないと、本当に最終段階に行きかねません。自民・公明と妥協をして、歴史に残る法案提出を果たしたように、中国とも妥協を積極的に探って下さい。
若い世代の者として、今の状況は非常に不安です。
投稿情報: 翼 | 2012/09/29 14:21