いよいよ新しい野田政権がスタートしました。内閣改造を月曜(4日)の晩に行ったところです。
いろいろな理由があって、5人の閣僚を交代させるということになったわけですが、非常に手堅い布陣ではないかと思います。専門家の方々を中心に、今までしっかりと仕事をしてきていただいた副大臣や副大臣経験者を大臣にするなど、非常にいい形での新しい内閣のスタートになったのではないかと思います。
もちろん、今までの閣僚の前田武志さん、田中直紀さん、小川敏夫さん、そういった方々は、一生懸命立派な仕事をされたと思いますけれども、今回、フレッシュなメンバーに代わってパワーアップし、しっかりと仕事をしていかなければいけないと、改めて感じているところです。
続きを読む "内閣改造―手堅い布陣、パワーアップし、しっかり仕事を" »
週末(2日)は、中央大学に行って、学生さん相手に「明日の安心」対話集会を開催しました。
前回、東京大学の「五月祭」にもお邪魔したわけですが、これは学園祭ということもあって、学生以外の方が大半を占め、もちろん若い人もたくさんいらっしゃいましたが、あまり従来の対話集会とは変わらない感じでした。
今回は、ほとんどが学生さんで、もちろん外にも呼び掛けていただいたのですが、150人くらいの教室にぎっしり、立ち見も出るくらい、たくさんの学生さんに来ていただきました。
続きを読む "中央大学で講演―若い世代にもっとしっかりと働きかける" »
週末(27日)に、三重県に行ってきました。その後、滋賀県の大津市で「明日の安心」対話集会を開きました。
三重県では、津市の前葉市長からお声掛けいただいて、幼稚園・保育所の保護者の皆さんとの対話集会ということで行ってきました。
前葉市長によりますと、津市においても、待機児童が発生しかねない状況です。定員がいっぱいで、年の途中には足りなくなるという状況があります。他方で、幼稚園は、実際の定員に対して、半分しか実員がいない。つまり、子どもさんたちがいないということで、最近も3つぐらい、幼稚園が廃園になったということです。そのアンバランスを、子どもの立場から、何とか改善しなくてはいけないというのが、そもそもの市長の発想だと理解しました。
続きを読む "総合子ども園―幼稚園と保育所を一本化し待機児童をなくす" »
全国で展開している「明日の安心」対話集会ですが、今回は、やや趣を変えて、東京大学の「五月祭」(学園祭)で、約200名の方々を前にお話をし、ご意見をいただきました。
現在1つないし2つの大学と調整していますので、今後も機会があれば、いろいろな学生の皆さんとも話をしたいと思っています。
ただ、今回は学園祭の場ということで、200名の方々の中には、学園祭にお見えになった外部の方々に出席していただいたというケースもかなりあって、そういう意味では、学生の方々中心というよりは、いつもの対話集会と比べると、若い人が多いかなという感じの集会でした。
続きを読む "東大で講演―日本を背負う若い皆さんに頑張ってもらいたい" »
社会保障と税の一体改革の国会審議が、先週行われました。
衆議院本会議で3日間、すべて総理入りということで、内容的には予算委員会で議論したことと重なることがかなり多かったと思いますが、総理は非常に丁寧に答弁されて、できるだけしっかりと、お互い胸襟を開いて協議していきたいということを言われました。まさしくその通りだと思います。
本会議は一往復(質問者と答弁者の発言がそれぞれ1回ずつ)だけですが、特別委員会での審議となりますと、何度もやり取りがあって、それだけ議論は深まり、途中から台本なき意見のやり取りということになるわけです。早く特別委員会の審議を始めたいものだと思っています。
続きを読む "一体改革審議入り―しっかり議論し必要性をご理解いただく" »
土曜日(21日)に、福島県のいわき市を訪ね、社会保障と税の一体改革を考える「明日の安心」対話集会を開催しました。
朝早く出て、まず「Jヴィレッジ」に行ってみました。ここは、言うまでもなく、福島第一原発で様々な作業を行っておられる方々の出発点となっている場所で、私は一度是非訪れたいと考えていました。
実は、幹事長時代の昨年5月に訪れる予定にしておりましたが、たまたま菅総理と同じ日に訪問することが直前にわかり、私は遠慮させていただいたという経緯があります。
続きを読む "いわき再訪―厳しい状況の中、前向きな動きもあり嬉しく" »
東京も桜が満開です。
私も、ゆっくりと花見に行きたいなあと思いますが、なかなかそれも叶わぬことですので、車の窓から九段や国会議事堂周辺の桜の満開の模様を見て、やはり桜は良いなあと実感をしているところです。
さて、国会でようやく予算が成立し、第2ステージに国会審議は入りました。これから、さまざまな法案についての審議が始まるわけです。
続きを読む "国会第2ステージ―重要法案の審議をしっかりと行っていく" »
皆さんは、霞が関の各役所が、新聞や雑誌などの定期刊行物を、年間いくらぐらい購読していると思われますか?
試しに、親しい大臣に聞いてみました。大体皆さんは、「200~300万円」「500~600万円」と言われます。それで私が、「よく調べてみてください。おたくの省は新聞だけで3000万円ですよ。新聞・雑誌合わせればその倍くらいですよ。多いところは新聞だけで6000万円ですよ」と言うと、「えっ!?」と、大臣も驚いてしまうわけです。
続きを読む "新聞・雑誌の購読見直し―4億円削減、意識改革の突破口に" »
今日の閣議で、新規採用の抑制について正式に決まりました。
この問題は、賛否両論いろいろご意見をいただいていましたが、私としては、政権交代後の2年間、その前(平成21年度)と比べて、4割弱(23年度)、3割弱(24年度)と新規採用を減らしていたわけですが、それをさらに大幅に上回る削減ということでお願いしていたものです。
最終的には、56%抑制ということに決まりました。四捨五入すれば6割ということですが、まずまずの結果になったと思います。
続きを読む "新規採用抑制を決定―人件費削減に対する政権の覚悟を示す" »
社会保障・税一体改革に関連する法案の閣議決定が行われました。
報道されたように、党の中で長時間かけて議論を行い、そのことに基づいて党で決定をし、そして閣議決定に至ったものです。
決定された中心は、税に関する法案、つまり消費税について、2014年4月に8%に、そして2015年10月に10%に引き上げる。ただし、いろいろな経済状況やその他を総合的に判断して、そしてやむを得ない時には、それ(増税)を先送りすることができる、そういった内容を含むものです。
続きを読む "一体改革法案閣議決定―日本の将来と次の世代のために" »
この週末(24日、25日)は結構ハードなスケジュールでした。
神奈川県の厚木で、後藤祐一衆院議員主催の集会に顔を出したあと、政府主催の「明日(あした)の安心」対話集会が小田原で行われまして、19時からの集会に出席しました。
そして、移動して静岡県の浜松に泊まり、日曜日(25日)の午前中、浜松での政府主催の「明日の安心」対話集会、そのまま愛知県豊橋市に移動して、豊橋でも同じく対話集会。
続きを読む "一体改革―党側と相談しながら党内論議収束に向けて努力" »
週末あるいは祝日を利用して、社会保障と税の一体改革の全国行脚を続けています。土曜日(17日)には沖縄を、そして、火曜日・祝日(20日)には山梨を訪れました。
それぞれ集会自体も、150名から200名ぐらいの方々に集まっていただいて、いろいろなご意見が出ますが、全体として非常にいい意見をいただいています。詳細は、是非政府のホームページをご覧いただくと、全部動画で見ることができます。
・「明日の安心」対話集会実施報告
そういった集会とセットにして、なるべく医療や介護の現場を見ようということで、それぞれの地域の施設を回ることを心がけていますが、今日はそのことについてお話をしたいと思います。
続きを読む "医療・介護の現場―各地の施設を訪問、大変勉強になる日々" »
3月6日の閣議の前に、全閣僚がメンバーの「行政改革実行本部」を開き、そこで2つのことを決めました。
一つは、比較的小さな話ですが、独立行政法人の職員宿舎の見直しについてです。昨年12月に新しい基準が出て、国家公務員の宿舎の見直しが行われることになりました。独立行政法人の宿舎についても、今までも見直しをやってきましたが、改めて新しい基準を作り、よりしっかりと見直していこうということです。
続きを読む "行革実行本部―独法宿舎見直しと国家公務員新規採用削減" »
先週末(3日)は、鳥取県の米子市に行き、「社会保障と税の一体改革」について、約200人の皆さんの前でお話ししました。その対話集会では、非常に有益な意見もたくさん出て、先般の長野に引き続いて、いい集会だったなと思います。
ただ、長野に比べると意見の数が少なく、よく言われますが、「長野県民の皆さんは議論好き」ということとの違いが出たのかなとも感じました。
米子の集会会場に行く前に、幼保一体型の「かいけ幼稚園・かいけすまいる保育園」を視察しました。土曜日ということもあって、子どもの数は少なかったのですが、各年代の子どもが集まって、元気に遊んでいました。
続きを読む "幼稚園・保育園視察―子どもの立場から、幼保一体化施設を" »
週末の土曜日(25日)に、三重県に久しぶりに帰りました。民主党三重県連の定期大会出席に合わせて、中川正春さんの選挙区の鈴鹿市、そして四日市市と桑名市で「社会保障と税の一体改革」を中心にお話をする機会をいただきました。
私にとりまして、副総理になってから四日市と桑名には初めて帰りました。
続きを読む "一体改革対話集会―副総理就任後初の地元で前向きな議論" »
先日、「社会保障と税の一体改革」の対話集会で長野に行ったお話をいたしました。実はその集会の前に、長野県佐久市にある「佐久総合病院」を訪ね、関係者の皆さんから、いろいろなお話を聞かせていただきました。大変参考になりました。
佐久総合病院というのは、昔から地域密着型の医療で有名です。医療関係者と看護師の皆さんが地域に溶け込み、それぞれの地域やご自宅に足を運ぶかたちで、濃密な地域医療を行ってきました。そしてそれが、大きな成果を上げてきました。
続きを読む "佐久総合病院―在宅医療、訪問介護を柱とする地域密着医療" »
土曜日(18日)に長野市に行き、約200人の皆さんの前で、「社会保障と税の一体改革」についてお話をさせていただきました。
これは、政府として取り組んでいる広報の一環、つまり国民の皆さんに「社会保障と税の一体改革」の必要性について直接お話しすることで、ご理解いただこうというものです。
続きを読む "「明日の安心」―一体改革をテーマに長野で対話集会を開催" »
予算委員会は、テレビ入りの第4次補正予算の審議が衆議院、参議院で、そして来年度予算の審議が衆議院で、何日間か続けて行われました。この中で私が心がけたのは、なるべく丁寧に、そして率直にお話しするということです。
そういう中で、年金の問題について、私の発言がメディアなどで少し報道されています。一部のメディアには、私が最低保障年金の提案を断念するという趣旨の報道もなされています。もちろん、それは間違いです。
私が心がけたのは、野党の議員の皆さんに対して、年金の抜本改革の問題をしっかりと協議したいということです。
続きを読む "年金改革―与野党胸襟を開き、国民の立場でしっかり議論を" »
先週の土曜日(11日)に、民主党の小原舞衆議院議員の地元の京都府舞鶴市に行きました。そこで、「社会保障と税の一体改革」の話を中心に講演をしました。
今回は、政府の立場ではなく、民主党の国会議員として、後輩議員の応援を兼ねて京都に入りました。ただ、テーマは「社会保障と税の一体改革」でした。
続きを読む "地方行脚―「社会保障と税の一体改革」の必要性を訴える" »
通常国会がいよいよ始まりました。野田総理の施政方針演説は、非常に力強く、メリハリのきいたものだったと思います。
これから、社会保障と税一体改革をやり遂げていかなければなりません。そのためには、野党の皆さんの協力がなければ法律は成立しませんので、自民党や公明党、そして各党に粘り強く呼びかけていかなければいけないと思っております。
続きを読む "行政改革-やるべき課題は明白、しっかり前進させたい" »
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