週末(27日)に、三重県に行ってきました。その後、滋賀県の大津市で「明日の安心」対話集会を開きました。
三重県では、津市の前葉市長からお声掛けいただいて、幼稚園・保育所の保護者の皆さんとの対話集会ということで行ってきました。
前葉市長によりますと、津市においても、待機児童が発生しかねない状況です。定員がいっぱいで、年の途中には足りなくなるという状況があります。他方で、幼稚園は、実際の定員に対して、半分しか実員がいない。つまり、子どもさんたちがいないということで、最近も3つぐらい、幼稚園が廃園になったということです。そのアンバランスを、子どもの立場から、何とか改善しなくてはいけないというのが、そもそもの市長の発想だと理解しました。
続きを読む "総合子ども園―幼稚園と保育所を一本化し待機児童をなくす" »
日曜日(20日)に、羽田空港で、イギリスからお戻りになる天皇皇后両陛下をお迎えする機会がありました。
普段ですと、外務大臣と総理大臣、そして、三権の長である衆参の議長、最高裁判所長官が、皇族の皆様とともに、お見送り、お迎えをすることになっています。今回、総理がG8サミットでアメリカに行っていましたので、私がその代わりに政府を代表して、お迎えをさせていただきました。
続きを読む "天皇皇后両陛下の英国ご訪問―国にとって非常に大きな財産" »
全国で展開している「明日の安心」対話集会ですが、今回は、やや趣を変えて、東京大学の「五月祭」(学園祭)で、約200名の方々を前にお話をし、ご意見をいただきました。
現在1つないし2つの大学と調整していますので、今後も機会があれば、いろいろな学生の皆さんとも話をしたいと思っています。
ただ、今回は学園祭の場ということで、200名の方々の中には、学園祭にお見えになった外部の方々に出席していただいたというケースもかなりあって、そういう意味では、学生の方々中心というよりは、いつもの対話集会と比べると、若い人が多いかなという感じの集会でした。
続きを読む "東大で講演―日本を背負う若い皆さんに頑張ってもらいたい" »
連休中にバングラデシュとスリランカに行った話の続きですが、今日はスリランカについて少しお話しをしたいと思います。
スリランカは終戦直後、いち早く日本と国交を結び、そして、スリランカからは象が贈られ、今でも多摩動物園で元気にしていますが、「いろいろな戦争中のことを乗り越えて、両国民はしっかりとした関係を作っていかなければいけない」と言ってくれた国、つまり、日本に対して一貫して非常に友好的な国であります。
本来、スリランカは仏教国であったわけですが、インドからタミルの人たちが移住してきたり、イギリスの植民地時代には、インド政府がタミル人を重用したということもあって、民族問題や宗教対立を抱えている国です。
続きを読む "スリランカ―日本の支援が復興に役立っていることを実感" »
社会保障と税の一体改革の国会審議が、先週行われました。
衆議院本会議で3日間、すべて総理入りということで、内容的には予算委員会で議論したことと重なることがかなり多かったと思いますが、総理は非常に丁寧に答弁されて、できるだけしっかりと、お互い胸襟を開いて協議していきたいということを言われました。まさしくその通りだと思います。
本会議は一往復(質問者と答弁者の発言がそれぞれ1回ずつ)だけですが、特別委員会での審議となりますと、何度もやり取りがあって、それだけ議論は深まり、途中から台本なき意見のやり取りということになるわけです。早く特別委員会の審議を始めたいものだと思っています。
続きを読む "一体改革審議入り―しっかり議論し必要性をご理解いただく" »
今日(14日)、「東京スカイツリータウン」の開業式典ということで、野田総理が中国に行って(日本に)おられないため、副総理として関係大臣とともに出席し、祝辞を述べてきました。
私が申し上げたのは、多くの方々の努力によって、この素晴らしいスカイツリーができたわけですけれども、私が小学生の時に東京タワーができて、社会科の教科書で、「333メートルの世界一の東京タワーを、日本の技術力を駆使して造った」という記事を見て、三重県にいた私は、いつか行ってみたいなと思った、ということをお話ししました。
続きを読む "東京スカイツリー―震災の試練を乗り越えた希望の電波塔" »
今日は、バングラデシュの話を少ししたいと思います。連休(3日~6日)を利用して、バングラデシュ、スリランカに行ってきました。
バングラデシュは、今年で国交を結んで40年という1つの区切りの年になります。
バングラデシュがパキスタンから独立した直後、日本はいち早くバングラデシュを国家として承認しました。以来、いろいろな経済的な支援も行って、バングラデシュとの友好関係を作ってきました。バングラデシュ側も、友好国として、日本に対してよい国民感情を持っているという関係にあります。
続きを読む "バングラデシュ―人口多く、勤勉、政治的に安定した重要国" »
昨日(7日)、行革懇談会をスタートさせました。
これは、京セラの名誉会長の稲盛和夫さん、そして行政刷新会議の民間のメンバーの皆さんを構成員とする、私の私的諮問機関です。
第1回ということで、野田総理にも出席していただき、冒頭ご挨拶をしていただきました。
この懇談会は、行革について、広く民間の有識者の皆さんから大所高所のご意見をいただくためにスタートさせたもので、現時点では、副総理(内閣府特命担当大臣)である私の私的な懇談会という位置づけです。
続きを読む "平成版土光臨調―大所高所の議論の上、しっかり結果を残す" »
先般、行政改革について、「行政改革懇談会」を設けるということを明らかにしました。
構成メンバーから言いますと、京セラの稲盛和夫名誉会長をはじめ、その他行政刷新会議の現在のメンバー、追加的にメンバーになっていただいた方々、例えば住友商事会長の岡素之さん。岡さんは、今まで規制改革について、行政刷新会議のもとで、しっかりと引っ張っていただいた方です。あるいは、元鳥取県知事の片山善博さん、そして連合会長の古賀伸明さん、その他経済人、学者の皆さんにメンバーになっていただきました。
続きを読む "行革懇談会―平成版土光臨調でやるべきことを徹底的に貫く" »
連休はいかがお過ごしでしょうか。
私は、今晩といいますか、0時過ぎますが、夜遅くから海外に出かけることにしています。6日の昼頃に帰ってきます。
今回副総理として行くのは、バングラデシュとスリランカです。
なぜバングラデシュとスリランカなのかということを聞かれることがありますが、この2つの国に共通しているのは、1つは今年が区切りの年である。つまり、国交を結んで40年のバングラデシュと60年のスリランカです。
続きを読む "バングラ・スリランカ訪問―重要な親日国との関係を深める" »
最近のコメント