9月1日(土曜日)に、「防災の日」にちなんで、具体的な首都直下型地震を想定した防災訓練を行いました。
朝7時に、私はじめ各閣僚の自宅の防災電話が鳴り、訓練であるということを伝えたうえで、「直ちに官邸に参集するように」という指示がなされました。
基本的に、各閣僚は徒歩で官邸に集まるということで、多くの方々は議員宿舎から歩いて官邸に集まられたわけです。
朝7時に、私はじめ各閣僚の自宅の防災電話が鳴り、訓練であるということを伝えたうえで、「直ちに官邸に参集するように」という指示がなされました。
基本的に、各閣僚は徒歩で官邸に集まるということで、多くの方々は議員宿舎から歩いて官邸に集まられたわけです。
私の場合は、官邸までは歩いて1時間では行けない距離だということで、若干途中を飛ばしながら、防災服を着て、最終的には歩いて官邸に集まりました。
各閣僚が集まり、そのもとで「緊急災害対策本部会議」が設置され、それぞれの報告などがなされました。
今回は「ブラインド方式」ということで、事前に知らされていない新たな事態、これは中川防災担当大臣の発案ですが、都内の繁華街において、一部コンビニや宝石店などで強奪事件が発生したと。その対応をどうするかということをその場で議論するということも含めて、緊迫した雰囲気のなかで訓練が行われました。
やはり、東日本大震災を経験した我々としては、これは訓練とはいえ、同様のことが起きたときに、しっかりと対応できるようにという思いで、真剣な訓練だったと思います。
ただ、そういった訓練とは別に、私は行革担当大臣ですので、そういう目で気が付いたことが1つあります。
それは、各閣僚、そして各省庁から閣僚以外の関係者が会議室には30~40人いたと思いますが、基本的に全員が違う防災服を着ていたということに気が付きました。
色が違うだけではなく、デザインも違う。国家公務員は30万人いますので、各省庁がそれぞれ調達している防災服はかなりの数になるわけです。共同調達し、省別で区別する必要があれば、色違いということも可能なわけですから、同じデザインのものをまとめて買えば、かなり予算の節約になる。
防災服1つとっても、どうしてこれだけ違うものを、そして、おそらくコスト的にはより高くなっているものを買うのかと、そういう気がしました。こういったことは、これからの改善点ではないかと思います。
※ブログの動画版はこちら
各閣僚が集まり、そのもとで「緊急災害対策本部会議」が設置され、それぞれの報告などがなされました。
今回は「ブラインド方式」ということで、事前に知らされていない新たな事態、これは中川防災担当大臣の発案ですが、都内の繁華街において、一部コンビニや宝石店などで強奪事件が発生したと。その対応をどうするかということをその場で議論するということも含めて、緊迫した雰囲気のなかで訓練が行われました。
やはり、東日本大震災を経験した我々としては、これは訓練とはいえ、同様のことが起きたときに、しっかりと対応できるようにという思いで、真剣な訓練だったと思います。
ただ、そういった訓練とは別に、私は行革担当大臣ですので、そういう目で気が付いたことが1つあります。
それは、各閣僚、そして各省庁から閣僚以外の関係者が会議室には30~40人いたと思いますが、基本的に全員が違う防災服を着ていたということに気が付きました。
色が違うだけではなく、デザインも違う。国家公務員は30万人いますので、各省庁がそれぞれ調達している防災服はかなりの数になるわけです。共同調達し、省別で区別する必要があれば、色違いということも可能なわけですから、同じデザインのものをまとめて買えば、かなり予算の節約になる。
防災服1つとっても、どうしてこれだけ違うものを、そして、おそらくコスト的にはより高くなっているものを買うのかと、そういう気がしました。こういったことは、これからの改善点ではないかと思います。
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訓練でよかったですね
道路が寸断されていたら車もとばせない
岡田さんともあろう方が危機管理意識が甘いのではありませんか?
投稿情報: 山中辰彦 | 2012/09/04 02:31
今年の防災訓練はいつになくどこでも真剣でした。しかし、洪水や火災ということを考えた場合、これからも油断ない備えは必要です。できるだけ生命を守るということが大切です。防災服が違うのは確かにムダと言えばムダですが、仕事をもらった業者の経済活動にもなっています。それにもっと桁違いのムダがほかに沢山あるように思うので、そっちを先に何とかしてほしい気がします。政府は東京電力に1兆円の公的資金を投入しましたが、福島第二原発の維持管理に900億円出ていると聞きました。もんじゅにも300億円の維持管理費がでていると聞いています。独法でもいらないところは廃止するとか。特例公債法案が通らない以上、もう非常に厳しい民主党政権ですが。また、高濃度放射性廃棄物を栃木県矢板の山奥の国有林に置くということですが、ほとんど原発の核燃料廃棄物と同じくらい厳重に地下深く貯蔵する必要があるのではないかと思います。安易に簡易な施設で大量の放射性廃棄物を一度置いたら、もう二度と動かせません。最低50年は貯蔵しなければならないでしょう。その間山崩れがあったりすると、放射能が漏れだして二次災害になりかねません。政府には充分注意検討してやって頂きたいと思います。
投稿情報: のらくろ | 2012/09/04 03:07
全くその通りだと思います。本当に公務員はコストに対してはルーズですね。これでは増税に国民が賛成してくれないと思います。国・地方公務員の人数を半分くらいリストラした方がいいと思います。民間人の公務員への不信感と怒りは高まるばかりだと思います。
投稿情報: 溝口(静岡県) | 2012/09/04 08:19
岡田さん、こんばんは
先週の土曜日、
政府避難訓練が行われたのですね
子供が通っている学校でも、
昨日、避難訓練が行われました
様々な可能性を考えて、備えておくということは、
とても重要なことですね
防災服についても、
例えば省庁ごとに統一して、
必要な時にしっかりと対応できるようにしたり、
まとめて購入することによって
節約が出来たりするということは、
とてもいい考えだと思いました
そして防災について考える際に、
今の現状について、もう少し違う視点からも
意識することが出来たら、と思っています
今、住んでいるこの場所に対して
感謝する気持ちを
一人一人の皆さんの心の中に
芽生えさせてもらえたら・・・と
願っているところです
まずは一人一人の気持ちが重要ですし、
その思いは届くはずです
少しずつでも
皆さんに考えて頂けたら・・・と思います
岡田さん、今夜は星空が見えなくて
残念なのですが、
人にだけでなく、植物達・動物達にも、
全てに対して、
”今日も一日お疲れ様でした”と
静かに優しく包んでくれているような、
そんな気がしています
投稿情報: naomi | 2012/09/05 22:10
岡田さん、はじめまして。
官邸にすぐ集まれるように皆様がいらっしゃることはとても心強いです。
訓練も大切ですが、この緊張感や危機感を保ち続けることも大事です。ぜひ定期的に行っていただければと思います。
投稿情報: ぱぐ | 2012/09/06 00:07