日経新聞とは何回か意見交換をしていますが、現時点でまだ十分な対応がなされていないと私は考えています。
整理するとこの問題は2つ。1つは、民主党政権時代にレーダー照射があったのか、なかったのか。日経新聞は、それは「あった」と断言しています。
第2に、そのレーダー照射があったときに、野田総理や私にそのことを上げて判断を仰いだところ、「中国を刺激しないように」ということで、公表しなかったというものです。
「共済年金職域部分と退職給付に関する有識者会議」で議論していただいていた、公務員の年金の問題についての議論の結果が出ましたので、そのことについて、一言申し上げたいと思います。
人事院の調査では、官民格差、つまり退職一時金と年金の合計額(退職給付)が、公務員のほうが民間よりも400万円多いという結果が出ました。5年前の調査では、官民格差はほとんどなかったわけですが、今回400万円という大きな差が出ました。
有識者会議の結論は、これをどうするかというのが1つの論点で、そのことについては、これをなくすという結論になりました。ただし、1回でなくすのではなくて、段階を踏んでなくすという意見が多数だったわけです。
社会保障と税の一体改革について、各党間で協議をしていましたが、ようやくまとまりました。私は、非常にいい形でまとまったと思っています。
衆議院の採決に向けて、党内の手続きを今週前半、進めていかなければなりません。
各党とかなり根を詰めた協議になりましたが、実務者の皆さん、あるいは前原政調会長はじめ関係者の皆さんに非常に頑張っていただいて、いい合意ができたと思っています。
今日の閣議で、新規採用の抑制について正式に決まりました。
この問題は、賛否両論いろいろご意見をいただいていましたが、私としては、政権交代後の2年間、その前(平成21年度)と比べて、4割弱(23年度)、3割弱(24年度)と新規採用を減らしていたわけですが、それをさらに大幅に上回る削減ということでお願いしていたものです。
最終的には、56%抑制ということに決まりました。四捨五入すれば6割ということですが、まずまずの結果になったと思います。
ここ数日、大連立についての、私のことに関わらず、様々な報道がなされています。このことについて、きちんとご説明しておきたいと思います。
まず、報道はNHKから始まったわけですが、「私が自民党の有力議員に大連立を申し入れて、そして、その有力議員は断った」というものです。各紙もNHKが報道したということもあって、同様のことを伝えています。
このことについて、私は先般(17日)、沖縄に行ったときに記者会見で問われ、明確に答えています。つまり、まず、この報道が極めて異例であるということです。
国家公務員の新規採用の削減の問題が、メディアを賑わせています。
この問題は、私が担当大臣として、平成25年度の国家公務員の新規採用について、一昨年の政権交代の直後(23年度採用)に4割削減―実際には30数パーセント、4割弱ですけれども―そして、昨年に決めたのは、24年度の採用については3割弱。そういった形で、平成21年度比4割弱、3割弱と削減をしてまいりました。
今日は、非常に残念なことを申し上げなければなりません。4月15日号の『週刊ポスト』(小学館)の記事です。
この記事の中で、福島原発に水を注入した圧送車――ご記憶の方もいらっしゃるかもしれませんが、上から放水するための非常に長いアームの特殊な車両――その圧送車を持つ、私の地元にある建設会社が、その提供を東京電力に申し入れたにもかかわらず、実際の導入が遅れ、そのことに関して、私が関与しているという趣旨の記事が載りました。
記事の中では、政治的な駆け引きがあったとか、最も罪深いのが私であるとか、そういった記述がありますが、全く事実に反することです。
実は今日、「週刊朝日」が私と西松建設のことについて若干記事を書きました。記事の中身自体は極めてたわいもない、ほとんど私と西松建設のことについて具体的なことは何も書いてないもので、私も基本的に相手にはしていません。
ただ、その広告、新聞広告や電車の中吊り広告が、「小沢秘書逮捕の次は… 『岡田克也と西松建設が怪しい』」と、一応『 』は付いていますが、そういう中身になっていまして、これは誤解を与える全くとんでもない広告であると思います。
今日は民主党の代表選挙について、一言皆さんにご説明しておきたいと思います。
代表選挙の日程は、来週月曜日の党常任幹事会で正式に決まることになっていますが、9月に告示・実施されることは確実です。
この代表選挙について、私も様々なメディアから質問されますが、常に私は「ノーコメント」を貫いています。
国会は今日も、我々は柳沢厚生労働大臣の辞任を求め、そして、私の所属する予算委員会においても出席しないという方針で、現在議員会館で待機しているところです。
さて、今日朝、中日新聞、三重県はじめ東海地方では圧倒的なシェアを持つ新聞ですが、その1面トップで政治家の資金管理団体の経常経費について報道されました。
民主党最高顧問、政治改革推進本部長
最近のコメント