いよいよ総選挙が始まります。
非常に重要な選挙で、かつ民主党に対しては厳しい風が吹いていますが、それを乗り越えて、しっかりとこの国の政治を担う、そういう民主党であり続けたいと考えています。
この選挙で、いくつかのことを私は訴えていきたいと考えています。
まずは、社会保障と税の一体改革。私たちは3年3カ月前に、(政権交代後の)4年間、消費税を上げないというお約束をしました。にもかかわらず、なぜ消費税の引き上げを含むこの改革を実現したのか。それは、まさしく状況の大きな変化。すなわち、ヨーロッパの経済危機や東日本大震災、そういうなかにあって、改めていま私たちが置かれている日本の財政状況の厳しさを考えさせられたということです。
続きを読む "総選挙―厳しい風を乗り越えて、日本の政治を更に前に進めていく" »
昨日(26日)午後、ようやく衆議院本会議において、社会保障・税一体改革関連8法案が採決され、可決しました。
午前中には、衆議院社会保障・税一体改革特別委員会で締めくくり総括質疑を行って、まず委員会で8法案が可決されました。
委員会では、100時間を超える極めて長い審議でしたが、そこにすべて参加をさせていただいて、答弁をしてきました。
続きを読む "一体改革法案可決―歴史的合意、政治が前に進んでいる証" »
社会保障と税の一体改革について、各党間で協議をしていましたが、ようやくまとまりました。私は、非常にいい形でまとまったと思っています。
衆議院の採決に向けて、党内の手続きを今週前半、進めていかなければなりません。
各党とかなり根を詰めた協議になりましたが、実務者の皆さん、あるいは前原政調会長はじめ関係者の皆さんに非常に頑張っていただいて、いい合意ができたと思っています。
続きを読む "一体改革3党合意―大きな前進、社会保障棚上げ報道は誤り" »
週末(2日)は、中央大学に行って、学生さん相手に「明日の安心」対話集会を開催しました。
前回、東京大学の「五月祭」にもお邪魔したわけですが、これは学園祭ということもあって、学生以外の方が大半を占め、もちろん若い人もたくさんいらっしゃいましたが、あまり従来の対話集会とは変わらない感じでした。
今回は、ほとんどが学生さんで、もちろん外にも呼び掛けていただいたのですが、150人くらいの教室にぎっしり、立ち見も出るくらい、たくさんの学生さんに来ていただきました。
続きを読む "中央大学で講演―若い世代にもっとしっかりと働きかける" »
週末(27日)に、三重県に行ってきました。その後、滋賀県の大津市で「明日の安心」対話集会を開きました。
三重県では、津市の前葉市長からお声掛けいただいて、幼稚園・保育所の保護者の皆さんとの対話集会ということで行ってきました。
前葉市長によりますと、津市においても、待機児童が発生しかねない状況です。定員がいっぱいで、年の途中には足りなくなるという状況があります。他方で、幼稚園は、実際の定員に対して、半分しか実員がいない。つまり、子どもさんたちがいないということで、最近も3つぐらい、幼稚園が廃園になったということです。そのアンバランスを、子どもの立場から、何とか改善しなくてはいけないというのが、そもそもの市長の発想だと理解しました。
続きを読む "総合子ども園―幼稚園と保育所を一本化し待機児童をなくす" »
社会保障と税の一体改革の国会審議が、先週行われました。
衆議院本会議で3日間、すべて総理入りということで、内容的には予算委員会で議論したことと重なることがかなり多かったと思いますが、総理は非常に丁寧に答弁されて、できるだけしっかりと、お互い胸襟を開いて協議していきたいということを言われました。まさしくその通りだと思います。
本会議は一往復(質問者と答弁者の発言がそれぞれ1回ずつ)だけですが、特別委員会での審議となりますと、何度もやり取りがあって、それだけ議論は深まり、途中から台本なき意見のやり取りということになるわけです。早く特別委員会の審議を始めたいものだと思っています。
続きを読む "一体改革審議入り―しっかり議論し必要性をご理解いただく" »
社会保障・税一体改革に関連する法案の閣議決定が行われました。
報道されたように、党の中で長時間かけて議論を行い、そのことに基づいて党で決定をし、そして閣議決定に至ったものです。
決定された中心は、税に関する法案、つまり消費税について、2014年4月に8%に、そして2015年10月に10%に引き上げる。ただし、いろいろな経済状況やその他を総合的に判断して、そしてやむを得ない時には、それ(増税)を先送りすることができる、そういった内容を含むものです。
続きを読む "一体改革法案閣議決定―日本の将来と次の世代のために" »
先週末(3日)は、鳥取県の米子市に行き、「社会保障と税の一体改革」について、約200人の皆さんの前でお話ししました。その対話集会では、非常に有益な意見もたくさん出て、先般の長野に引き続いて、いい集会だったなと思います。
ただ、長野に比べると意見の数が少なく、よく言われますが、「長野県民の皆さんは議論好き」ということとの違いが出たのかなとも感じました。
米子の集会会場に行く前に、幼保一体型の「かいけ幼稚園・かいけすまいる保育園」を視察しました。土曜日ということもあって、子どもの数は少なかったのですが、各年代の子どもが集まって、元気に遊んでいました。
続きを読む "幼稚園・保育園視察―子どもの立場から、幼保一体化施設を" »
月曜日、火曜日(26、27日)と衆議院予算委員会があり、いま終わったところです。1日7時間ずっと座り続けているのは、なかなか厳しいものがあります。
今回、新しい野田政権になっての1対1の予算委員会でした。全体として無難に乗り越えたと思います。若干ハッとする場面もなかったわけではありませんが、各閣僚も冷静にしっかりと答弁をされていたと思います。
続きを読む "予算委員会-久々の質問、政権の基本姿勢と考え方を確認" »
ようやく、子どもに対する手当の制度について、自民党、公明党との3党による協議が整い、3党の幹事長・政調会長で合意書にサインしました。この件について、今日は少しお話ししたいと思います。
まず、一部のメディアが「児童手当に戻る。子ども手当は廃止する。それは、マニフェストで掲げながら、いわば白旗を揚げたようなものである」というような伝え方をしました。これは全くの間違いであると申し上げたいと思います。
続きを読む "子どもに対する手当-従来の児童手当とは異なる手厚い支援" »
「子ども手当」「児童手当」をめぐる、民主党、自民党、公明党3党間で、政調会長レベルでの協議が始まりました。
「子ども手当」については、私は、いまやさほど大きな違いはないと以前から申し上げてきました。もちろん、いままでの「児童手当」と、民主党が現在行っている「子ども手当」の間にはいくつかの違いがあります。
続きを読む "子ども手当の3党協議-考えの差は小さい、しっかり結論を" »
今日は、子ども手当法案をはじめ、歳出・歳入の見直しについてお話をしたいと思います。
これだけの大きな災害が起こり、国としても膨大なお金を必要としています。4月の第1次補正予算に続いて、第2次補正も組んでいかなければなりません。そのための財源をどうするかという問題です。
安易に国債の発行だけに頼るわけにはいきません。ということになれば、来年度予算について、歳出・歳入を全体的に見直す必要があります。
続きを読む "歳出・歳入の見直し-誤解を排除し、与野党で冷静に議論を" »
マニフェストと今回の震災に備えての補正予算との関係で、私の発言がいろいろと報じられています。正確ではない報道も多いので、少し説明しておきたいと思います。
私が申し上げていることは、これから来年度の補正予算を組んで、今回の震災から東北地方が回復していくための大型補正が必要になり、単に借金を増やして対策を組むだけでは十分ではなく、いまの予算のなかで、不要不急なものを探し出して、その財源を復旧・復興対策に充てていくことが必要ではないかというものです。
続きを読む "復旧・復興予算とマニフェスト-発言を正しく報じてほしい" »
クリントン米国務長官のお嬢さんのチェルシーさんが結婚されたことが報じられています。
実は、先般ベトナムでクリントン長官にお会いした際に、会議の冒頭にこういう会話をしました。
(自身も娘を持つ)私から、チェルシーさんのご結婚をお祝いするとともに、「お嬢さんが結婚するときの母親の気持ちはどうですか。父親としては、娘が結婚するのはどうも複雑、あるいは冷静でいられないかもしれない」と冗談半分で言いました。
続きを読む "チェルシーさんの結婚―母は現実に慣れ、父の気持ちは複雑" »
今日は衆議院本会議で、政府の教育関連3法案とそれに対する民主党の教育改革3法案の両案が提案されました。
本会議で代表質問を聞いていてまず思ったのは、自民党の馳浩議員が最初に質問をしたのですが、いまの安倍政権の教育論議に対するいろんな不満が自民党の中にもあるのだろうと思いますけれど、政府案に対してかなり厳しい辛口の質問を馳議員はしていました。
安倍総理はほとんどそれに対して正面から答えることはなかったわけですが、与党の議員の質問としては――普通は政府案をたたえるといいますか、基本的に批判はしないというのが普通ですが――今日の馳議員の質問はかなりポイントを突いた、ある意味ではかなり良い質問をされていたと思います。
続きを読む "教育再生――重要なのは技術論ではなく「生きる力」" »
今日は地元の小学校の視察に行きました。どういう小学校かと言いますと、笹川東小学校と笹川西小学校という、いずれも外国人、日系人の子弟がたくさん学んでいる学校です。
4割程度が外国人、そして来年度(4月)に入学する新1年生は5割を超える。つまり、日本人の子どもたちよりも日系人のお子さんたちのほうが多い。こういう現場を視察させていただきました。
続きを読む "小学校視察――日本と外国の子どもたちが一緒に学ぶ" »
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