マニフェストと今回の震災に備えての補正予算との関係で、私の発言がいろいろと報じられています。正確ではない報道も多いので、少し説明しておきたいと思います。
私が申し上げていることは、これから来年度の補正予算を組んで、今回の震災から東北地方が回復していくための大型補正が必要になり、単に借金を増やして対策を組むだけでは十分ではなく、いまの予算のなかで、不要不急なものを探し出して、その財源を復旧・復興対策に充てていくことが必要ではないかというものです。
マニフェストと今回の震災に備えての補正予算との関係で、私の発言がいろいろと報じられています。正確ではない報道も多いので、少し説明しておきたいと思います。
私が申し上げていることは、これから来年度の補正予算を組んで、今回の震災から東北地方が回復していくための大型補正が必要になり、単に借金を増やして対策を組むだけでは十分ではなく、いまの予算のなかで、不要不急なものを探し出して、その財源を復旧・復興対策に充てていくことが必要ではないかというものです。
先般福岡に行きました折に、非常に面白い体験をしました。私が行きましたのは福岡7区、自民党の選対委員長である古賀誠さんの選挙区です。我がほうは、野田くによしさんという前の八女市長さんが立候補してくれています。
野田さんは市長を4期やられて、まだ50才という若さですし、もともと市長になる前は古賀誠さんの秘書もやっておられたわけで、そういう意味で、全国的にもかなり注目される選挙区です。
いよいよ衆議院において、ガソリン税の暫定税率をもう一度復活する、つまり増税法案が衆議院において3分の2以上の与党の賛成多数で再議決されました。
この問題は、私が責任者をしていた2月の予算委員会以来、ずっと議論してきたことですが、一旦暫定税率が5年の期限で切れて、減税になったわけですが、また元に戻るということです。
様々なことを私は申し上げたいと思いますが、その中で1つだけ、福田総理に申し上げたいことがあります。
いよいよ、ガソリン税の暫定税率が廃止となる4月1日となりました。
今回の暫定税率の廃止は、政府が何を言っても、役人が何を言っても、国会で決めればいかに変えることができるかという1つのモデルを示したと思います。
そして、今回のこの様々な議論の中で、「道路特定財源の一般財源化」という福田総理の発言も確保したわけで、今回のこの一連の動きは、党の執行部はじめ関係者が皆で協力して勝ち得た成果だと思います。民主党も本当に地方の組織も含めて頑張った、そのことに対してまず感謝と敬意を申し上げたいと思います。
先週から、祝日もありましたので、福岡、北九州、そして大阪、愛知と、各候補内定者のところを回ってきました。それぞれ、本当に地域地域で頑張っているなと、改めて力強く思いました。
同時に、天候が春めいてきて、桜の花も間もなく満開になるのだろうと思います。
さて、これから来週の月曜日(31日)の月末に向けて、ガソリンの暫定税率の期限切れをめぐる攻防がなされます。
衆議院の予算委員会は先週、最終的には強行採決ということになり、来年度予算案が衆議院を通過しました。
私自身、予算委員会の責任者として、この1カ月間多くの精力をこの予算委員会の審議あるいは運営にかけて参りましたので、ややいまホッとしているところです。
予算委員会は朝の9時から夕方の5時までありますし、その前後は昼休みも含めて与野党間で日程の協議があります。
いま、予算委員会の真っ最中ですが、昼休みで中断しています。この予算委員会は2月から始まり、随分議論を重ねてきました。非常に良い議論、中身のある議論が続いたと思います。
とりわけ、道路の問題は様々な疑問が明らかになりました。
まず、中期計画です。これから59兆円を投じて、10年間で(道路整備を)やるということですが、そのことについての問題が具体的に指摘されました。
いま先ほど、予算委員会で1時間、この予算委員会では2回目の質疑をしてきました。テレビでは放映されていませんので、お聞きいただくチャンスはあまりなかったかと思いますが、少し説明したいと思います。
まず、第1に私が取り上げたのが、インドの核の問題です。これは昨年の予算委員会でも取り上げたのですが、アメリカとインドの核の平和利用に関する協力協定の問題を取り上げて、高村外務大臣と議論しました。
いま先ほど、4時から5時まで、予算委員会で私自身が質問をしてきました。野党議員のトップを切って、質問させていただいたわけです。
温暖化の問題と道路の問題を取り上げましたが、時間配分としては道路で、冬柴大臣の長い、質問とは直接関係のない答弁などもあって、道路に40分ほど取られてしまいました。全体で1時間でした。
先般来、国会はだいぶ混乱していましたが、昨日の与野党の合意で、一定の決着を見ました。
私も予算の筆頭理事として、補正予算の審議に月曜、火曜と出席していました。筆頭理事ですから、予算委員会をどういうふうに持って行くかというなかで、与党が検討していた「ブリッジ(つなぎ)法案」についても、だいぶ理事会で議論をしました。このブリッジ法案なるものは、到底認めがたい、とんでもない代物です。
この国会は様々な争点がありますが、租税特別措置法の改正、特にガソリンの暫定税率廃止の問題が1つの大きな争点になってきています。予算委員会でも恐らく相当議論されると思います。
もちろん、ガソリンの値段を下げるということもありますが、それは結果論であって、具体的な目標としては、道路特定財源をやめるということです。
もう1点は、今日閣議決定された道路特定財源についての問題です。
これは明らかに、安倍総理は公約違反をしています。安倍総理は所信表明演説の中で、「道路特定財源については、一般財源化を前提に見直しを行い、年内に具体案を取りまとめる」と国会で表明されました。
民主党最高顧問、政治改革推進本部長
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