通常国会がいよいよ始まりました。野田総理の施政方針演説は、非常に力強く、メリハリのきいたものだったと思います。
これから、社会保障と税一体改革をやり遂げていかなければなりません。そのためには、野党の皆さんの協力がなければ法律は成立しませんので、自民党や公明党、そして各党に粘り強く呼びかけていかなければいけないと思っております。
通常国会がいよいよ始まりました。野田総理の施政方針演説は、非常に力強く、メリハリのきいたものだったと思います。
これから、社会保障と税一体改革をやり遂げていかなければなりません。そのためには、野党の皆さんの協力がなければ法律は成立しませんので、自民党や公明党、そして各党に粘り強く呼びかけていかなければいけないと思っております。
閣僚就任後、まもなく1週間になりますが、日々、大変忙しく過ごしています。
私のオフィスは、行政刷新担当大臣として内閣府の中にもありますが、基本的には、野田総理や藤村官房長官と同じ総理官邸の5階にあり、大体そこにいます。
総理や官房長官との意思疎通は図りやすいのですが、官邸ということで、いろいろと不便もあります。
野田政権の内閣改造に伴い、このたび、副総理を拝命いたしました。
副総理といっても、法的に他の大臣と比べて権限があるわけではありません。ただ、総理が海外に行かれた場合など、総理の代わりを務める第1順位にあるということです。
あとは、総理との信頼関係に基づき、様々な問題についてアドバイスをしたり、一部を肩代わりしてやっていくことになります。
もうすでに報じられているとおり、民主党に設置された行政改革調査会の会長に就任しました。行政改革は民主党にとって極めて重要な課題です。また、「消費税増税を行う前に、まずやるべきことをしっかりやるべきだ」という強い声があります。
そのやるべきことの中には、国会議員の定数削減や国家公務員の給与の8%削減法案の成立などと並び、当然のことですが、行政改革をしっかりやるべきだというものです。そのことを、党として全力を挙げてしっかりやるということで、行政改革調査会の会長をお引き受けしました。
昨日(29日)の夜遅く、深夜12時に近くになり、社会保障と税の一体改革の中の税の部分についての党内合意ができました。連日、5~6時間、あるいは8~9時間と議論をしていくなかで、ようやくまとまりました。
2015年10月に消費税を10%にするということを、党として最後は拍手をもって正式に決めました。100人以上の民主党国会議員が参加して、特に反対意見が強く述べられましたが、野田総理もしっかり説明され、最終的には文章を直して合意がなされました。
私は予算委員会の与党筆頭理事ですが、予算委員会の理事懇談会で集中審議について議論しています。国会開会中から、TPPやその他の外交案件について、野田総理を呼んで集中審議をしようという約束をしていました。
いわば、TPPについて、政府としての意思決定がなされたうえで集中審議がなされるはずだったのが、結局、総理の決断に1日時間を置いたために、前回の集中審議が、政府によってTPP参加交渉に参加するかどうかはっきりしないまま行われたということで、それを補う形でもう1回集中審議をと野党の側から求められていました。
今日(5日)は朝から3時間半、衆議院予算委員会がありました。この時期に予算委員会というのは、「政治とカネ」の問題などの集中審議ということで行われたものです。
いろいろなことがテーマになりましたが、主たる狙いは、一川防衛大臣と山岡国家公安委員長の問題でした。問責決議が参議院で出されると言われていますが、その前哨戦としての衆議院における議論でした。
先週は衆議院の予算委員会、そしてTPP(環太平洋経済連携協定)をめぐる党内論議があり、かなりハードな1週間でした。
朝9時から夕方5時まで予算委員会に座っていましたが、そのかなりの部分がテレビ中継されていました。その前の8時くらいからは、予算委員会の与党理事懇談会や与野党の理事会、そして、5時に予算委員会が終わると、党内のTPPの総会や役員会が連日3、4時間続き、エコノミー症候群になりそうな日々でした。
第3次補正予算の審議がようやく終わりました。衆議院予算委員会、衆議院本会議での採決が終わり、これから参議院に舞台を移すことになります。予算委員会の民主党筆頭理事としての務めを一応無事に終えたと、ほっとしているところです。
もちろん、予算委員会では、これから特定のテーマに関する集中審議を野党の皆さんは要求していますし、そういったことをやっていく必要があるかもしれません。しかし、一番重要な予算については、これで、私どもの務めは終わりました。
参議院議長の西岡武夫先生がお亡くなりになられました。私は、これほど悪いとは思っておらず、突然の訃報に驚くばかりです。心よりご冥福をお祈りしたいと思います。
私は、幹事長時代に西岡議長をたびたび訪れることがありました。そもそも、新進党の幹事長を西岡先生が務めておられたときに、私は副幹事長としてお支えをした1人ですが、そういったご縁もありましたし、どうしても菅総理に対して批判的な言葉の多かった西岡議長は、参議院の執行部とも必ずしもコミュニケーションが十分とは言えない状況でしたので、私がときどきお邪魔をしては、ご意見を伺っていました。
いま、私が時間を取って対応している問題が2つあります。1つは、予算委員会です。予算委員会は、7日(月)の午後から始まることになりました。その日程調整を与野党で行っています。
非常に大きな大事な予算ですから、しっかりとした議論をしたいと思っていますが、他方で、あまり時間をかけるわけにはいきません。内容的には、与野党間でそう大きな違いがあるわけではないので、7日の午後に予算委員会をスタートさせて、8日、9日、10日あたりで予算を成立させたいと思っています。
沖縄返還交渉にあたって密約があり、この密約は、外務省で私が調査を命じた4つの問題ではなくて、交渉にあたって一定の負担を日本国政府が行うという別の密約もあるということに関して、訴訟が行われています。
元毎日新聞西山さんや、著名な文化人の皆さんが中心になって訴訟をされていますが、第1審で外務省及び財務省に対して、「文書があるはずだからそれを開示しろ」という判決が出ました。私が外務大臣のときです。
月曜日、火曜日(26、27日)と衆議院予算委員会があり、いま終わったところです。1日7時間ずっと座り続けているのは、なかなか厳しいものがあります。
今回、新しい野田政権になっての1対1の予算委員会でした。全体として無難に乗り越えたと思います。若干ハッとする場面もなかったわけではありませんが、各閣僚も冷静にしっかりと答弁をされていたと思います。
いま、民主党の中で、第3次補正予算の編成作業と並行して、その財源をどうするかという議論を全員参加で行っています。全員参加といっても、出席している議員はおおむね50~60人かと思いますが、その議論に、今日も私は出席して2回発言しました。
新聞でも一部報道されていますが、増税をすることそのものについて問題があるという発言があったので、それは違うだろうということを申し上げました。
組閣も無事終わり、野田内閣がスタートしました。しっかりと頑張ってもらいたいと改めて感じています。野田さんにむしろ私からお願いをして、予算の筆頭理事を引き受けさせていだたきました。
私は、野党時代に予算委員会の筆頭理事を務めた経験がありますが、与党にとっての予算委員会というのは野党から厳しく責められる場であり、同時に、政権としての考え方を野党の皆さんとのやり取りや与党議員を含めたやり取りの中で、国民に伝えていく大変貴重な場でもあります。
菅総理が、2法案(公債特例法案、再生可能エネルギー法案)が成立した場合に退陣されることを明確に述べられて、民主党代表選挙に向けた動きが、いよいよ本格化してきました。
今日(22日)の党役員会において、具体的な考え方や日程などについて方向性を決めたので、そのことについて、少しお話ししたいと思います。
最近、大連立の話がメディアで取り上げられています。この件について、これから代表選挙に出ようと準備をしている人たちの間にも、意見の違いがあるかのように報道されていますが、私は、実はあまり大きな差はないのではないかと思います。
つまり、大きな違いというのは、これからの政権運営について、野党、特に自民党や公明党となるべく協調しながら進めていくと考えるのか、あるいは、自民党や公明党とは基本的に一線を画してやっていくのか。
先ほど、自民党の石原幹事長、公明党の井上幹事長とともに、確認書にサインをしました。
この確認書の内容は、いまの予算についていろいろと見直すことを確認した上で、「特例公債法」について、自民党も公明党も速やかに賛成をして成立させることを確認したものです。この点について3点申し上げたいと思います。
ようやく、子どもに対する手当の制度について、自民党、公明党との3党による協議が整い、3党の幹事長・政調会長で合意書にサインしました。この件について、今日は少しお話ししたいと思います。
まず、一部のメディアが「児童手当に戻る。子ども手当は廃止する。それは、マニフェストで掲げながら、いわば白旗を揚げたようなものである」というような伝え方をしました。これは全くの間違いであると申し上げたいと思います。
民主党最高顧問、政治改革推進本部長
最近のコメント