今日は、この尖閣諸島沖の漁船衝突事案について、少し整理してお話をしたいと思います。
この議論は、先日の「日曜討論」(NHK)などでも申し上げたように、2つの観点からの批判があります。
1つは、漁船の船長を捕まえた際に、もっと上手くやるべきではなかったかということです。もう1つは、法に基づいて判断すべきところ、政治の介入があったのではないかということです。この2点について、申し上げたいと思います。
今日は、この尖閣諸島沖の漁船衝突事案について、少し整理してお話をしたいと思います。
この議論は、先日の「日曜討論」(NHK)などでも申し上げたように、2つの観点からの批判があります。
1つは、漁船の船長を捕まえた際に、もっと上手くやるべきではなかったかということです。もう1つは、法に基づいて判断すべきところ、政治の介入があったのではないかということです。この2点について、申し上げたいと思います。
日本の海上保安庁の巡視船と中国の漁船の接触事案について、一言申し上げたいと思います。同様のことは記者会見でも申し上げました。
まず、今回の事案については、なるべく冷静に、そして、法に基づいて対処しなければなりません。
中国漁船の船長は身柄を拘束されており、これから検察が判断してどうするかを決めることになります。したがって、これは法に基づいて粛々と手続きが進められていき、そこに政治的な判断などはありません。そのことは、中国側にも理解してもらいたいと思います。
皆さんは、こういった国の名前をご存じでしょうか?
グレナダ、セントルシア、セントビンセント、バルバドス、トリニダード・トバゴ、ベリーズ、ガイアナ。それぞれの国の外相と、30分ずつ程度外相会談を行いました。
これらの国は全体で「カリコム」と言いますが、イギリスの旧植民地だったカリブ海の国々で、日本にお呼びをして、「日・カリコム外相会議」を開催し、それに前後してバイ(1対1)の2国間会談を行いました。
先般、中国とモンゴルに駆け足で行ってきました。
中国では、前から約束していた上海万博の会場を少し見るとともに、主たる目的は日中のハイレベル経済対話でした。それぞれ何人かの閣僚が出席し、私と中国の王岐山(オウ・キザン)副総理が共同議長をやって、約4時間半ほど議論をしました。
まず、それに先だって楊潔篪(ヨウ・ケツチ)外交部長とは、昼食を挟んで2時間以上意見を交わすことが出来ました。
今日はタイのお話をしたいと思います。
タイは日本にとって非常に重要な国であり、ASEANの中でも、特に自動車産業を中心に日本の企業の進出が蓄積されています。タイは「東洋のデトロイト」を目指すと言っていた時期もあり、特に日本の自動車メーカーがたくさん工場を作っています。タイで働く日本のビジネスマンも非常に多いです。
今回、インドとタイへ出張をしてきました。その報告として、今日は、インドについて申し上げたいと思います。
インドでは、クリシュナ外相のほか、シン首相とも会って、大きく言って3つの問題について議論してきました。1つは経済の問題で、具体的には日本とインドのEPA(経済連携協定)交渉の問題です。第2に、原子力協定の問題。そして、第3に、国連安保理改革の話です。いずれも大変重要な話で、私もかなり力が入りました。
今日、8月20日の閣議において、外務省の人事が決定されました。事務次官以下、局長クラスの大半が代わるという、非常に大幅な人事になりました。
いままで1年間一緒にやってきていただいた薮中事務次官が退任され、そのあとに、外務審議官をやっておられた佐々江さんが後任の事務次官になられます。
そのほか、それぞれ局長クラスで、今回違うポストに就かれる方や外に出られる方、海外の大使館などから本省に戻って局長に就かれる方など、かなり大幅な人事になりました。
8月11日に、カザフスタン、ウズベキスタンの出張から戻ってきました。今回行った最大の用務は、中央アジアと日本の外相レベルでの定期協議です。
これは、6年前に川口順子外務大臣の下で設定されて、2年ごとに中央アジアと日本と交互に開催ということでしたが、東京で4年前に開かれた後、なかなか外務大臣の都合がつかなかったということで、4年間空いてしまいました。そこで今回、ウズベキスタンに私が行って、会合を再開しました。
パキスタンやアフガニスタン、あるいは、中国やインドといった、アジアの国々で災害が続いています。
特にパキスタンでは、多くの方が亡くなられており、非常に重大な状況にあります。日本に対しても、「ぜひヘリコプターを出してもらいたい」という要請が来ています。
今日は、G8・G20サミットに関して、周辺の話をしたいと思います。
G8サミットは、カナダ・トロント郊外の車で2時間半くらい離れたリゾート地(ムスコカ)で行われました。ゴルフ場と湖がある場所での会合です。G8外相会議に私が出席した際にも、宿泊施設のあるゴルフ場(カナダ・ガティノー)を使って会議が行われました。
オーストラリアのラッド首相が突然辞任されました。もうすでに、後任もジュリア・ギラード新首相に決まりましたが、私は、やや驚いてその一報を聞きました。
ラッド首相は、私が先般オーストラリアへ行った折にも、1時間くらい時間を割いて意見交換をする機会もありましたし、日本でも何度か意見交換をしたこともあります。
民主党最高顧問、政治改革推進本部長
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