先般(2月18日)、外務省に前原外務大臣を訪ねて、民主党沖縄協議会の座長として、提言書(「普天間飛行場の危険性除去および負担軽減に関する提言」)を手渡しました。
中身は、普天間基地の危険性や騒音の除去・軽減についてです。私自身も先月沖縄へ行き、普天間基地のある宜野湾市の安里市長にお会いしました。また、先日は、市長からわざわざ訪ねていただきました。
今日はマニフェストの検証について、少しお話したいと思います。
私の三重県伊勢市での発言(2月20日)が、新聞などでも報じられています。
マニフェストの検証作業はこれからスタートしますが、私はその責任者ですから、あまりいろいろなことを前もって言うべきではないと思いますが、個人的な考え方を伊勢市で述べさせていただきました。
先ほど、90分ほどの党常任幹事会での議論を経て、小沢元代表の処分(党員資格停止)が決定されました。
この問題は、検察審査会の起訴議決に基づく小沢元代表の強制起訴があったあと、3週間ほど費やしたわけですが、役員会、常任幹事会での議論を経て、今日、党としての決定に至りました。
内容としては、すでに役員会が発議した内容と同じです。つまり、裁判確定までの間、党員資格を停止し、そして、判決が出た場合に追加的な措置についても留保するというものです。
菅総理が退陣して、予算や予算関連法案を通すべきだという議論が一部にあります。私は、とんでもない議論だと考えます。
とにかく、この国は総理大臣を代えすぎる。その結果、どれだけの国民の利益、国益が損なわれているかをよく考える必要があります。
確かに、自民党の安倍さんや福田さんも、1年足らずで政権を投げ出されました。私は、そのことが日本の政治を相当弱くし、国力を損なったと考えます。
昨日(2月15日)の常任幹事会で、小沢元代表の問題が議論されました。
いままでは、私を中心に役員会の場で議論をしてきましたが、月曜日(14日)に、菅総理にもお入りいただいて役員会としての結論を出し、常任幹事会に役員会での結論を示して、ご議論をいただきました。
今回の政府レベルでの異動も踏まえて、幹事長のもとでの党レベルの人事についても様々検討し、大きな異動はしませんでしたが、このたび決定されました。
代表代行に仙谷由人議員、国会対策委員長に安住淳議員というのは、新聞などでご存じの方も多いと思いますが、それに加えて、幹事長代理であった枝野幸男議員が官房長官に就任したので、その後任に、厚生労働副大臣をやっておられた藤村修議員に来てもらいました。
いま、新しい閣僚が決まり、これから、党務関係も含めたそれ以外の人事を行っていかなければならない段階です。
私は、今回の人事は非常に良い人事だと思いますが、1つ残念だったのは、私の長年の友人であり、ともに民主党でやってきた鉢呂吉雄国対(国会対策)委員長が交代になったことです。
今年最後のビデオメッセージになります。今年1年間を振り返ってみて、皆さんはいかがだったでしょうか。
民主党にとっては、大変厳しい1年だったと思います。昨年、政権交代が実現し、鳩山内閣がスタートしました。しかし、今年になって、鳩山総理は辞任の決断をし、政権交代をした鳩山政権が1年経たずに壊れてしまいました。
そして、新しくスタートした菅政権は、スタートは順調でしたが、参議院選挙で敗れました。そういう中で、第2期の菅政権がスタートし、私は外務大臣から幹事長に代わって、ここ数カ月間、幹事長として党務を担当してきました。
先週の22日に、日本記者クラブで約1時間の講演・質疑を行いました。そのときに求められた演題が「民主党政権の課題と展望」でしたので、私として、この15カ月間で民主党政権が何をしてきたかを中心にお話をしました。
ただ、残念ながら、私が話した内容についてはほとんど報道されず、その後の質問で集中した、小沢元代表の国会招致の問題ばかりが報道されました。実際の1時間の講演・質疑の内容から見ると、報道の中身はそのうちの一部だけで、私としては大変残念な思いです。
日曜日(10月10日)の「日曜討論」(NHK)でも少し話題になりましたが、小沢元代表の問題について、少し話をしたいと思います。
この問題は大きく言って2つあります。1つは、国会での対応。つまり、政治倫理審査会(政倫審)に呼んでお話をしていただく。社民党は、そのことを主張しています。あるいは、証人喚問をしてお話をしていただく。社民党以外の野党は、そういった主張をしています。そういったことについて、どう考えていくかということです。
先週末(9月17日)に、民主党幹事長に就任しました。この間のいきさつについては、メディアを通じて皆さんもお聞きいただいていると思います。
私としては、外務大臣としてやり残した仕事もありますが、ここは天命と受け止めて、しっかりと党を立て直し、日本政治の本流を担う民主党をつくっていきたいと考えています。簡単なことではありませんが、全力を尽くして頑張りたいと思います。
先ほど、民主党の代表選挙が終了し、菅さんの勝利となりました。
選挙結果については、予想外の大差がついたと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、地方議員票は6対4。そして党員・サポーター票も票の総数から言うと6対4。
しかし、衆議院の小選挙区ごとに勝敗をつけていくため、比例票で言えば、菅さん6、小沢さん4だったのですが、そういった小選挙区の考え方を入れたことによって、予想外に差がつきました。
週末(9月3日、4日)久しぶりに地元に帰ってきました。代表選挙もたけなわですから、地元の皆さんとコミュニケーションをすることが必要だと考えて、何回かの集まりを持ちました。
代表選に関しては、三重県選出の国会議員が先般集まって、国会議員としては、菅さんで行こうと確認をしました。
三重県関連の国会議員は8名います。衆議院1区の中井洽議員、2区の中川正春議員、3区の私、4区の森本哲生議員、5区の藤田大助議員、そして、参議院の芝博一議員と高橋千秋議員、そして衆議院比例の金森正議員、この8名で確認しました。
いよいよ、民主党の代表選挙がスタートしました。菅さんと小沢さんの一騎打ちという構図です。
いろいろな議論がありますが、私は菅さんと全く同じ意見で、人事の話を少人数で集まって、あらかじめ条件のようにして決めるというようなことがもしあれば、それは密室談合になると思います。
民主党の両院議員総会が開かれまして、そこで菅総理が、参議院選挙中の自らの消費税に関わる発言、もちろん、消費税を上げると言ったわけではありませんが、それが、上げると報道されたり、あるいはそう受け止められたことが敗因につながったということをお話しになり、陳謝されました。
私は前から、この選挙の敗北の原因は、その消費税に関するものだけではなくて、いわば、民主党が政権を取って以来のこの10カ月間の業績評価であり、消費税の問題が唯一の原因であるというのは明らかに違うと申し上げています。
本日、外務大臣に再任されました。これからしっかりと、その責任を果たしていかなければならないと思っています。
いままでの8カ月間の外務大臣としての仕事、密約問題の解明や、その結果として、今後の文書の公開ルールを決めたこと、そして、アジア外交や日米同盟など、様々なことに全力で取り組んでまいりました。
鳩山総理が辞任されました。大変残念なことですが、次の総理を選ばざるを得ないということになり、私は、菅さんを支持することを明らかにいたしました。
テレビなどでもすでにご存じのように、その際に、私が申し上げたことは2つです。
民主党最高顧問、政治改革推進本部長
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